もう十分、儲けたでしょ

サラリーキャップ制度により、どんな金持ち球団でも全選手の契約に使える資金の総額に上限があるNFL。

絶対に必要な選手には大金を割き、ある程度の選手達は契約額を抑えねばなりません。

そして、チームに必要だと大型契約を結んだもの成績が振るわず、限られたキャップを喰うだけの選手は戦力増強の邪魔となります。

そんな選手たちを紹介しましょう。

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カットされそうな大物たち

1:QBトニー・ロモ [Tony Romo](カウボーイズ)

トニーロモ

ご存知、カウボーイズの顔であるQB”トニー・ロモ”

近年はケガが多く、昨シーズンにおいてはプレシーズンで背中を負傷し、速攻でシーズンエンド。

しかし、代役のルーキーQB”ダク・プレスコット”が開幕戦は敗れるものの、その後は破竹の11連勝でカウボーイズをプレーオフに導きました。

 

来シーズンから当然プレスコット中心のチームになるわけで、バックアップQBとして置いておくには高すぎるロモは当然、カットの対象となります。

ロモをカットすることで5.1Mのキャップスペースを空けることができます。

さらばロモチン。(TωT)

 

2:CBダレル・リーヴィス [Darrelle Revis](ジェッツ)

ダレル・リーヴィスかつては相手のエースレシーバーを無力化にするリーグNo1のシャットダウンコーナーとして、名を上げたリーヴィス。

守備範囲も広く「島1つ分をカバーする」という大げさすぎる例えで「リーヴィス・アイランド」という愛称も生まれました。

しかし、そんなリーヴィスも歳。ジェッツに復帰してから若手のWR相手だと純粋なスピードに負けるようになり、昔は無かったようなミスをするようになりました。

 

Sへコンバートする案も出ており、JETSにいても減給は免れませんが、リーヴィスをカットすることで、7.3Mものキャップスペースが生まれます。

かつてのリーヴィスの活躍を知っているものからしたらツライですが、リーヴィスと2度目のサヨナラは仕方ないでしょう。

3:RBジャマール・チャールズ [Jamaal Charles](チーフス)

ジャマール・チャールズ

チーフスのRBといえばこの人なんですが、とにかくケガが多いし、チャールズがいなくてもチーフスはプレーオフに行けます。

カットすれば6.1Mもキャップスペースが空くので、これはカットに待ったなしでしょう。

 

4:QBタイロッド・テイラー [Tyrod Taylor](ビルズ)

タイロッド・テイラー

昨シーズン、6年92Mというバカ契約をテイラーごときになぜ結んだのか、ビルズ。

たしかにRB”ルショーン・マッコイ”とコンビを組んだラン攻撃は破壊力がありましたが、肝心のパスが下手。

契約上、このままロースターにいれて3月11日になると、契約のオプションにより彼に30M以上のサラリー支払いが確定します。どう考えても、そんなレベルのQBじゃないでしょ。

その前に切れば、キャップスペースが2.4M空きます。
(どんな契約やねん)

5:WRブランドン・マーシャル [Brandon Marshall](ジェッツ)

ブランドン・マーシャル実力はあるのだが、SB制覇どころか未だにプレーオフに出た事がないマーシャル。

「ジェッツに居ては日の目を見る事無くキャリアが終了。ジェッツがマーシャルをカットすれば、マーシャルはヨソのチームで扉を開くだろう」とのこと。
(なんだと!コラ!)

彼をカットすると7.5Mもカットできます。でもマーシャルがいないと、デッカーも役立たずになるしなぁ・・・

 

6:OLジェイソン・ピータース [Jason Peters](イーグルス)

イーグルスのベテランLTも36歳。減給を受け入られなければ、カットもやむ得ません。

彼をカットすると、7.9Mものキャップスペースを確保できるならば、イーグルスファンもカットには納得か。

 

7:OLジェイソン・ケルシー [Jason Kelce](イーグルス)

またもイーグルスのOLが球団のお荷物に。よく知りませんが、彼より2016年のドラ3のルーキーの方が役に立つとのこと。

彼をカットすると3.8Mものスペースができます。

イーグルスOLの再構築は必至か!?

 

8:DEコナー・バーウィン[Connor Barwin](イーグルス)

またまたイーグルス。不良債権が多いというより、QB”カーソン・ウェンツ”を生かす布陣にするには、キャップスペースがまだまだ必要のようで、サラリーに見合った活躍をしていない彼もカット候補。

カットすると7.75Mのキャップスペースを確保できます。

イーグルスはこれまでの3人のカットで計20Mもスペースを空けることができますね。

 

9:OLダグ・フリー[Doug Free](カウボーイズ)

カウボーイズの超ベテランOLともお別れの時期か。カットすれば5Mのキャップスペースを確保。

ロモとワンセットでどこか買いませんか?

 

10:DBラーダリウス・ウェッブ[Lardarius Webb](レイブンズ)

レイブンズのベテランDBであるウェッブも、昨シーズンはCBからFSにスイッチするも待ったなしのカット対象です。

ケガと年齢からして、そろそろ若手と置き換えた方がよいという見解。

カットすると、5.5Mのキャップスペースが確保できます。

 

総評

テイラーを除いて名だたるベテラン達にキャリアの最後通告ともいえるカットが迫っています。

まぁ、みなさん十分にお稼ぎになったと思うので、そろそろセカンドキャリアを考えては。

この中でスーパーボウル制覇を経験してるのは、ウェッブとリーヴィスの二人ですね。リーヴィスに関しては、パッツ在籍したわずか1年間でSBリングをゲットしてます。

本人もお世話になったJETSでの制覇を目指していましたが、お金と年齢の問題には逆らえそうにありません。

 

マーシャルに関しては、減給に応じてぜひ残って欲しいですね。そしてJETSから初のプレーオフ出場をやってほしいものです。