フィールドの魔術師

下位シードが上位シードを次々と撃破していく、下克上のワイルドカードプレーオフ。

最後の試合は、プレーオフの常連パッカーズに対して、3年ぶりのプレーオフ出場のレッドスキンズの対戦。レッドスキンズは基本的にNFC東の最下位なので下克上で上がってきました。

さらにレッドスキンズは、3年前はドラ1で獲得したRG3の勢いでプレーオフに出場しましたが、今回はその3年前よりバックアップであったQB”カーク・カズンズ”がRG3より先発を奪う下克上で躍進しました。

一方、パッカーズはQB”アーロン・ロジャース”という絶対的なQBがいるものの、今シーズンはパスO#が不振という不安要素があります。

レッドスキンズ&カズンズ がパッカーズを倒し、プレーオフの台風の目となるのか?

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簡単な内容

[引用:NFL JAPAN]※個人的な感想は「総評」で。

現地10日、NFCワイルドカードでグリーンベイ・パッカーズがワシントン・レッドスキンズと対戦。好機を確実に得点へと結びつけ、35対18で快勝した。これでパッカーズは、次週のディビジョナル・プレイオフでアリゾナ・カーディナルスと対戦することになった。

 第1Q、パッカーズはQBサックによるセイフティを献上すると、さらにFGを決められる。第2Q早々にもTDを許し、0対11と劣勢に立たされた。しか しクォーターバック(QB)アーロン・ロジャースからワイドレシーバー(WR)ランドール・コッブへの12ヤードTDパスで反撃開始。前半終了間際にもロ ジャースがWRダバンテ・アダムスに10ヤードTDパスを通すなど、17対11と逆転して試合を折り返す。

 パッカーズは後半最初のシリーズでTDを決められて再びリードを許すが、直後にRBジェームス・スタークスが4ヤードTDランを挙げてすぐに勝ち越し。 これで勢いに乗ると、第4Q序盤にRBエディ・レイシーも2ヤードTDランを決め、さらにFGを追加。残り約3分に自陣4ヤードまで攻め込まれるも、相手 の第4ダウンギャンブルをQBサックで防いで勝利を確定させた。

 パッカーズは、QBロジャースがパス36回中21回成功、210ヤード、2TD。そしてレイシーがラン12回63ヤード、1TD、スタークスもラン12 回53ヤード、1TDとRBコンビが活躍し、ランで計141ヤードとバランスの取れたオフェンスを展開した。特に敵陣20ヤード以内のレッドゾーン内に侵 入した5回のうち4回でTDを奪う決定力の高さが光った。

 レッドスキンズはQBカーク・カズンズがパス46回中29回成功、329ヤード、1TD(ランでも1TD)。タイトエンド(TE)ジョーダン・リードは レシーブ9回120ヤード、1TDをマーク。獲得ヤードでは354対346と互角だったが、攻守ともにここ一番で踏ん張れなかった

スコア&ダイジェスト

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
パッカーズパッカーズ (10-6-0) 0 17 7 11   35
レッドスキンズレッドスキンズ (9-7-0) 5 6 7 0   18

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