ザック・ウィルソンの正念場
いよいよ残り4試合、今日の対戦相手は、開幕前は勝ち星を拾える試合だと舐めていたライオンズ。
しかし、「3月のライオン」ならぬ「11月からのライオン」は、超攻撃力で連勝を重ねてプレーオフ争いに絡む予想外の勢いにのってます。
つまり、昨シーズンまでは互いに傷を舐めあっていた仲良しだったのに、今シーズンはプレーオフ進出のためには倒さなくてはならない敵となったのです。
すまぬ、今シーズンだけは譲ってくれ!
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スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
T |
ライオンズ |
7 |
3 |
3 |
7 |
20 |
ジェッツ |
0 |
10 |
0 |
7 |
17 |
オフェンス
せっかく1stQBに昇格したQB”マイク・ホワイト”でしたが、肋骨の負傷が完治していないとドクターストップがかかり、QB”ザック・ウィルソン”が緊急復活!
相変わらずパスの精度は悪くWR”ギャレット・ウィルソン”はフラストレーションを隠し切れません。
しかし、ライオンズは攻撃力と引き換えに後方の守備力が今シーズン対戦したチームの中で一番弱く、ウィルソンのロングパスがドッカンドッカン通る!!
開幕前の期待を裏切り影が薄いTE”C.J・ウゾマ”にTDパスをヒット!
BOOM!@ZachWilson to @cj_uzomah for six!!#DETvsNYJ on CBS pic.twitter.com/An1VAViD4m
— New York Jets (@nyjets) December 18, 2022
WR”ギャレット・ウィルソン”もウィルソンのロングをインタフェアされつつも見事にレシーブ!
Yes, @GarrettWilson_V is different.#DETvsNYJ on CBS pic.twitter.com/oJs2wUw5vy
— New York Jets (@nyjets) December 18, 2022
WR”ジェフ・スミス”も「どっこいしょ~!」
.@ZachWilson to @jsmoothiiee for 50!#DETvsNYJ on CBS pic.twitter.com/T0vpx56dpQ
— New York Jets (@nyjets) December 18, 2022
RB”マイケル・カーター”も「それ~~!」
Air Carter!!#DETvsNYJ on CBS pic.twitter.com/UecVMiUwvs
— New York Jets (@nyjets) December 18, 2022
話は前後しますが、失敗したら試合終了の4thDown-18ydの瀕死のギャンブルもWR”イライジャ・ムーア”が「あらよっと!!」
WHAT A PLAY! WE HAVE A SHOT!#DETvsNYJ on CBS pic.twitter.com/XksCEMln4n
— New York Jets (@nyjets) December 18, 2022
しかし、お分かりいただけるだろうか・・ウィルソンが成功させているパスは高い放射線を描き、レシーバーがそれに無理やり付き合わされているのです。
かつ、こんなパスに頼る展開に「これは途中でやらかすなぁ」と思っていたら案の定、インターセプトされます。
“It ain’t my fault.” – Zack Wilson probably#DETvsNYJ pic.twitter.com/IMmZcorBxe
— lil kennedy (@t0mm3333) December 18, 2022
こんな雑なオフェンスでインターセプトが1回で済んだのは、かなりツイてると思います。
加えてこのオフェンスは、どうしてもボールの保持時間が長くなるために、OLが持たないと逃げ回るハメになりサックされると大きくロスします。そんなシーンが何回もありました。
QB“ザック・ウィルソン”のスタッツは、パス18/35回317yd獲得、2TD、1INT。
サックは4被サック。
とにかくパスの精度が悪く、ロブ系のパスをレシーバーに合わせてもらうしか手段が無いようで、こんなQBでは勝つのは難しいでしょう。
今後の先発はやはりホワイト君に頼みたいところです。
レシーバー陣の成績は、WR”ギャレット・ウィルソン”が相変わらずレシーブTOPで、4レシーブ98ydを獲得しています。
WR”コーリー・デイビス”が脳震とうプロトコルで欠場、途中WR”デンゼル・ミムズ”もレシーブのさいに負傷し、レシーバーが不足したこともパスオフェンスの足を引っ張りました。
ランに関しては、ライオンズは後方の守備がユルユルのくせに、正面はガッチガチで全くランが出ず、ウィルソンの援護ができなかったのも敗因でしょう。
ディフェンス
30点オーバーが当たり前のライオンズを20点に抑えた自慢の守備陣でしたが大失態を犯しました。
止めたらジェッツの勝利がほぼ確定の4thDownインチのギャンブルで、1発TDを喰らって逆転を許したのです。
Made the Wright play on 4th down!#DETvsNYJ | CBS pic.twitter.com/RkLdogmS3S
— Detroit Lions (@Lions) December 18, 2022
これさえ無ければ勝ったのに・・
ジェッツは2年に1回はこんなのがありますね。
いつぞやの試合では、必要のないカバー0のブリッツを仕掛け、全員抜かれて1発TDで逆転負けしたアホみたいな試合もありました。
総括すると、ライオンズの序盤のオフェンス は、ランでショートヤードを作りしてQB”ジャレッド・ゴフ”が確実にショートパスを決めて1stDownを更新する基本的な戦法をくりかえし、これを止める手段が無くて大苦戦しました。
ライオンズのオフェンスが強い理由は、基本かつ単純な事が当たり前にできるためです。
