C.J・アンダーソン、第2形態

皆さんお待ちかねぇ~。

ディビジョナルプレーオフの第2試合は名門復活を目指すダラス・カウボーイズと、セントルイスの頃と全く別のチームになってしまったロサンゼルス・ラムズの一戦。

 

QB”ダク・プレスコット” vs”ジャレッド・ゴフ”の若手QB対決も注目ですが、やはりRB”エゼキエル・エリオット”vs”トッド・ガーリ―”のNFCを代表するエースRBの対決も見逃せません。

と、思っていたら意外な伏兵がいました。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

カウボーイズ

7

0

8

7

22

ラムズ

3

17

3

7

30

総評

ラムズはレギュラーシーズン終盤にRB”トッド・ガーリ―”が負傷したため、急きょ元ブロンコスのエースRB”C.J・アンダーソン”を獲得したのですが、私はこの試合まで、今の”C.J・アンダーソン”の姿を見ていませんでした。

そして、その姿を目の当たりした時、「え!!これがアンダーソン!!?」と、驚きました。

 

その姿はキレキレのカットでブロンコスのSB制覇に貢献した時とは違い・・

私の記憶のC.J・アンダーソン

 

今のC.J・アンダーソン

デブっとるやん!
(;´Д`)ノ

 

そして間違えて敵のベンチに座ると、めっちゃ邪魔!

 

しかし、この第2形態ともいえる太った”C.J・アンダーソン”はパワーバック(重量級RB)になり、D#2人を引きずってでも前進する猪突猛進スタイルが止まらない。

しかも、やっかいなのがRB”トッド・ガーリ―”とは反対のスタイルなので、カウボーイズはD#が敷きにくいのです。

その効果が如実に表れたのが、勝敗を決したともいえる第2Qのラムズの17得点なのです。

 

結果、ラムズはRB”C.J・アンダーソン”がラン123yd、2TD。RB”トッド・ガーリ―”がラン115yd1TDという、RB2人が100yd越えかつ、ラッシングリーダーがエースRBでは無いという変わったスタッツになりました。

 

カウボーイズは、ラスト2分17秒にQB”ダグ・プレスコット”の意地のTDランで8点ビハインド。

D#が止めてくれる事を信じて、オンサイドを蹴らずにラムズに攻撃権を渡すものの、最後も”C.J・アンダーソン”を止める事ができず、1stDownを更新されて試合終了。

 

まさに「ケガの功名」で手に入れた切り札「C.J・アンダーソン(第2形態)」が勝利に大きく貢献しました。

 

ジャレッド・ゴフ ラムズ

ラムズQB”ジャレッド・ゴフ”のスタッツは、パス15/28回186yd獲得、0TD、0INT。

お手本のようなキレイなフォームで、美しいスパイラルのかかったボールを投げ、リプレイのスロー再生で皆を魅了しました。

加えて、ヘルメットをとった時の姿がイケメンとくれば、もはや人類の敵です。(ヒガミ)

このままスーパーボウルを制覇すれば、ブレイディ様にとって代わるカリスマになりそうですね。
(足も速いしね。)

 

ダク・プレスコット カウボーイズ

一方、敗れたカウボーイズQB”ダク・プレスコット”のスタッツはパス20/32yd獲得、1TD、0INT。ラン3yd、1TDの活躍。

エースRB”エゼキエル・エリオット”のランが47yd、1TDと奮わず。

ちなみに、両者パスプロがよくて、サックはラムズ”ドンタ・フラワー”の1回のみでした。

 

カウボーイズは、振り返えれば絶望的な状況からWR”アマリ・クーパー”の獲得によって地区優勝を決め、よくプレーオフの舞台にたどりつきました。

当分、主力が変わる事が無いと思いますので、来シーズンに期待しましょう。