▼総評
互角の展開かと思いきや、後半から49ersの猛攻で、一気に3ポゼッション差に開いて、リーグトップクラスの強豪パッカーズがあっという間に崩壊しました。

とにかく厄介なのがピストルフォーメーション。
知らない人に説明すると、ピストルフォーメーションとはショットガン体型のQBの後ろにRBを配置する体型。
センターから離れた位置にQBがいるのに、さらにその後ろにRBがいるため、RBのスクリメージラインまでの助走距離が長く、ショットガンより貫通力があるという意味でピストルなのです。

そして、加速して突っ込んでくるのがリーグ屈指のパワーランを誇るゴアですから、ピストルと言ってもマグナム並みの破壊力。
しかし、ゴアの正面のランのみならず、D#の動きから判断してハンドオフせずに、ケイパーニックが横からランで上がるケースもあります。
(リードオプションってやつ)

そして、このケイパーニックのトップスピードに乗るまでの加速力が尋常じゃありません。2、3歩でトップギアに入るんじゃ無いでしょうか。
長い脚でスルっとDBの間を抜けて、一回抜かれると追いつけない。

JETSがレギュラーシーズンで対戦した時もワイルドキャットでやられてますが、あの時のスターターはアスミスでした。
しかしアスミスが脳しんとうで、欠場をきっかけにその座を奪い、パス能力もある事を見せて、死角のないQBになりました。

ショートパス主体でロングパスをほぼ投げないアスミスと違い、ケイパーニックにはロングもあります。
去年は頼れるターゲットがTE”ヴァーノン・デーヴィス”だけでしたが、今年はベテラン”ランディ・モス”の加入でクラブツリーが大きく成長し、今試合でも119yd2TDと大活躍。

そしてプレーオフ初戦でケイパーニックが大舞台でも勝てるQBだと言ういことを証明できたので、アスミスはもはや完全にスターター復帰の芽が無くなりました。

哀れ!アスミス(T0T)!!

Frank Gore, Colin Kaepernick:ケイパーニックのスタッツはパス17/31回263yd獲得2TD1INT。ラン16回181yd2TD。
49ersはトータルで579yd獲得という驚異のO#を見せました。

パッカーズD#が決して弱くないのは周知の事実。
ランディ・モスがパッツでなく、49ersで念願のSBリングゲットも夢でなくなってきました。

 

Aaron Rodgers:一方ロジャースはパス26/39回257yd、2TD,1INT。
RBが負傷しまくり、その負荷を背負ってここまできましたが、残念ながら敗退です。