ビルズにとっては重要
NFL2021シーズン、1試合増加して新たに誕生したWeek18初めての試合になります。
状況はこの試合でビルズがジェッツに勝てば、ビルズのAFC東地区優勝が決定。
もしもジェッツが勝利しペイトリオッツがドルフィンズに勝利すれば、ペイトリオッツが逆転地区優勝となりますので、ビルズはここでジェッツを倒して確実に地区優勝を決めたいでしょう。
しかしながら、先週 王者バッカニアーズに善戦したジェッツのパフォーマンスが気になるところです。
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事前情報
DE”ビニー・カーリー”をカット
インジャリーリスト
最新は以下のリンクを参照
[2022/1/8 9:00現在の状況]
ジェッツ
なんと、ジェッツのキープレイヤーであるWR”ブラクストン・ベリオス”がダウントフルで出場は無いと思われます。
ドラ1DE“クイネン・ウィリアムス”とRB”テビン・コールマン”がアクティブとなりました。
ビルズ
WR”エマニュエル・サンダース”は未だ膝の負傷が癒えずに欠場です。
どうなるビルズ戦(2)
まずは前回のおさらい
前回は期待のQB”マイク・ホワイト”が機能せず、D#はS”マーカス・メイ”が抜けた直後でD#が大崩壊し、大差で敗北しました。
つまり、QB”ザック・ウィルソン”はビルズと初対決になります。
最終戦のビルズ戦はビルズのホームであるハイマーク・スタジアム(名前変わりすぎ)で行われますが、この時期の注意は悪天候。
かつてジェッツが最終戦のプレーオフを賭けた戦いで、このスタジアムの悪天候を逆手に取ったビルズの戦術の前に敗れてプレーオフを逃すという悔しい過去があり、今シーズンもペイトリオッツが強風を避けるためにパスを3回しか投げずに勝利するという魔境ぶりを見せております。
試合当日の天候に関して特に話題にはなっていないので、ペイトリオッツの時ほど荒れる事は無いと思いますが、いい事も無いでしょう。
先週のジェッツは地上戦を展開しつつ要所でQB”ザック・ウィルソン”がミドルパスを通してバッカニアーズ相手に最後まで善戦しましたが、なんとパス・ラン・リターンとオフェンス全般におけるキープレイヤーであるWR”ブラクストン・ベリオス”がダウトフルで欠場濃厚。
RB“テビン・コールマン”が復帰しますが、ベリオスの穴埋めには程遠い存在です。
最近のジェッツのランオフェンスが良くなった理由にOLが改善された事があげられていますが、どうやら11月末にチーフスからトレードでやってきたOG” ローレント・デュバニー・ターディフ”(Laurent Duvernay-Tardif)の影響が大きいと言われています。
Prior to Laurent Duvernay-Tardif’s first start with the #Jets, NY was averaging 3.6 yards per rush attempt.
That ranked 29th in the NFL.
Since LDT’s first start in Week 11, the #Jets are averaging 5.4 yards per rush attempt.
2nd in the NFL.
— Michael Nania (@Michael_Nania) January 5, 2022
この名前に心当たりがある人は少なくないでしょう。
彼はNFL選手の中で唯一医師免許を持っており、2020年シーズンはコロナ患者を救済するために1シーズンの欠場を選んだ、オプトアウト第一号なのです。
デプスチャートでも彼は最近までRG”グレッグ・バン=ローテン”のバックアップだったのに、今は逆転して先発に位置しており、バッカニアーズ戦も先発を務めました。
もとよりランディフェンスが弱いとされているビルズに対して、ジェッツはコールマンの復帰&強化されたランブロックを駆使して、お家芸のゴリゴリの地上戦をしかける事が唯一の勝機でしょう。
パスはQB”ザック・ウィルソン”の力うんぬんの問題でなく、ターゲットが居なさすぎます。
ウィルソンは4試合連続でインターセプトがなくQB的にどんどん改善されていますが、パスはよほどの場合にしか投げるべきでないと思います。
まぁ、ビルズオフェンスも地上戦中心で来ると思いますが、ビルズのランオフェンスの要はQB”ジョシュ・アレン”であり、プレーオフ出場が確定している状況で万が一負傷したら目も当てられません。コーチ陣は当然デザインされたランはさせたくない上にスクランブルする状況も避けたいでしょう。
先週のRB”デビン・シングレタリー”のランはまぐれとして、アレン以外のランは大したことが無いと想定。
ジェッツD#的にはチームMVPのLB”C.J・モズリー”が徹底的にアレンをマークし、プレッシャーをかけ続ける事が大事です。
ビルズはWR”ステフォン・ディグス”と先週から復帰したWR”コール・ビーズリー”などレシーバー陣は強力ですが、先週は3INTとアレンのコントロールが微妙な時があります。
ジェッツの若手DB陣は、先週のようにインターフェアをしないクリーンなカバーをし続ければ、天候も手伝ってある程度パスを封じれるのではないかと思います。
チームとしては、当然ビルズの方が格上には違いないのですが、ジェッツは先週 大虐殺されると思っていた王者バッカニアーズを最後まで追い込んだので、勝負とは何が起こるか分かりません。
しかし!!ここで発生するのがペイトリオッツに地区優勝させたくないというジレンマ。
ペイトリオッツはドルフィンズに勝利するでしょう。なので、もしジェッツがビルズに勝ってしまうとペイトリオッツが地区優勝します。
負けたく無いけど、勝ちたくない。私は非常に悩んでおります。
今週の勝利への金言
まぁ、正直に言うとベリオスが居ない時点で敗北決定だから、悩む事は無いんだけどね
以上