それを支えている原動力がOLであり、今日のジェッツは0サック。
DE”クイネン・ウィリアムス”の欠場も響きました。
しかし、ジェッツD#はライオンズの敵陣1ydのギャンブルを阻止して、決して流れを渡しませんでした。
さらに試合が進むとともにゴフが投げあぐねる姿が増えて、やがてライオンズ自陣でオフェンスを止めれるようになります。
かつ、ゴフにロングパスを許さなかったのも大きいでしょう。CB”D.J・リード”が今宵も素晴らしいパスカットを見せました。
CB”ソース・ガードナー”がカバーしているレシーバーは1回もターゲットにならず、画面に映らないところで活躍を見せます。
ご褒美として、せめてここで目立ってもらいましょう。
— ْ (@jetsiro) December 19, 2022
加えて、肝心なところでライオンズの反則が多いところにも助けられ、ジェッツが望んでいた接戦に持ち込めたのです。
それだけに、第4Qの1発TDは非常に悔やまれます。モズリーもめっちゃキレてました。
スペシャルチーム
STも敗因の1つです。
第1QにパントリターンTDを許したのは非常に痛かった。
Raymond off to the races!#DETvsNYJ | CBS pic.twitter.com/8HbJYptojg
— Detroit Lions (@Lions) December 18, 2022
パントリターンTDを喰らったのは今季2回目。
1回目はペイトリオッツ戦の決勝点だったので、これは絶対に修正すべきところです。
そしてP”ブランデン・マン”のパントも調子が悪かったです。サイドラインに切れたり、タッチバックしたり、風の影響があったのかもしれません。
そして、K”グレッグ・ズーライン”はラスト1秒で決めたら同点の58ydのFGを外しました。
58ydは難しいと分かっていますが、それを決めてこその「プロ」、いや「男」でしょう。
期待が大きかっただけにガッカリしました。
ヽ(`Д´)ノ
総評
今回も接戦かつ、あと1歩で勝てるところで敗北。
オフェンス、ディフェンス、スペシャルチームそれぞれ敗因があり、各自のミスが敗因に直結した感じです。
まぁ接戦ですから、当然ですけど。。
シーズン中盤まではプレーオフに行った気になっていましたが、ここにきて3連敗するとは思ってもみませんでした。
週を追うごとに状況は厳しくなってきており、プレーオフ出場確率も下がっております。
残り3試合、もはや負けは許されません。
初詣よりも先に神社に行ってお賽銭する必要があります。
2009年シーズンのように最終戦でギリギリ滑り込み、そしてプレーオフで快進撃を見せたジェッツの奇跡を再び期待したいところです。
遂に3連敗になってしまいましたね。“3月のライオンならぬ11月絶好調のライオンに負けてしまいましたね!(◎_◎;)次週はこのところ絶好調のアニマルのジャガーズですが嫌な流れは止められるのでしょうか?
ふて猫さん>
さすがに次負けたらシーズンエンド同然です。
あのロン毛には負けたくありません。
試合序盤、ザックに不安しかなかった。
ロングパスをキャッチするレシーバー陣は素晴らしかった。
短いパスはコントロールミスばかり。
ギャレット・ウィルソンの不満顔が印象的・・・。
第4Qで逆転した時は、いける!と思ったのに・・・。
つぎこそは!
QBホワイト、DEウィリアムは次は出場して下さい!お願いします?
JETS22さん>
パスの精度が命のショートパスは全然で、レシーバー次第のロングしか決まらないというのがもう。。
ギャレソンの不満顔もインパクトがありました。
次の試合は、試合間隔が短いのでホワイトが行けるかどうか分かりませんが、ホワイトでしか勝ち目がないような気がします。
ザックウィルソンはバストですね。ジェッツ狂さんもおっしゃっておられましたが。。
ほんとに今年のジェッツはプレーオフレベルのチームなので、ボトルネックになってるのが惜しい。
ザックウィルソンのプレーを見ていると、なんで毎シリーズ勝敗を分けるタッチダウン取るしかないシリーズ=ラストドライブのようにギャンブル性の高いプレーに終始するの?という印象です。
そして、答えはスキルがないからかなと。
だから、毎シリーズ限界ギリギリ綱渡りのプレーになる。
一か八か全てをかけるドライブだから、意図的にやってるのではなく、能力ゆえにこうなっちゃうという。
一方、レシーバーが頑張ってもぎ取ってくれてるのには、チームとしてのプレーオフへの決意が見えて、希望は感じました。
無論、本来はサイドライン側に投げろよってシーンをことごとく内側に寄ったパスをキャッチしてることをふまえての感想です。
ハードヒットされそうだから、マジで勘弁してあげて。
そのわりにザックウィルソンは、キャッチしてくれた側を称えるような素振りも見当たらなかったのも気がかりですな。。
ジェッツというよりジェッツ狂さんファンさん>
あのパフォーマンスはがっかりですね。
イチかバチかばかりのパスばかりで、ライオンズ以外には全く通用しないでしょう。
ホワイトの存在がかなりファンの救いになっています。。
ハイライトだけ見てたらウイルソンはロングパスをスコスコ通して、どこがイップスやねんと思いましたがロブしか投げられなかったのですね。ホワイトの復帰に期待ですね。
それにしてもライオンズ強し。
うちも先週やられてしょんぼりしていたら、今週はコルツ相手に前半終わって0-33のまさかの大ビハインド。オコネル様の神通力もここまでか…
しかし第3Q残り8分から、またまたドラマが待っていました。
NFL recordだそうです。SKOL!
ミネソタ推しねすけさん>
ハイライトだとハデに見えるかもしれませんが、一試合通してみると酷いですよ。
それにしてもバイキングスは強い。いや、あれはマット・ライアンのおかげかな。
正直最後のタッチダウンで残り時間とタイムアウトの数みて、あこれ負けパターンやなーと思っていたので、勝ててよかったです。
JETSもうちも残りの試合勝ちきって、互いにプレーオフに進出しませうっ!!!