ジェッツ希望の星
お久しぶりのニュースです。
ジェッツはこの度、WRギャレット・ウィルソン と契約延長いたしました。
個人的に心配事だったので、再契約できて良かったです。
[SPONSORED LINK]
WRギャレット・ウィルソンは4年130Mで契約延長
2022年ドラフトはジェッツにしては珍しい大成功の回でした。
そして、このドラフトの全体10位で獲得したWR”ギャレット・ウィルソン”(以下、ギャレソン)と複数年の契約延長をかわしました。
その内容は
4年130M(うち90M保障)
日本円にすると
約192億2,076万円
(保障:約133億0,668万円)
Σ(・ω・ノ)ノ
契約には保障以外にサインボーナスとオプションボーナスが含まれるとのことです。
これを年棒に計算すると、
1年約32.5M(約47億9,805万円)!
この金額はリーグ史上初、ルーキー3シーズンで31M以上の年棒を得たレシーバーとのことです。
ちなみに、ギャレソンより高い年棒のWRは1年約40MのWR”ジャマール・チェイス”(ベンガルズ)を筆頭に4人しかいません。
何がすごいの?ギャレット・ウィルソン
「弱小ジェッツなのになぜ?」と思いの方もいるかもしれませんが、ギャレソンはルーキーから3シーズン連続で1000ydレシーブ越えを記録しているのです。
そんな選手は他のチームにもいるでしょうが、特筆すべきは万年オフェンス死亡のジェッツでこの記録を打ち立てた事です!
(´д`lll)
彼へパスを出したQBは”ザック・ウィルソン”と”アーロン・ロジャース”を筆頭とする7人!
当然ロクなヤツなどいりゃしません。
(´・ω・`)
それにもかかわらず欠場しないで、オフェンスがどれだけ酷かろうとQBがクソだろうと、毎年1000yd稼いで来たのは、ある意味で2000ydの価値はあるでしょう。(知らんけど)
スピードやディフェンスを抜くテクニックは当然として、レシーブする型が一体何パターンあるのか分からぬぐらい多彩なんですよね。
ムチャぶりに近い低空パスだろうが、着地後のタックルが怖い高いパスだろうが、背後から弾丸ライナーのパスが飛んで来ようと何でも受けちゃいます。
ワンハンドもお手の物
TWO MINUTES OF GARRETT WILSON COOKING DEFENSES.
ELITE. WR.💰💰💰 pic.twitter.com/vYD7C6CFad
— MLFootball (@_MLFootball) July 14, 2025
Still can’t get over this Garrett Wilson catch pic.twitter.com/6bTjCarcXv
— Playoff NFL (@_PlayoffNFL) July 14, 2025
”ダバンテ・アダムス”の途中加入があったものの、基本的に他のWRが頼りにならないのでギャルソンにパスが集中したのが、1000yd越えの大きな要因でしょう。
今シーズンのQBジャスティン・フィールズとの相性は?
今シーズン、ジェッツを担うQB”ジャスティン・フィールズ”は足でかき回すタイプであり、正直なところロングパスにおいてギャルソンの活躍はあまりないかもしれません。
おそらく、RB”ブリース・ホール”のランによる地上戦が中心となるので、ギャルソンにはショートパスからのRAC(ラン・アフター・キャッチ)やエンドランでかき回して、ここぞという時にミドル以上パスというオフェンスになるでしょう。
新HC”アーロン・グレン”も以前にラン中心のオフェンスになることを示唆していました。
また、これだけ注目のWRになると囮となってディフェンスを縦に引っ張り、ランを出やすくるする効果が期待できます。
無視できないWRはフィールドにいるだけで脅威なのです。
とはいえ正直、もう一人頼れるWRが欲しいですね。
意外にもロジャース枠で獲得したWR”アレン・ラザード”を未だにカットせずに残しています。
ロジャースのいないラザードなんて、弾切れのガンタンクみたいなものですよ。残してどーするんでしょ。
CBソース・ガードナーはどうなる?
ギャレソンが大型契約したとなると、2022年の同ドラフトでギャレソンより上位の全体4位で獲得したCB”ソース・ガードナー”との契約が気になります。
ガードナーにはオプション契約が行使でき2年はキープできます。行使すればガードナーは2025年は5.3M、2026年は20.3Mを受け取ることになります。
しかし契約延長の交渉は水面下で進んでいるようで、ジェッツはキャップに余裕があるので、ガードナーはミニキャンプにも問題なく出席して、契約延長に関して楽観的な姿勢のようです。
契約内容は、今回のギャレソンの4年130Mが基準になることは間違い無いでしょう。
しかしながら、好パフォーマンスを継続してきたギャルソンに対して、ガードナーは年々明らかにパフォーマンスが落ちており、昨シーズンはかなりミスが目立ちました。
なので、延長したとしてもギャレソンの契約内容より下回る気はしています。
パフォーマンスの低下には、良き理解者であったHC”ロバート・サラー”の途中降板の影響が大きいように思えます。
加えてロジャースにかなり期待していた分、チームの成績が振るわない状況にモチベーションも下がって当然でしょう。
今シーズンは新HC”アーロン・グレン”のもとで、タッチダウンを許さぬハイパーディフェンスを復活させてほしいところです。