▼どうなるバッカニアーズ戦
ホームズもリーヴィスも出場できるとはいえ、ムリはできない身ですので互いに回数を制限するでしょう。しかしリーヴィスの方が元気なのはたしかです。
問題はニュースにもなったとおり、JETSに6年もいたリーヴィスが「JETSの情報を暴露するよ」と言っていること。

わざわざ言わなくてもそうするでしょうが、公言するということは、何かしらJETSのパターンや弱点を握っていると考えられます。
たとえそんなもの無くても、この発言は心理戦で優位に働きます。なんせ部外者の私ですら「暴露」という言葉になぜかドキドキです。

さらにバッカニアーズは元SFのS”ダション・ゴールドソン”も獲得しており、昨シーズンパスD#最下位だった弱点の補強に積極的に動きました。

 

まだ先発がプレシーズンでそこそこ良かったサンチェスならいいんですけど、サンチェスは肩の負傷のため、先発は”ジーノ・スミス”にほぼ決定。
ルーキーQBを落ち着かせるべくRB”ビラル・パウェル”のランで、何としても組み立ててリズムを作らねばなりません。
がしかし、バッカニアーズのランD#は昨シーズン、リーグ1位。ヤバイです。

 

対するバッカニアーズO#はサンチェスと同期かつ2009年ドラフト3大QBの一人”ジョシュ・フリーマン”。
昨シーズンWR”ヴィンセント・ジャクソン”を補強するも、パフォーマンスに安定性が無いようです。
こちらもRB”ダグ・マーティン”のラン中心に組み立ててくるだろうと思いますが、JETSのランD#は最近、序盤戦は大崩れする傾向がある事が懸念点です。

地上戦は分が悪いし、バッカニアーズの弱点の空中戦は補強済み。ジーノはINTしまくる傾向があるし、おまけに情報戦でも分が悪く、状況は非常に不利。

 

頼みの綱は近年のドラフトで強化を積み重ねたD#。コプルス不在はつらいですが、QB”ジョシュ・フリーマン”にどれだけプレッシャーをかけられ、ターンオーバーを誘発できるかが鍵となるでしょう。ミリナー&リチャードソンのドラ1コンビに当然期待です。
逆にジーノはターンオーバーをしなければ、D#がなんとしてくれるでしょう。

かつ、もう一つの問題が、もしジーノが本番に強いタイプで大活躍して勝利した場合、次もジーノが先発となり、プレシーズンの先発争いで勝利したハズのサンチェスの出番が無くなるでしょう。
サンチェスは不必要に脆弱なOLの後ろに無理やり立たされて負傷しただけに、陰謀の匂いがプンプンします。
試合での結果で先発を下ろされたら納得いきますが、陰謀(妄想)にハマってJETSでのキャリアを終えるという形は全く納得いきません。

 

・今週の勝利への金言
JETSは勝って、ジーノは負けろ
(無茶苦茶)

以上