FA解禁日なんてあって無いようなもの
FA解禁は日本時間で3月18日ですが、ジェッツは解禁前に決まっちゃう合法タンパリングにより補強をガンガン進めています。
ここに新体制の気合が見られます。
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元タイタンズWR”コーリー・デービス”(Corey Davis)と契約
これといったエースレシーバーがいないジェッツにとってWRはニーズ!
ジェッツは元タイタンズで2017年ドラフト1巡(全体5位)のWR”コーリー・デービス”と契約しました。
契約内容は、3年37.5M(27M保証)です。
デービスは獲得されてから3年間はイマイチでしたが、2020シーズンにキャリアハイとなる65回レシーブ984yd獲得、5TDを記録。
ジェッツとしては、この調子を上げつつある状態に期待しています。
元ベンガルズDE”カール・ローソン”(Carl Lawson)と契約
ドラフトで散々獲得してきたにも関わらずパスラッシュが弱いジェッツにとっては強力なDEもニーズ!
元ベンガルズで2017年ドラフト4巡のDE”カール・ローソン”と契約しました。契約内容は3年45M(30M保証)です。
ローソンの昨シーズンのサック数はわずか5.5回ですが、QBにプレッシャーをかけた回数が評価されています。
昨シーズンのジェッツはブリッツを入れた回数がリーグ6位にも関わらず、相手に効果的なプレッシャーを与えておりません。ローソンにはジェッツの元ドラ1DE”クイネン・ウィリアムズ”と組んでパスラッシュを改善する使命があります。
しかし、ローソンはランD#に弱いというデータもあります。そこは優秀なLB陣にまかせましょう。
2021年シーズンのジェッツD#のキャッチコピーは「サックしまーす♪あなたのローソン♪」に決まりでしょう。(古っ&くだらね)
元ライオンズドラ1LB”ジャラッド・デービス”(Jarrad Davis)と契約
FAでLBが多く離脱するジェッツにとってはLBもニーズ!
またも2017年ドラフトから元1巡をゲットしました。
ライオンズの2017年ドラ1(全体21位)のLB”ジャラッド・デービス”と契約です。契約内容は1年5.5M、活躍によって7Mまであがる契約です。
良いLBが粒ぞろいのジェッツなのですが、ほとんどのLBが今年FAであり、補強が必要なのです。
かつ、1年目は負傷でほほ出場せず2年目はオプトアウトで欠場したLB”C.J・モズリー”が今シーズンこそ働く予定ですが、また何があるか分からないのでLBの層は厚くしておく必要があります。
元セインツCB/ST”ジャスティン・ハーディー”(Justin Hardee)と契約
CBこそジェッツの最大のニーズ!元セインツのCB”ジャスティン・ハーディー”と契約です。契約の詳細は不明。
ハーディーは2017年にドラフト外でテキサンズに獲得されましたが、同年にリリースされセインツと契約しました。
彼の特技は本職のCBでなく、STでリターナーを止める事。いわゆる「ガンナー」です。
リターナーを速攻で止めるためには、長距離を全力ダッシュしたうえに確実なタックルを要する、地味に大変な仕事です。
パントブロックを決めた事もあり、STからの得点にも期待します。
契約延長
2020年シーズンは最悪に近いシーズンでしたが、頭角を現した選手も少なくはありませんでした。
RB”ジョシュ・アダムス”(Josh Adams) と再契約
2020年シーズンに頭角を現したジョシュ・アダムスと再契約しました。契約の詳細は不明。
アダムスは2018年にドラフト外でイーグルに獲得され、2019年にジェッツのプラクティススクワッドに加入。
その後、カットと入団を繰り返しましたが、2020年シーズンにRB”フランク・ゴア”が負傷し、さらにドラフトで獲得したRBが役に立たない状況に彼が起用され、インパクトを残すランを見せて このたび契約延長です。
2021年シーズンは、彼の飛躍に期待しています。
WR”ヴィンセント・スミス”(Vyncint Smith)と再契約
WR”ヴィンセント・スミス”もFA解禁前に逃してはならぬと再契約。
スミスは2018年にドラフト外でテキサンズに入団。2019年にカットされ同年にジェッツと契約しました。
2020年シーズンのWR不足の時に起用され、イーグルス戦で19yd の1TDランを決めました。その後もインパクトのあるレシーブを見せて、チャンスをものにして再契約です。
彼には、かつてドラフト外からエースWRに上り詰めてパンサーズへ移籍してしまったWR”ロビー・アンダーソン”のような成長を期待しています。
当面、寄せ集めチームは仕方なしか。攻守の核となる選手は誰だろう? スーパースター不在のジェッツ。残れ、ダーノルド!