ブリーズ居なくなりゃQB受難

先週は天敵イーグルスに敗れたものの、3シリーズ連続でTDドライブを演出したQB”ザック・ウィルソン”に復調の傾向が見られる収穫がありました。

ウィルソンには実戦経験を積んで来シーズンに繋げて欲しいところです。

今週の相手は、プレーオフ常連ながらも現在5勝でQB受難にあえぐセインツ。ここは勝ちに行きましょう。

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事前情報

K”エディ・ピネイロ”(Eddy Pineiro)と契約

→K”マット・アメンドーラ”をカットして代わりにK”アレックス・ケスマン”と契約しましたが、このケスマン野郎がイーグルス戦でエクストラポイントを2本連続で外すありえないミスをやったので、もう一人キッカーと契約しました。

あらたに契約したK”エディ・ピネイロ”は2018年にレイダースがドラフト外から獲得。

その後、ベアーズ、コルツ、ワシントンのプラティクススクワッドを渡り歩き、9月にカットされて以降はFAでした。

そしてこの度、ジェッツと契約です。

 

ベアーズ時代はFG成功率82%と高い数値をあげていましたが、2020年に鼠径部を負傷して以降、調子を崩したようです。  

ラストチャンスだと思って、ジェッツで再起して欲しいところです。

ケスマンはカットせずロースターに残しており、現在ジェッツのロースターにはキッカーが二人いる状況です。

 

ちなみに、現在ペイトリオッツで鬼神のごとき活躍をしているK”ニック・フォーク”をジェッツが2016年にカットして以降、ジェッツはキッカーをこれだけ入れ替えました。

Chandler Catanzaro

Jason Myers

Kaare Vedvik

Sam Ficken

Sergio Castillo

Chase McLaughlin

Matt Ammendola

Alex Kessman

Eddy Pineiro

 

→この中で”ジェイソン・マイヤーズ”だけはプロボウルに選出されるほど活躍しますが、なぜかジェッツは長期契約せずシーホークスに引き抜かれました。

かつては良質のキッカーを輩出していたチームだけに、最近キッカーを舐めてる傾向があり、その天罰が今のキッカー受難につながったと、ファンの1人として思います。

インジャリーリスト

最新は以下のリンクを参照

https://www.nfl.com/injuries/

[2021/12/11 11:20の状況]

ジェッツ

先週活躍したRB”テビン・コールマン”が脳震とうでOUT。

CB”マイケル・カーターⅡ”(RBと同名さん)とWR”ジェフ・スミス”もOUTで厳しい状況。

加えてWR”コーリー・デービス”がIR入りです。

 

QB”マイク・ホワイト”とRB”マイケル・カーター”もIR入りが続きます。

最近、頼みの綱であるWR”イライジャ・ムーア”がクエスチョナブルで傷んでおります。

[2021/12/12 10:00 追記]

WRイライジャ・ムーア がIR入りしました。

セインツ

RT” Ryan Ramczyk”と2番手LBの二人がOUT。

それよりも、エースRB”アルビン・カマラ”復帰がやっかいです。

その代わり、先週出場していたRB”マーク・イングラム”がコロナリスト入りして欠場となりました。

どうなるセインツ戦

先週、指を痛めてパスがことごとくショートし、4INTを喫したQB”テイサム・ヒル”が今週も先発で登場するようです。

とはいえ、チームトップの101ydを走っているのは、さすがポジション「ジョーカー」(どんなポジションもできる意味)と言われただけはあります。

 

大型契約したとはいえ、そもそもの役割は伏兵。フルタイムの先発QBが別にいて、それと絡んでトリックプレーを仕掛けるのが本職であり、パス能力は先発QBクラスではありません。

良く言えば万能、悪く言えば器用貧乏です。

 

今回はRB”アルビン・カマラ”が復帰するだけに、セインツのオフェンスはランを中心にしかけ、要所でヒルが意表を突く策で攻めてくるでしょう。

ジェッツのD#がランに弱くなっている傾向も加味して、その展開は予想できます。

なんせジェッツのディフェンス力は現在リーグ30位。シーズン序盤の輝きはありません。S”マーカス・メイ”のアウトが大きく響いています。

 

セインツのオフェンスはスロースタートの傾向があり、逆にジェッツはどちらかというと前半で得点して後半は静まる傾向にあるので、勝つためには前半でどれだけ点差をつけれるがカギになるでしょう。

 

ディフェンスは頼りにならないので、この試合はなんといってもQB”ザック・ウィルソン”のパフォーマンスにかかっております、先週は負けはしたものの、3シリーズ連続でTDドライブを演出し、ペプシが決めるWeek13のルーキー・オブ・ザ・ウィークをに選ばれました。

たいした賞では無いですが、このような事でもルーキーにとっては大きな励みになると思います。

エースWR”コーリー・デービス”がIR入りし、WR”イライジャ・ムーア”がクエスチョナブルとWR陣の状態は良くなく、RB”マイケル・カーター”とRB”テビン・コールマン”が不在でRB陣もかなり戦力ダウンしておりますが、セインツ戦ではなんとか勝利して自信をつけて欲しいです。

今週の勝利への金言

「負けてもいい」と思えるドラフト制度って素敵。

以上