キッカーとプレッシャー
ワイルドカードの最終戦は、王者イーグルスvs最強D#のベアーズという好カード。
相変わらず下馬評では不利なイーグルスですが、なんせQBが史上最強のバックアップ”ニック・フォールズ”だから勝負は分かりません。
イーグルスは、またもアンダードッグ魂を見せるのか!?
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スコア&ダイジェスト
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
イーグルス | 3 | 0 | 7 | 6 | 16 |
ベアーズ | 0 | 6 | 0 | 9 | 15 |
総評
やはりベアーズの守備は硬く、イーグルスQB”ニック・フォールズ”がエンドゾーンでINTされる失態を犯すなど大苦戦を強いられます。
しかし、イーグルスD#も負けておらず、秀逸なカバーでベアーズO#を封じてロースコアの展開で前半は終了。
後半にやっとフォールズがWR”ゴールデン・テイト”にTDパスをヒットさせ膠着状態を崩します。
ベアーズもQB”ミッチ・トゥルビスキー”がTDパスをヒットさせ逆転するも、ここで2ポイントコンバージョンを狙って失敗。ここで得られなかった1点が、勝敗に影響しました。
試合残り1分切ったところでイーグルスがTDを決めて16-15でイーグルスが1点リード。
しかし、ベアーズは瀕死の状況から意地のドライブを見せ、残り10秒で敵陣25ydに到達!
もはやFG余裕の射程距離内で、イーグルス絶対絶命!!
ベアーズK”コーディ―・パーキー”がまずFGを決めるも、これはお約束の集中切りタイムアウトで無効。
満を持しての2本目のFG!ああ、もうダメだ。さようならイーグルス・・
(;´Д`)ノ
The NFL officially changes Cody Parkey’s missed field goal to a blocked kick by Treyvon Hester
(via @Eagles)pic.twitter.com/IdMCp65W5B
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2019年1月7日
なんと!逆転サヨナラFGだったはずが、バーに弾かれノーグッド!!
これは、かつてのAFCチャンピオンシップのレイブンズvsペイトリオッツのラスト、K”ビリー・カンディフ”の酷すぎるFGミスよりは惜しいが、衝撃的な結末。
なぜ外した!ベテランならばタイムアウトされるの分かっていて、1本目は試し蹴りするだろうに。
もしや、またも「#40歳のハムストリング」 なのか!しかし、パーキーは現時点で26歳なので関係なし!
ショックすぎるミス!記録はFGブロックとなっていますが、これはシカゴのマフィアからパーキーを守るためにNFLが擁護したのかもしれません。
なにわともあれ、持っている男”ニック・フォールズ”のイーグルスが、スーパーボウル連覇へ向けて1歩前進です!
イーグルスQB”ニック・フォールズ”のスタッツは、パス25/40回266yd獲得、2TD、2INT。
ベアーズD#の前にランO#はほぼ機能せず、パスラッシュもパスカバーも厳しい状態で良く勝てました。
WR”アルション・ジェフリー”とWR”ゴールデン・テイト”しか取れない場所にピンポイントで投げるパス精度のたまものでしょう。
イーグルスD#が予想外に良かったのも勝因です。
一方、敗れたベアーズのQB”ミッチ・トゥルビスキー”のスタッツは、パス26/43回303yd、1TD、0INT。
RB”ジョーダン・ハワード”のランが10キャリー35ydで、もっとハワードのランをコールすれば違った展開だったのかなぁ、と思ってしまいます。
加えて、2ポイントコンバージョンせずに普通にエクストラポイントを入れておけば、最後のFGを外しても延長戦だったので、この選択も悔やまれます。
しかし、スポーツに「たられば」は無いので、結局は最後のたった1本のFGミスで運命が変わってしまいました。
キッカーって、チームの命運背負う時があるのに給料が低いよねぇ。
(´・ω・`)
どアホな2PTやった。普通に蹴れっての。ホームじゃねえか。勝てた試合だったのに。最後のFGはへスターのお手柄。てか彼を放出したグルーデンのお手柄。彼は他にもCHI、DALにも貢献してます。
レオさん>
なにかとNFCにはレイダースが影響を与えてますね。
レイダースはそれほど優秀な選手たちを抱えていたという事だあり、グルーデンの手腕にさっそく疑問があります。
それにしても、ベアーズ残念!
