グルーデン劇場、第2幕

スティーラーズからの離脱を宣言していたWR”アントニオ・ブラウン”。あちこちへトレード話を持ち掛けて、とうとう決まりました。

トレード先は、相変わらずのオフの話題に事欠かないレイダースです。

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WR”アントニオ・ブラウン(Antonio Brown)”3年50Mでレイダースへ

リーグトップクラスのWR”アントニオ・ブラウン”の移籍話はビルズと決裂したあと、レイダースとまとまりました。

まず、ブラウンとまだ契約中のスティーラーズは、ブラウンをレイダースへ差し出す代わりに、レイダースの2019年ドラフト3巡と5巡を得ます。

 

そして、レイダースがブラウンと結んだ契約内容は、

3年50M(最大54M)、30M保証

になります。

この50Mドルを分かりやすく日本円の現在のレート(1ドル=111円)で計算すると・・・

3年約55.6億円!(1年約18.5億円)

です!

 

同レイダースのQB”デレク・カー”が2017年に5年125Mの契約を結んでおりますが、注目すべきが30Mという既に支払が決定している保証額の高さです。

チーフスと契約したWR”サミー・ワトキンス”の保証額も3年30Mでしたが、ブラウンは7回のプロボウルと4回のオールプロ(ファーストチーム)に選出されたWRとはいえ、31歳という年齢で果たして契約に見合う活躍ができるかどうか疑問符がつきます。

 

加えて、大型契約した後からパフォーマンスが契約に見合わないQB”デレク・カー”がブラウンとホットラインを築けるかにも注目でしょう。

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レイダース、ジェッツへG”ケレチ・オセメリ(Kelechi Osemele)”をトレード

ケレチ・オセメリ  osemele

WR”アントニオ・ブラウン”の獲得意外に、レイダースにもう1つの動きがありました。

G”ケレチ・オセメリ”を我らがジェッツにトレードです。

 

G”ケレチ・オセメリ”は2012年にレイブンズにドラフト2巡で獲得された選手。

2016年にレイダースと5年契約し、2016年と2017年はプロボウルに選出される活躍を見せましたが、2018シーズンはつま先を負傷して5試合を欠場。

堅牢だったレイダースのOLも弱体化し、QB”デレク・カー”が51サックをもらうシーズンになりました。

 

2019シーズンは契約4年目でしたが、ブラウン獲得の後にオセメリをジェッツへトレードする事を発表。

オセメリのジェッツとの契約額は不明ですが、このトレードでジェッツは2019年のドラフト5巡をレイダースへ、レイダースは6巡をジェッツへ渡します。

 

ジェッツ的にはLG”ジェームス・カーペンター”がFAとなるので、その後釜に獲得したとみられます。

QB”サム・ダーノルド”を守るためには、もっとOLを強化する必要があり、今後もOLの補強が予想されます。