「呪い」はあります

とうとう唯一の未勝利チームとなってしまったリーグ最弱のジェッツ。相手は、今シーズン2度目の同地区の首位ビルズ。

しかし、ビルズは地区首位なれど、<オードリー春日の呪い>で4勝から2連敗と停滞中。ジェッツがこの直接対決に勝利できれば、まだ首位奪還の道が開けます。

勝のはここしかない!

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ビルズ

0

6

6

6

18

ジェッツ

3

7

0

0

10

オフェンス

QB”サム・ダーノルド”、OL”メカイ・ベクトン”が復帰!さらに、これまで負傷のため欠場していたドラ2WR”デンゼル・ミムズ”が初出場。

進まないRB”レベオン・ベル”は消えたし、O#のメンツは今シーズン最高!

 

それだけに、オープニングからオフェンスが進む進む!ファーストドライブで11プレーかけ、惜しくもFGになるも、勝利を期待させるパフォーマンスを見せる!

プレビューでも指摘したとおり、ビルズの弱点はランD#。ゴアのランが突き抜けリズムを掴み、OL”メカイ・ベクトン”復帰のおかげでダーノルドのパスも悪くない!2QにはルーキーRB”ラミカル・ペリン”が初TDを決める!

 

今週からO#のプレイコーラーがHC”アダム・ゲイズ”からOC”ダニエル・ローゲンズ”に変わった効果か!

こっ、これは勝てる!

と、前半は思ったが、後半はいつものO#死亡遊戯に突入。
(TωT)

 

ビルズは後半、D#を調整してダーノルドにガンガンプレッシャーをかける戦略に変更。

これが当たって、ジェッツOLはビルズD#のプレッシャーにやられてポケットが速攻で収束。ダーノルドがパスミスするか、投げあぐねた結果スクランブルに出てすぐに捕まるというワンパターンの繰り返しで全く進まなくなり、あれほど元気だったO#が後半は3凡を繰り返しパントばかり。

結果、ビルズD#はダーノルドへ25回のプレシャー、7サックを記録し、完全にジェッツO#を封じます。

ジェッツO#はもっと、スクリーンやスイングなどパスラッシュの目先を散らすようなコールがあっても良かったのに、無策。ここにチーム力の差を見ました

 

OTへつなげる願いを込めた最後のドライブも、INTされて試合終了のお・し・ま・いDEATH!

 

第1Qの4-1ydのギャンブル失敗に関しては、あの時のジェッツの勢いかつ、相手がビルズとなるとギャンブルの選択は間違っていなかったと思います。

ただ、1ydが取れなかったジェッツが単純に弱かった。振り返ると、このギャンブル失敗が勝敗を分けたターニングポイントだったとも言えます。

 

収穫はOL”メカイ・ベクトン”、WR”デンゼル・ミムズ”、RB”ラミカル・ペイン”等のドラフト組は今後の戦力になるという事です。

彼らの成長を見守るシーズンになりそうです。

ディフェンス

弱いったらなんのって。タックルミスが酷すぎる。

レシーブされたとしても、その場でタックル1発で倒してこそジェッツのD#だったのに、タックルミス連発でズルズルと進まれる。

かつ、一体何回QB”ジョシュ・アレン”に走られたら、対策を取るのでしょう。今宵も肝心なところを走られてラン11回61ydも献上です。

 

DB陣は”ステフォン・ディグス”をそこそこ抑えたと思ったら、WR”コール・ビーズリー”に11レシーブ112ydも取られる始末。

12回ターゲットで11回も取られるって、どんだけスカスカやねん。

 

しかし、この試合で苦しかったのはビルズO#の方でしょう。

弱いジェッツD#相手にどれだけ攻めてもTDを1本も取れず、得点はFG6本のみ。しかも、そのFGも2本を外しているのですから、非常にもどかしかったでしょう。

長いこと<オードリー春日の呪い>を見てきましたが、味方につけると強力であり、逆に敵に回すと恐ろしい効果だと改めて肌で感じました。

 

点が取れないジェッツだからこそビルズはFGの積み重ねで勝てたのです。これが普通の相手だったら、確実にビルズは敗れていました。

もう1度言います。相手がジェッツだから勝てたのです!
+  ( ・`Д・´)+キリッ

 

ジェッツD#の褒めるところは、OLB”タレル・バシャム”のファンブルフォースぐらいですかね・・・

スペシャルチーム

なんとK”サム・フィッケン”が欠場!PSにいた元CFLのキッカー”セルジオ・カステロ”をロースターに入れました。

29ydの簡単なFGを1本決めたのみという、成績でした。乙。

 

あとは、元ジェッツでプロボウルを獲得後にビルズに移籍したKR”アンドレ・ロバーツ”に58ydのリターンを喰らいました。

育てた選手を引き留めず、FAで簡単に手放すジェッツの悪いところを、そろそろ治してほしいものです。

総評

久々にリードして、久々に手に汗握る試合展開で楽しめたのですが、結局は敗北。ビルズは再三チャンスがありながらも<オードリー春日の呪い>の効果からか、1本もTDはありませんでした。

ジェッツは有利なそんな立場だったにも関わらず、追加点が取れずに勝てなかったのは根本的な力不足でしょう。

 

HC”アダム・ゲイズ”はプレーコールを放棄しても状況は変わらず。ゲイズが率いている以上、勝てる気はしません。最低1勝するためには、シーズン終了を待たずして解雇してしまった方が良いのではないでしょうか。

 

来週の対戦相手は、なんと王者チーフス。もはや公開処刑です。チーフスはセカンドチームでもジェッツに勝てるでしょう。

 

もはやタンク化した方が賢いですが、やはり1勝は欲しい。

しかし、チーフス相手にはどうあがいても無理。狙うべきは弱体化が進む怨敵ペイトリオッツなのです。

Week09が楽しみだなぁ~。

おまけ:死滅のジェッツ(とりあえず、流行にのっとけ編)