ベアーズの2ポイントコンバージョンですが、タッチダウン奪った時点で15ー10、ベアーズ5点リード
ここでキック1点だと、イーグルスにタッチダウン&キックで逆転されるので2ポイントコンバージョンは正しいですね
キッカー・パンターの給料が、他ポジションと比べて安いのはコンタクトがほぼ無いことや出場時間少ないこともありそうですね
好きなチームは特にないですさん>
経過だけみてると2点狙いで正解なのですが、結果で1点差に泣くのはなかなか辛い。この点数計算がアメフトの他のスポーツに無い面白さですね。
給料に関してはたしかに、他に比べて危険は少ないですね。逆に主軸かつ、常に狙われるQBが多いのも納得です。
https://ameblo.jp/yukirhythm5/entry-12431442857.html
僕のブログでも書きましたが、CHIがPATでFG蹴って6点差にしていたらウチもキックで1点差にしていたのだから展開としては同じなんですよね。(終盤にTD決めて1点、もしくは5点リードなら2点狙狙うのは定石でしょう)
それよりも、PHIの決勝ドライブでCHIにタイムアウトを使わせるためあえてランを2回使い、最後の2回で勝負に出たピーダーソンの勝負度胸が凄かったですね。
99%ランではTD出来ない状況で4回パスを投げるのと、2回ランでダウンを消費して最後の2回パスを投げるとでは全くプレッシャーが違いますからね。
ここ数週間ラストダンスと言い続けていますが、まだまだラストダンスは終わりません。(2019年はいなくとも2020年以降またフォールズが戻っている可能性はゼロではない)
YM5さん>
経過見てると2点狙いでOKなんですが、最後見ると「1点がなぁ~」となりますね。
そこはアメフトの妙。
しかし、フォールズは持ってますね。最初にイーグルスがフォールズを手放した時に「チップはアホじゃねーか」と思った自分が目が正しかった事を証明してくれて、嬉しいです。
残り1分で痛恨のミスですね(@_@;)ベアーズ推しの小生としては残念な結末でしたね。これでセインツの対戦相手は
イーグルスに決まりました。面白い試合になりそうですね
ふて猫さん>
正直、この2チームは残ってほしかったので、ワイルドカードで対戦するのはもったいなく、どちらにも肩入れできない試合でした。
セインツvsイーグルスは、昨シーズン、昨年のセインツの大チョンボがなければチャンピオンシップはこのカードだったので、楽しみです。
ここはイーグルス推しです。
2Q残り0分36秒で面白いというか、興味深いプレイがありましたね。Chicagoの攻撃、2nd Down&3、Philadelphia陣内35ヤード。ノーハドルからショットガンでQB#10Trubiskyは、右インサイドレシーバーでGo Straightの#17Millerにヒット。マンツーマンでついてたPhiladelphiaのCB#34LeBlancがボールを掻き出し、フィールド判定はインコンプリート。しかしオフィシャルリプレイが入り、プレイを見れば見るほど、3歩目でもボールが確保されていたので、本来ならパスはコンプリートでファンブルなんですね。今シーズンの目安はレシーバーの3歩目でのボール確保です。で、このファンブルのボールを押さえたのは、、、審判でした。誰もPhiladelphiaのDBはボールを押さえに行ってないんですね。押さえていたらターンオーバーですよ。中継のNBCの重鎮実況Al Michaelsも解説Chris CollinsworthもPhiladelphia守備陣を怒ってましたね。結局、審判がボールを押さえてしまっており、フィールド判定を尊重せざるおえないのでインコンプリートとなってChicagoの攻撃継続でFGになりました。まあゲームを通してPhiladelphiaのDB陣は本当に素晴らしい活躍だったんですがね。ボールの確保はいつ何時でも「やるべし」という教訓を見せつけられました。
一大率さん>
試合は全部見てるのですが、なんせ感想文書く時は多々忘れているので、このような情報は助かります。
そう、ボールデッドでないのに笛を鳴らしてしまったのは超誤審でしょう。
本来ならば、笛がなるまでボールを追いかけるように徹底しているハズなのに、笛が鳴ってしまったら仕方なしです。
いくらルール改正しても誤審は無くなりません。
2PTじゃなくてFGで良かったのに。なんであんなに頑張っちゃったんだろう。頑張り方違うしw
レオさん>
先のコメントでも意見がありますが、経過だけみてると2点狙いがセオリーなんですよね。
しかし、結果は1点差で負ける。なかなか複雑なスポーツです。
プレーオフになるとキッカーの重大さがよくわかりますよね。
ヒデフミさん>
結構、キッカー絡みでいろいろあったワイルドカードでした。
特に負傷すると、控えのキッカーを置いてるチームは普通ないので、致命的です。
とにかくハムストリングはいたわりましょう。
カンディフ、思い出しちゃいましたよ・・・。
今週のNFL weeklyは、ベアーズ選手の落胆の顔でエンディングになるでしょう。
カンディフの時はサッグスの顔でエンディングでした。
スパイガラスさん>
カンディフのFGは衝撃でしたね。あれで当時はまだ脆弱だったツィッターのサーバーがダウンしましたよ。
そう考えると、最近は全く落ちないツィッターも成長したものです。
最後のFGはポストに当たって真横の下方向に跳ね、バーに当たって前に戻ってきたもので、楕円形の面白さを味わいました。
去年は第1シードなのにアンダードッグと自ら名乗ったイーグルスですが、今回は名実共にアンダードッグです。行く手は厳しいですが、連覇して欲しいです。近年NE以外には連覇の可能性を感じないですもんね。
鹿島ファン(サポではない)さん>
1回弾かれた後、中に入ったと思ったら下に当たって外れるという、変なバウンドでした。
もし当たる角度が違ってたら入っていたかもしれませんね。
次の相手、セインツには正直勝てないと思いますが、真アンダードックの力を見せてくれる事に期待です。
最後のキックは叫んでしまいました。そんな気はしていたんだ・・・
ただ動画を見ると、やっぱりわずかにチップされていたようですね。
蹴ったパーキーも、チップの疑いすらまだなかった試合直後のインタビューで、
「蹴った瞬間は決まったと思ったんだけど(泣)」みたいなコメントをしていました。
シーズン中、30ヤード台を決めてSTCが大ガッツポーズをしたり、
どんなに短い距離でもファンから大きな拍手をもらったり、
とくに理由がなくてもPATは2ポイントコンバージョンだったりしましたが、
これを糧に意外と名キッカーになったりしないかな、と期待しています。
LOCAさん>
私はこの試合を録画して、何かで先に結果だけ知ってしまった事が、めっちゃ後悔してます。
1本のFGでこれまでチームが築き上げてきたものが全てパーになるというのは、想像を絶するプレッシャーでしょう。
ベアーズには、この悔しさを糧に来シーズンもプレーオフに出場してほしいものです。
度々すいません。2PTの件は、私の完全な勘違いでした。得点をよく見ておりませんでした。ご迷惑をおかけしました。もちろん、あの場合2PTが正しい選択です。すいません。