真・赤ヘル軍団

いよいよNFL2018シーズンは、準々決勝に当たるディビジョナルプレーオフに突入。

1回戦でリーグトップクラスの守備力を誇るテキサンズを粉砕したコルツと、リーグ最強の攻撃力を誇るQB”パトリック・マホームズ”率いるチーフスが激突です。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

コルツ

0

7

0

6

13

チーフス

14

10

0

7

31

 

総評

試合開始前まで、会場のアローヘッド・スタジアムは悪天候の大雪。

しかし、試合当日は天候はなんとか落ち着き、フィールドを温めるシステムのおかげで試合可能の状態となりました。

 

試合は、D#力がリーグの最下位レベルであるはずのチーフスが、QB”アンドリュー・ラック”率いるコルツO#を4シリーズ連続で3&OUTで終わらせ、逆にチーフスは2シリーズ連続でTDを決めて突き放して、チーフスがコルツを圧倒。

 

コルツもパントブロックからのTDで流れを掴みかけるも、O#が乗らない上に反則が足を引っ張り、さらにFGをクラッチキッカーであるはずのK”アダム・ビナティエリ”が24ydの簡単なFGを外すという、良い所が全くなく7-24 で前半を終了します。

 

後半、チーフスが4th-5ydのギャンブルをしかけるも、これをコルツのLB”デニコ・オートリ―”のサックでターンオーバー。

これでコルツに流れが来ると思いきや、このオートリ―がわざわざ審判の前で腰をクネクネさせるセレブレーションをして、アンスポーツマン・ライク・コンダクトの反則で15yd罰退でフィールドポジションを大きく悪くする失態を犯します。

 

O#が機能しないコルツは、せめてD#に期待したいところですが、テキサンズには通用したゾーンD#がチーフスには全く通用せず、チーフスのレシーバーにゾーンのつなぎ目に走られるやいなや、QB”パトリック・マホームズ”にパスをガンガン決めれる始末。

 

さらにコルツは、マホームズのエクスチェンジミスから発生したファンブルロストのチャンスも、ラックのファンブルロストで潰してしまい、勝利の女神に見向きもされない状態でした。

 

コルツもラスト5分にラックがTDパスを決めるも、時すでに遅し。

点差以上に実力差が出た内容で、チーフスが25年ぶりのディビジョナルプレーオフに進出です。

 

パトリック・マホームズ

チーフスQB”パトリック・マホームズ”のスタッツは、パス27/41回278yd獲得、0TD、0INT。ラン8yd、1TD。

ホットラインのWR”タイリーク・ヒル”を囮にしたプレーが多く、コルツはヒルを警戒するあまりに、RB”ダミアン・ウィリアムズ”に129ydも走られて、やられた感があります。

そしてマホームズはスローバックだろうが、走りながらのサイドスローだろうが、どんな体制からでも強烈で正確なパスが放てる身体能力が異常です。

今日はロングパスの精度がありませんでしたが、走力もあり、どんな状況でも打開できる力があります。

 

アンドリュー・ラック

対してコルツQB”アンドリュー・ラック”のパフォーマンスは、パス19/36回203yd、1TD、0INT。ファンブルロスト1。

リーグ最悪レベルであるはずのチーフスD#相手に大苦戦。

WR”T.Y・ヒルトン”へのパスを封じられ、WR”エリック・イーブロン”が落球、さらに肝心なところで反則に流れを断ち切られます。

 

ラックの復活劇も今シーズンはここまで。

手ごたえは十分にあったので、来シーズンのさらなる成長に期待しましょう。