ダーノルド死亡遊戯

Week09は同地区ドルフィンズとの2回目の対戦ですが、WR不足敗北した前試合と違い、エヌンワとアンダーソンが復活し、ようやくWR陣のコマがそろいました。

こうなれば、こっちのも。ダーノルドのロングパスが炸裂だ!・・・・

アレ?どうしてこうなった?
(゚ω゚;)

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

0

3

0

3

6

ドルフィンズ

0

6

0

7

13

オフェンス

もはや気力が無いので手短に。

QB#14”サム・ダーノルド”のスタッツは、パス21/39回229yd獲得、0TD、4INTでQBレーティング14.2。とくに最悪なのが、試合を決定づけた被PICK6です。

4INT以外にもINT未遂が2回ぐらいあり、ドルフィンズD#にハメられた感があります。

 

とはいえ、WR”クインシー・エヌンワ”とWR”ロビー・アンダーソン”が復帰したにも関わらず、この成績は無いでしょう。(カースの落球はアカンが)

ロングの精度が悪く、以前のように相手D#の頭を超えてレシーバーへ的確なロングを投げる事が出来なくなっています。

酷いスナップをしたC”スペンサー・ロング”や非4サックのOLだとしても、ランが計80ydと ほどほど出てたにも関わらず0TD。何といってもドルフィンズに勝利を与えたPICK6は最悪でした。

 

個人的に「後半から、ちょっとマッカウン出してもいいんじゃね?」と思いましたが、あくまでダーノルド一本。

ジェッツD#が頑張り、ドルフィンズD#がフェイスマスクを連発して明らかにジェッツに流れが来ているシーンでも波に乗れません。

 

しかしながら、週を追うごとにダーノルドの状況がどんどん悪くなる背景にはOCのコールの悪さもあるでしょう。フィルムスタディで簡単に読まれている感があります。

ディフェンス

またも頑張ったのはD#。というか、QB”ブロック・オズワイラー”もダーノルドに勝るとも劣らぬパフォーマンスの悪さで、オズワイラーのスタッツはパス15/24回139yd獲得、0TD、0INTです。

パスラッシュが4サックを記録し久々に機能し、恐れていたランもわずか64ydに抑えて、D#の責任での失点は3点のみです。

残りの10失点は、ダーノルドの被INTからのFGと被PICK6なのです。

 

毎回、D#はよくやってるだけにO#が試合をぶち壊す現状に、D#陣はストレスが溜まるでしょう。しかし、これがアメリカンフットボールです。

スペシャルチーム

K02”ジェイソン・マイヤーズ”は50ydのFGを外すものの、試合終盤のムチャ振りにも見える56ydFGを見事に決めました。

彼のような素晴らしいキッカーを拾えたにも関わず、勝てないのは非常に残念。

総評

トータル獲得ヤード、ジェッツ282ydに対してドルフィンズが168yd。

サック数も反則回数も両者同じ。では、なぜ負けたのかというと、やはり4INTです。

 

ブラウンズがWeek08終了時点でHC”ヒュー・ジャクソン”とOC”トッド・ヘイリー”を解雇しましたが、ジェッツもオフにHC”トッド・ボウルズ”が解雇されないどころかGMと共に契約延長になったことが不思議で、現状からしてオフに解雇しておくべきだったと思います。

そして、ブラウンズみたく今、解雇するのも英断だと思います。

ジェッツが勝利した試合は、試合終盤には大差があり第4Qには勝利したも同然の状況のみで、最後まで分からない接戦になるとまず勝てません。
接戦時のボウルズから勝利の匂いはせず、あるのは死臭のみです。

 

この試合に勝利していればプレーオフへの望みはありましたが、敗戦により地区2位のドルフィンズにスィープされ2勝差が開き、首位ペイトリオッツとは4勝も開きました。ワイルドカードすら厳しくなり、もはやシーズン終了に肩までどっぷりつかっております。

 

盛り上がるロサンゼルスとは対照的にジェッツ、ジャイアンツとともにニューヨークはお先真っ暗。

ああ、開幕戦に戻りたい・・・