Week05はマンデーナイトにて、2008シーズン開幕直前にJETSに電撃移籍し、そしてシーズン終了後に退団をし引退した”ブレット・ファーブ”率いるバイキングスと対戦です。

「もう右腕が限界なのは分かっている」「JETSを尊敬してるから、もう復帰しない」とコメントしつつも2009シーズンにバイキングスに復活した時はウレしい反面、「ならJETSでもう一年やればいいじゃねぇか!」という怒りもございました。そしてそのシーズンはチャンピオンシップまで行っちゃうんだから、いったい退団時の限界コメントは「なんやねん」ってなりますよ。

2009シーズンのSBはJETSvsバイキングスを望んでいたのですが、両チームとも一歩手前のチャンピオンシップで負けたので、ファーブとの対決はかなわず。2010シーズン開幕前は毎年恒例のファーブの進退騒動により、対戦の実現が危ぶまれましたが、ファーブは見事に復帰し、とうとうこの日が来ました。

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▼インジャリーリスト


 
Minnesota Vikings
 at 
New York Jets
 
Name Position Injury Practice Status Game Status
MIN
Chris Cook CB Knee Did Not Participate In Practice Out
John Sullivan C Calf Limited Participation in Practice Questionable
Bryant McKinnie T Finger Full Participation in Practice Probable
Brett Favre QB right Elbow Limited Participation in Practice Probable
Visanthe Shiancoe TE Hamstring Limited Participation in Practice Probable
NYJ
Jamaal Westerman LB Ankle Limited Participation in Practice Questionable
John Conner RB Neck Full Participation in Practice Probable
Shaun Ellis DE Knee Full Participation in Practice Probable
Wayne Hunter T Shin Full Participation in Practice Probable
Nick Mangold C Shoulder Full Participation in Practice Probable
Brandon Moore G Hamstring Full Participation in Practice Probable
Calvin Pace LB Foot Full Participation in Practice Probable
Darrelle Revis CB Hamstring Full Participation in Practice Probable
Jason Taylor LB Elbow Full Participation in Practice Probable

⇒CB”ダレル・リーヴィス”、LB”カルビン・ペイス”に出場確率80%の「Probable」。他の主力も出場可能状態で、ここにWR”サントニオ・ホームズ”が加わり、とうとう100%全開の真JETSがニュー・メドウランズ・スタジアムに降臨です。

▼ライバル対決再び、リーヴィスvsモス
ツィッターでもWeek05に出場する事を宣言したCB”ダレル・リーヴィス”、その相手はこれまでライバルのペイトリオッツに所属し、Week04終了後にヴァイキングスに電撃移籍したWR”ランディ・モス”です。
Week02の対決ではリーヴィスは左足の負傷をおして出場し、モスにTDパスを許した後にロッカールームに下がりました。
そしてモスはジャージの色を変えて、再びリーヴィスの前に立ちはだかる。NFCに移ったので、この二人が対決する事は今後無いかもしれません。ここで最終決着をつけるのか!?

▼ファーブ出場停止を要求する声
前に伝えたファーブのセクハラ事件に関して、すぽーつあめり缶さんからの引用ですが、ビーバー・カウンティ・タイムズの”マーク・マッデン”がファーブを罰するべきだと主張しているようです。なんせ動かぬ証拠が出てきた以上、ロスリスバーガーのように出場停止にすべきとの声ですが、こんな恥ずべき事件で継続中の連続出場の大記録を止めるなんて事をグッデルは出来るのか?
Week05は出場予定ですが、今後はどうなるか分かりません。

▼どうなるバイキングス戦
とにかく脅威なのは先日爆発したピーターソン。あのスピードにあの強靭な足腰は反則ものです。リーグ3位のランディフェンスですが、これがピーターソン相手にも機能してくれないと、まず勝てないでしょう。しかしピーターソンのランを止めれるなら勝ったも同然。ファーブのパスの回数を増やして自滅に追い込めます。

ファーブの不調は”シドニー・ライス”というワイドオープンになれるメインターゲットを失って、JETS時代のファーブに戻ったように見えます。バイキングスvsドルフィンズ戦でファーブは好調にミドルパスを通して前進しましたが、結局エンドゾーン手前で2回もINTされました。
これはGAORA解説の村田さんが昔言った名言「ファーブはファーブしか通せないようなパスを投げ続けると自滅する」に当てはまったケースだと思います。。つまりムチャ投げが通ると、調子にのってムチャ投げしすぎちゃうワケで、その結末はINT献上です。これが時々INTを量産するINT病の原因でしょう。
ライスの代わりにモスを入れたとしても、こんな短時間で連携を固めるのは不可能。しかもモスの天敵のリーヴィスが張り付きゃモスはいないも同然。さらに多投させることは、齢41歳の体力を削るにも効果的です。

JETSオフェンスに関しては、「ウィリアムスの壁」は気になりますが、これまたリーグ3位のランオフェンスでDE”ジャレッド・アレン”にパスラッシュをかける的を絞らせず、サンチェスを自由にさせてスキをみて優秀レシーバー陣に投げこめば安定して得点はかせげると思います。今回はスーパーボウルMVP”サントニオ・ホームズ”も加わるので、得点力UPに期待できます。

今週の勝利への金言
ピーターソン止めりゃOK!
以上