まるで成長していない・・・

いよいよ新生ジェッツの開幕戦を迎えました。相手は同地区のバッファロー・ビルズ。

強力なD#を相手にQB”サム・ダーノルド”やRB”レベオン・ベル”がどこまで通用するのか見ものであります。

かつ、ビルズのQB”ジョシュ・アレン”を中心とするO#を抑えられるかも気になるところです。

とにかく勝て!!

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ビルズ

0

0

3

14

17

ジェッツ

6

0

10

0

16

オフェンス

プレシーズンで安定感があったOLがボロボロ。ビルズD#のプレッシャーに完全に負けてポケットがあっというまに縮小され、ダーノルドは自由に動けず4被サック。

理由はプレシーズンを全欠場した元パンサーズのC”ライアン・カリル”が苦戦したことです。

明らかなコミュニケーションミスや後半ではベンチで酸素吸入する姿が見られ、引退を撤回し復帰したものの準備不足であることは否めません。

もちろんカリル一人の責任では無いですが、期待値からしたら彼への失望は大きいです。

 

ダーノルド自身もビルズDB陣の前にボールの保持時間が長いシーンがある上に、WR”ロビー・アンダーソン”へのロングを試みるも惜しくもカットされ失敗。

後半からショートパスで組み立てつつ、ビルズのラフティング・パサーも手伝って、なんとか1TDを取れました。

ダーノルドのスタッツは、パス28/41回、175yd獲得、1TD。ターンオーバーが無かったのは評価したいです。

 

RB”レベオン・ベル”に関しては、恐るべきスキルを確認できただけでも良かったです。とにかくボディ・バランスが半端なく良く、タックルされてもスピンで抜けてなかなか倒れません。

OLがもう少し穴を開けてくれたらビッグプレーの1つや2つはあったでしょう。

加えて、レシーブ能力も優れており、難しい低空のパスを難なく捕球しTDレシーブを決め、直後の2ポイントコンバージョンのフライ級のパスを慌てることなく簡単にレシーブしていました。

スティーラーズ時代から見ていましたが、恐ろしくキモが座っており、どんな状況でも慌てず常に冷静です。よほど自信があるのでしょう。

ベルのスタッツは、ラン17回60yd獲得、0TD。レシーブ6回32yd獲得、1TD。

本当にOLが良ければもっと稼いでいたでしょう。残念。

 

パスでは要所でWR”ジェイミソン・クラウダー”が活躍し、14レシーブ99yd獲得。

WR”ロビー・アンダーソン”はビルズD#の前にビッグプレーを埋めず、3レシーブ32yd獲得に終わっています。

WR”クインシー・エヌンワ”が試合中にまた負傷。今シーズンもケガに悩みそうです。

 

総じていくらビルズD#が強力とはいえ、スクリーンパスを使うとかもっとコールに工夫があれば良かったと思います。

ディフェンス

昨シーズンに引き続き、第4Qに大崩壊を起こしたD#。一体何があったのか!?

それはLB”C.J・モズリー”が第4Qに鼠径部を負傷してサイドラインに引っ込んだからです。

分かりやすく551の豚まん風に例えると・・(関西人以外は分かるのか?)

C.J・モズリーがある時

・鉄壁のランD#

・敵陣深くに入られても、LB”ジョーダン・ジェンキンス”のファンブルフォースでターンオーバー

・LB”C.J・モズリー”がINT!!なんという動体視力!
( ゜∀゜)o彡゜

・ギャンブルでQB”ジョシュ・アレン”がポロリしてターンオーバー

・パントから自陣2ydへ追い込んで、セーフティー!2点ゲット!!
 人(・ω・)

・S”マーカス・メイ”のINT未遂2回。動きはキレキレで惜しかった!!

・LB”C.J・モズリー”、なんとボールを見ずにTDパスをカット!

「ええい、C.Jモズリーはバケモノか!」(と、アレンが言ったかどうかは定かではない)

C.J・モズリーがない時(第4Q)

・突然ランでビッグプレーを出される。RB”デビン・シングレトリー”が走りまくる。

・パスカバーもザルとなり、ガンガン進まれる。

・CB”ダリル・ロバーツ”のカバーミス&タックルミスでWR”ジョシュ・ブラウン”にTDを献上。
(かつ、ロバーツはS”マーカス・メイ”のINTを反則で帳消し)

 

モズリーに関しては、軽症で次週も出場できるようですが、こうなったら死んでもフィールドにいてもらわねばなりません。

サックが1回というのも期待ハズレ。パスラッシュで弱いDBを援護せねばならないのに残念です。

スペシャルチーム

真の戦犯はここでしょう。オフに3回Kを交代しましたが何の意味もありませんでした。

K”カーレ・ビドビック”がFG1本とエクストラポイント1本を外しました。

そう、彼は何も決めてません!!!

エクストラポイントのミスは2ポイントコンバージョンで補てんしていますが、決めてりゃリスクを背負ったプレーをせずに済んだし、結果からしてFGを決めていれば勝利していました。まさに致命傷です。

これは、またトライアウトですかね・・・
(TωT)

総評

第3Qの展開から逃げ切りを期待していたのですが、もはや名物の第4QにD#が大崩壊。これは前HC”トッド・ボウルズ”の呪いでしょうか。

なにわともあれ大事な初戦を1点差で落としてしまったジェッツ。1点差でも40点差(イルカさん)でも負けは負け。ジェッツファンはショッキングでしょう。

しかしながら、FAで獲得したモズリーとベルの能力は確かなので、未来はあります。

同地区に負けるのは痛いですが済んだことは仕方ありません。まだ1試合ということで気持ちを切り替えて、応援しましょう。

 

次週は昨シーズン敗北し、1年以上ぶりの勝利を与えてしまった因縁があるブラウンズ。マンデーナイトでダーノルドvsメイフィールドが再び激突です。

頼むから勝ってくれ!!2年連続でブラウンズに負けるのは嫌やぁ!