数年前から期待してたのに。。

OTA中で、まだまだ本格的な先発争いは先だと思っていた矢先にショッキングなニュースが舞い込んできました。

JETSファン期待のサラブレッドQB”マット・シムズ”がキャンプに入る前にカットされました!

[SPONSORED LINK]

マット・シムズをOTA中にカット

QB”マット・シムズ”は、かつてジャイアンツにてSB制覇を成し遂げた英雄、かつ、今は解説としてよく目にする”フィル・シムズ”のご子息。

JETSは2012年にドラフト外から彼を拾い、開幕前にロースターから外しても翌年には再契約するという目をかけていた存在。

2013年にJETSはドラフトにて”ジーノ・スミス”を獲得し、サンチェスがプレシーズンで肩を負傷してシーズンエンドしたため、その年はバックアップにまで昇格しました。

2014年にもロースターから外されるも、JETSはプラクティス・スクワッドとして彼をチームに繋ぎ止め、2015年もJETSがシーズンエンドを迎えると、シムズとは真っ先に契約し、とにかくヨソのチームに獲得されないように確保してきました。

 

が、しかし2015年シーズンのJETSは、FAで”ライアン・フィッツパトリック”を獲得し、ドラフト3巡目で”ブライス・ペティ”を獲得。ここにジーノとシムズを加えると、QBが4人という飽和状態となり、この度はシムズがOTAの出来栄えを見てなのか、無残なカットとなりました。

 

このブログを数年見ている方ならご存知かと思いますが、私はとにかく彼が先発で起用されることを願っておりました。

プレシーズンにて、彼が見せたするどい弾道のパスに将来性を見たからです。そして2世QBというスター性も派手好きなJETSのチームカラーにあっており、ジーノが破たんして彼に先発の出番が回ってくることを期待していました。

 

が、しかし!JETSはティーボウ獲ったり、ジーノ獲ったり、ヴィック獲ったり、フィッツパトリック獲ったり、ブライス・ペティ獲ったりと、とにかく彼が下で頑張っても、次々とQBが割り込んできて彼の出世の邪魔をします。

 

結局、彼が試合に出たのは途中出場の4試合。主に敗戦処理などです。
まぁ、そこで目立った成績を残せなかったのもアレなんですけど、当時のクソWR陣で途中出場からパフォーマンスを見せろというのは酷な話です。

数年間、先発がどんだけダメでも先発になることの無かったシムズ。これはティーボウ飼い殺しの時と被るものがあります。

そして、この度は飽和状態のQBなので、とうとうカットされてしまいました。

 

非常に残念な話なのですが、ここで思い出されるのが、”ダニー・ウッドヘッド”君。

彼もJETSがドラフト外から獲得して、2,3年間JETSで育てた後にカットしました。

しかし、すかさずパッツが彼を獲得すると、あっという間に試合で活躍しまくるという、まるで彼を扱えなかったJETSが無能に見える恥ずかしい状況となりました。

 

マット・シムズも、この後に他チームが獲得したとしても、彼が活躍することで私の選球眼が間違いでなかったことを証明してくれる事に期待してます。