WR

帰ってきたスーパーボウルMVP

Santonio Holmes #10:サントニオ・ホームズ
(Santonio Holmes)
身長/体重:180cm/87Kg
生年月日:1984年03月03日
出身校:オハイオ州立大

2006年ドラフトにてスティーラーズが1巡目(全体25位)で獲得。
2008シーズンのスーパーボウルにて、試合終了残り35秒でロスリスバーガーのサイドラインギリギリのパスを見事にキャッチして、スティーラーズを土壇場の逆転優勝に導き、スーパーボウルMVPを獲得。

その一方で、フィールド外で事件を起こす問題児であり、2006年ドラフトから開幕の間に2度の暴行事件で逮捕される。 2010シーズン前にはにオーランドのナ イトクラブで女性にグラスを投げつけてケガを追わせたとして告発され、さらに不正薬物使用の疑いで4試合出場停止がほぼ確定。
スティーラーズは2010シーズン開幕前に、2011ドラフト5巡のみという価格破壊的な超割引でジェッツにトレード。
そのシーズンにWeek05から登場するや否や、数々の逆転勝利に貢献し、スーパーボウルMVPの肩書きに偽りが無い事を証明する。

2011シーズンに5年5000万ドル(2400万ドル保障)の大型契約を結び、長期にわたりJETSのエースレシーバーとして活躍する事となるが、2011シーズン序盤に、チームの不調からロッカールームでの態度が悪くなり、サンチェスとの確執が生まれ、チームの雰囲気を乱す中心となる。

2012シーズンのWeek05、49ers戦にてレシーブの際に「左足リスフラン関節 (Lisfranc)」を負傷してシーズンアウト。 想像以上の重症で、開幕前に2013シーズンも全休する可能性があるニュースが報じられたが見事に復活。Week03 ビルズ戦では類稀なるテクニックを見せて勝利を演出した。

 

もはや主力のスロット・レシーバー

JeremyKerley #11:ジェレミー・カーリー
(Jeremy Kerley)
身長/体重:177cm/85Kg
生年月日:1988年11月08日
出身校:テキサスクリスチャン大(TCU)

2011年ドラフト5巡(全体153位)で獲得。
WRとして身長は低めだが、ルートランニングと瞬発力に優れているWRで、もはやスロットレシーバーとして不可欠な存在。 弱点としてトップスピードがもの足りない事と、フィジカルの弱さがある。

カレッジ時代からリターナーとしても活躍しており、2012シーズンWeek01では、パントリターンTDを決める。

 

あとはテクニック

2012_n84 #84:スティーブン・ヒル
(Stephen Hill)
身長/体重:193cm/98Kg
生年月日:1991年04月25日
出身校:ジョージア工科大

2012年ドラフト2巡で獲得。 身長193cm、40yd走4.3秒の大型快速WR。
O#復活の鍵を握ると思われているが、彼のカレッジであるジョージア工科大学では、トリプルオプションと呼ばれるラン主体のO#だったため、ルートランやレシーバーとしてのテクニックを疑問視され、プロには厳しいと思われていた。

そして予定どうり、レシーブのテクニックが全然ダメで、2012シーズンのペイトリオッツ戦ではレシーブしたら勝利同然の簡単なパスを落球し、ブレイディにO#を渡して見事に逆転負けを喫する。

2013シーズンは徹底的に弱点を鍛えたようで、だいぶマシになっている。 パスO#の要として成長と活躍に期待する。

 

TE

キャリアを賭けた復活

2013_n81 #81:ケレン・ウィンスロー
(Kellen Winslow)
身長/体重:193cm/109Kg
生年月日:1983年07月21日
出身校:マイアミ大フロリダ

正式な名前は”ケレン・ウィンスロー・Jr(ジュニア)”で、父の”ケレン・ウィンスロー・Sr(シニア)”1979年から1987年までチャージャーズで活躍したTE。いわば2世選手。

ウィンスロー・Jrは2004年のドラフトでブラウンズが1巡(全体6位)で獲得したが、その年は足の負傷により2試合しか出場せず。 そして2005年は開幕前にバイク事故で右ひざを負傷し全休。ドラフト1巡が2年連続でほぼ出場しないというありえない事が発生。

しかし、2006年からフル出場し2007年にはプロボウラーに選出。だが、チームとの問題でバッカニアーズへトレードされる。 バッカニアーズで2011年まで所属するが膝の問題とワークアウトをほったらかす性格の悪さから放出し、2012年はシーホークスへ。 しかし9月1日にシーホークスを解雇され、次にペイトリオッツが拾い1試合使ったら解雇。2012シーズンはこの1試合のみの出場に終わる。

そして2013年、この度JETSにて3日間のトライアウトでHC””レックス・ライアン””が気に入り1年契約の運びとなる。 バイク事故の右膝に不安が残るが、TE”ダスティン・ケラー”がドルフィンズへ移籍した代役として期待される。

OL

マッスル一家の最強C

Nick Mangold #74:ニック・マンゴールド
(Nick Mangold)
身長/体重:193cm/139Kg
生年月日:1984年01月13日
出身校:オハイオ州立大

2006年ドラフト1巡(全体26位)で獲得。
ランオフェンス、パスプロテクションともに高いパフォーマンスを見せて、2009、2010、2011シーズンと近年連続でプロボウルに選出されるリーグ屈指のセンター。

2010年に7年5500万という大型契約を結び、長期に渡りJETSのOLを担うことになる。

妹は重量挙げの選手でロンドンオリンピックのアメリカ代表。家系がパワフルなのである。(オリンピックの結果は、負傷のため振るわず。)
マッスル一家の長兄として、今後もJETSO#の先頭に立ち続ける。

 

背後こそ鉄壁

D'Brickashaw Ferguson #60:ドブリカショー・ファーガソン
(D’Brickashaw Ferguson)
身長/体重:198cm/141Kg
生年月日:1983年12月10日
出身校:バージニア大

2006年のドラフト1巡(全体4位)で獲得したOT。 リーグ屈指のパスラッシャーたちと対等に渡り合う鉄壁のパスプロテクションで、2010,2011シーズンのプロボウルに選出。

2010年に6年6000万ドルという大型契約を結ぶが、2012年にキャップをあけるためにベースサラリー84万ドルをサインボーナスに変換する。 (結果、ちょっと儲かる。)
マンゴールドと共に長期にわたりJETSのOLを支える。

 

弱点を埋める巨壁

2012_n77 #77:オースティン・ハワード
(Austin Howard)
身長/体重:201cm/151Kg
生年月日:1987年03月22日
出身校:ノーザンアイオワ大

2010年にイーグルスにドラフト外で獲得され、4試合出場(1試合スターター)。 しかし2011年にカットされ、その後レイブンズのプラクティススクワッドに入り、2011年11月にJETSがチームに引き入れた。

JETSは2011シーズンにRT”ウェイン・ハンター”がパスラッシュを漏らしまくって、O#不振となっていたため、2012シーズンのキャンプに本来はLTの彼をRTの位置に入れて鍛える。 そして、ハンターの負傷を原因に、プレシーズンWeek01で先発として起用。
プレシーズンを通して、期待以上のパスプロを見せたため、ハンターをカットし彼をRTのスターターに決定した。

チーム屈指の巨漢で、パスラッシュを抑えるどころか相手がバランスを崩すぐらいの超パワーが武器。 2012シーズンを通して成長し、2013シーズンは鉄壁OLの一角を担う。