獅子の目覚め

ブラウンズに予想外の敗北を喫したジェッツ。

しかし、常勝軍団ペイトリオッツにも予想外の事態が起きました!!

今週のAFC東はどない?

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ペイトリオッツ10-26ライオンズ

まさかのジャイアントキリングが発生!

元ペイトリオッツのDC、かつ、今シーズンからライオンズのHCに就任した”マット・パトリシア”率いるライオンズが、師匠”ビル・ベリチック”率いるペイトリオッツを撃破しました。

カンファレンスが違うので対戦機会が少ない両者ですが、ライオンズが以前にペイトリオッツに勝利したのは2000年とのことで、当然アナリストは誰も開幕2連敗のライオンズの勝利を予想できませんでした。

 

ライオンズの勝因は2018年ドラ2RB”ケリオン・ジョンソン(Kerryon Johnson)”を中心としたランO#。

2018年ドラ1OT”フランク・ラグノー”が真ん中にデカイ穴をあけ、そこにジョンソンが突っ込むという、ドラフトコンビの活躍にペイトリオッツD#は対応できず。

ジョンソンのランで時間を使い、ペイトリオッツとライオンズのタイムポゼッション差は約20分。つまり試合時間の2/3はライオンズがO#していたことになり、ブレイディのプレー時間を削ることに成功しました。

 

かつ、ライオンズのランを止めるためにペイトリオッツD#が前に出ると、パスD#が手薄になり、そこにQB”マシュー・スタフォード”のプレーアクションからロングパスTDが炸裂。

これらライオンズのプランが当たり、パトリシアは古巣との初対戦で初勝利です。

 

活躍したドラ2RB”ケリオン・ジョンソン”はラン101ydを獲得。ライオンズで1選手のランが100ydを超えたのは2013年以来との事。

 

一方、ペイトリオッツはS”パトリック・チャン”やDE”トレイ・フラワーズ”などD#主力が欠場し、WR”ジュリア・エデルマン”が欠場かつ、WR”ダニー・アメンドーラ”が移籍したため、WRが不足しTE”ロブ・グロンコウスキー”に頼ざる得ない状況。

急遽ブラウンズから毎年出場停止処分を受ける問題児WR”ジョシュ・ゴードン”を獲得するも、試合には欠場でした。

 

このレシーバー不足の影響からか、これまで第4Qに2ポゼッション差がついたシーンや、ターンオーバーを奪ったチャンスで、ブレイディは本来ならノーハドルショットガンを連発し、あっという間に逆転するところでも、時間を潰して自らの首を絞めるようなランを使います。

 

あと、2ポゼッション差とはいえタイムアウトを早く使い切ってしまう異変も見られました。早々に使い切ると、2ミニッツ前にチャレンジをすべきシーンがあったら、チャレンジが出来なくなります。タイムマネジメントを得意とするペイトリオッツらしくない行為でした。

その他、この試合では何から何までペイトリオッツらしく無い印象を受けました。

 

とにかく、あの常勝軍団ペイトリオッツが2連敗です。私の記憶では2連敗は見たことがありません。

ペイトリオッツはいつもどおり修正して、AFC10連覇を達成するのか?それとも連敗を重ねて地区優勝を9年ぶりに逃すのか?

久しぶりにAFC東が荒れるシーズンとなりそうです。

ビルズ 27-6 バイキングス

こちらジャイアントキリング発生。2連敗中のビルズは、昨シーズンはチャンピオンシップに進出したバイキングと敵地で対戦。

ビルズはいよいよドラ1QB”ジョシュ・アレン”が初先発。テイラー、おつ!

 

ビルズのアレンはアホみたいな強肩を持ち、スーパーRB”ルショーン・マッコイ”が不在となると、当然バイキングスは長いパスを警戒するが、それがワナだった!

いつの間にかビルズに移籍していた元ジェッツのRB”クリス・アイボリー”がラン56yd、ラン・アフター・キャッチで70ydを稼ぎ、かつアレンも2TDランを決める地上戦を展開して、バイキングスD#を翻弄。

アレン、足が長い!!

 

それに加え、ビルズD#はバイキングスのランをたった14ydに抑え、QB”カーク・カズンズ”にパスを296yd許すも、第4Qの残り約5分まで失点しない堅守を見せ、強豪を相手に見事な初勝利を挙げました!

メイフィールドしかり、アレンしかりドラ1QBが入り、良いプレーを見せるとチームがガラッと変わります。

ダーノルド、どうするよ?

レイダース 20-28ドルフィンズ

開幕2連勝のドルフィンズが、開幕2連敗のレイダースをホームに迎えての1戦。

レイダースは開始2分でTDを決めて先制。このまま波に乗りたかったが、その後はエンドゾーンまで1ydのギャンブルを止められ、さらにQB”デレク・カー”がINTされ、モメンタムを掴み切れず。

 

レイダースリードで試合が進むも、第3Q終盤からドルフィンズが爆発。

QB”ライアン・タネヒル”がロングパスを通しTDを奪い、そしてトリックプレーでWR”アルバート・ウィルソン”がTDパスをWR”ジャキーム・グラント”へ通し逆転!!

タネヒルが3TDパスを決める活躍で、レイダースの追撃を振り切り3連勝です。

イルカさん、相変わらず波に乗ると強いです。イルカだけに。

今週のAFC東

1位:ドルフィンズ(3勝)
2位:ジェッツ(1勝)
3位: ペイトリオッツ(1勝)
4位: ビルズ(1勝)

→ドルフィンズが3連勝で、早くも2位と2勝差をあけての単独首位。

このまま最後まで逃げ切れるとは思いませんが、直接対決で負けているジェッツとしては、非常に嫌な状況。

ペイトリオッツの反撃はもちろん、ビルズの巻き返しも恐ろしいです。

今週のBest of Tweet

ブラウンズが勝つとチェーンが自動で解かれ、ビールがタダで飲めるというIOTな冷蔵庫が話題に。

ジェッツのおごりだ。存分に飲め。
(ToT)

Week04

ジェッツ vs ジャガーズ

勝利して巻き返しを図りたいジェッツの相手は、昨シーズンはチャンピオンシップに出場したジャガーズ。

しかしながら、ジャガーズはペイトリオッツに勝利するも、Week03では6点しか取れずタイタンズに敗北する不安定な部分を見せております。

次の試合でRBフォーネットが復帰するか分かりませんが、勝つチャンスはあります。

ドルフィンズ vs ペイトリオッツ

3連勝で絶好調のドルフィンズが2連敗のペイトリオッツと対戦。

ドルフィンズが勢いに任せてペイトリオッツのホームで勝利し、4連勝すれば当然ながら大きなアドバンテージを得ます。しかもペイトリオッツが3連敗となれば、首位争いに大きな影響を与え、シーズン序盤の大一番となりました。

ビルズ vs パッカーズ

QBアレンが初先発、初勝利を挙げて巻き返しを図りたいビルズの相手は、強豪パッカーズ。

Week03はレッドスキンズに負け、LB”クレイ・マシューズ”に対する反則裁定が話題になっていますが、強豪には変わりありません。

しかし、ここでアレンがロジャースに勝てば、大きな自信につながるでしょう。

果たしてどうなる?