暫定版です。

2018シーズン開幕まで1週間を切ったNFL。ジェッツも大量カットにより規定の53名にロースターを絞りました。

今後も動きがあるかもしれませんが、とりあえずの暫定開幕ロースターを確認します。

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暫定版、ニューヨーク・ジェッツの2018年開幕ロースター

Quarterback (2)

Sam Darnold, Josh McCown

→先発にドラ1(全体3位)ルーキー”サム・ダーノルド”と、バックアップに昨シーズンの先発である大ベテラン”ジョシュ・マッカウン”という2名ながらも近年最強の布陣。

プレシーズン4戦目に登場したQB”ジョン・ウォルフォード”は才能の片りんを見せるもカットされました。

 

Running back (4)

Bilal Powell, Isaiah Crowell, Elijah McGuire, Trenton Cannon

→ジェッツ歴は長いものの、FAで入団するRBに何度も先発を奪われてきたRB”ビラル・パウエル”が満を持して先発RBに就任しました。いや~~~長かったw。

しかし、私は長年パウエルを応援してきたものの、興味はブラウンズからやってきた”アイゼア・クロウェル”に移っております。

それ以下の2名は近年ドラフト組。まぁ驚きの無いRB陣です。

 

Fullback (1)

Lawrence Thomas

→”ローレンス・トーマス”・・「君は誰?君の名は~!?」と言いたくなる選手ですが、2016年にドラフト外でジェッツに入団して3年も在籍してました。

190㎝129㎏という超巨漢を生かして、ジェッツに心臓を捧げよ!

 

Wide receiver (6)

Robby Anderson, Jermaine Kearse, Quincy Enunwa, Terrelle Pryor, Charone Peake, Andre Roberts

→昨シーズンにブレイクし、2度の暴力事件を乗り越えたWR”ロビー・アンダーソン”を筆頭とする布陣。

昨シーズンは全休したWR”クインシー・エヌンワ”や、ブラウンズでブレイクした元QB”テレル・プライア―”、そしてシーホークスでSB制覇に貢献したミラクルWR”ジャーメイン・カース”と充実のラインナップです。

加えて”アンドレ・ロバーツ”は、昨シーズンはファルコンズにいたNFL9年目のベテラン選手。小柄ながらプレシーズンでは存在感を見せてロースターに残りました。

ちなみに期待のイケメンWR”チャド・ハンセン”はカットされました。

 

Tight end (4)

Eric Tomlinson, Chris Herndon, Jordan Leggett, Neal Sterling

→近年、ドラフトで獲得を続けながらも、誰もブレイクしない存在感の無いポジション。

TEに全くパスしないシーズンもありましたが、強いチームはTEが強いので、ジェッツもそろそろTEにタレントが欲しいです。

 

Offensive line (9)

Spencer Long, Brian Winters, James Carpenter, Kelvin Beachum, Brandon Shell, Jonotthan Harrison, Dakota Dozier, Ben Braden, Brent Qvale

→新C”スペンサー・ロング”を筆頭に、近年は入れ替わりが多くて私もよく把握できていないポジション。(昔は多くが一定の選手でずっと固定されていた、入れ替わると覚えるのが苦手)

とにかくダーノルドを守れとしか言いようがありません。

 

Defensive line (6)

Steve McLendon, Leonard Williams, Nathan Shepherd, Mike Pennel, Henry Anderson, Folorunso Fatukasi

→NT”スティーブン・マクレンドン”を筆頭に、元ドラ1DE”レナード・ウィリアムス”に加えて、今年ドラ3の”ネイサン・シェパード”が暫定の先発。

とにかくウィリアムスのパスラッシュに期待です。

 

Outside linebacker (3)

Jordan Jenkins, Josh Martin, Brandon Copeland

→なんと”ロレンゾ・モールディン”をカットし、成長目覚ましい”ジョーダン・ジェンキンス”を筆頭とした布陣。

しかしながらタレント不足は否めず。もっとサックを量産できるタレントが欲しい所です。

 

Inside linebacker (3)

Darron Lee, Avery Williamson, Neville Hewitt

→”デマリオ・デービス”を失ったものの、プレシーズンで活躍し成長を見せた元ドラ1”ダロン・リー”が頼りです。

あとチーフスから来た”ケビン・ピエール=ルイス”が1試合出場停止処分を受けております。

 

Cornerback (7)

Trumaine Johnson, Morris Claiborne, Buster Skrine, Darryl Roberts, Parry Nickerson, Juston Burris, Derrick Jones

→元ラムズの”トラメイン・ジョンソン”を獲得し補強。他は前シーズンとほぼ同じ顔ぶれと言った感じでしょうか。

野生のD#を見せる”バスター・スクライン”に期待です。クレイボーンはケガするなよ。

 

Safety (5)

Jamal Adams, Marcus Maye, J.J. Wilcox, Doug Middleton, Terence Brooks

→2017年のドラ1コンビが当然先発。そこにスティーラーズから来た”J.J・ウィルコックス”が続く布陣。

とにかくドラ1コンビの連携が命です。

 

Specialist (3)

Jason Myers (K), Lachlan Edwards (P), Thomas Hennessy (long snapper)

→正キッカーはプレシーズン終盤に獲得した”ジェイソン・マイヤーズ”がプレシーズン4戦目に存在感を見せてキッカー争いに勝利しました。

その他は昨シーズンと同じです。

 

PUP

Rontez Miles

→Sの”ロンテ・マイルズ”が3~4か月の負傷を負いPUP入り。バックアップが薄くなる意外に問題は無いでしょう。

 

Suspended

ArDarius Stewart, Rashard Robinson, Kevin Pierre-Louis

薬物所持や事件でNFLから開幕戦出場停止処分を受けている連中。

ILB”ケビン・ピエール=ルイス”の出場停止が1試合で済んだのが救いです。CB”ラシャード・ロビンソン”は薬物で開幕4試合出場停止。

まぁみんな、試合を左右するレベルで無くて良かったです。

総評

ジェッツがドラ1でQBを獲る事は珍しく、スーパーボウルを制覇した”ジョー・ネイマス”、”ケビン・オブライエン”、”チャド・ペニントン”、そして2009年の”マーク・サンチェス”ドラ1QBを獲得すればプレーオフに行くという縁起のいい歴史があります。

そして、満を持して獲得したQB”サム・ダーノルド”がプレシーズンで見事に期待に応えて開幕戦先発をゲットしました。

 

今シーズンは大いに期待していいでしょう。とうとう怨敵ペイトリオッツからAFC東首位を奪還する時が来たのです!

トム・ブレイディに引導を渡して、ジェッツ王朝の幕開けだ!!
(とか言っていると、いつもどうりボコられるんだろうなぁ)