四天王、参上

プレーオフは、いよいよ4強が登場する「ディビジョナル・プレーオフ」がスタート。

第1試合はNFC第1シードを獲得した古豪49ersと、優勝候補セインツを倒したバイキングスの対戦です。

NBAやMLBとは違いNFLのトーナメントは1発勝負ですから難しい。

プレーオフに久々に登場するうえに1週間試合間隔が空いた49ersを、バイキングスが勢いで倒す事も十分にありえます。

さて、新生49ersの実力はいかに?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

https://www.nfl.com/gamecenter/2020011100/2019/POST2/vikings@49ers

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ヴァイキングス

7

3

0

0

10

49ナース

7

7

10

3

27

 

総評

49ersはQB”ジミー・ガロポロ”が立ち上がりから好調で、ファーストシリーズでTDを奪います。

しかし、バイキングスQB”カーク・カズンズ”もCB”リチャード・シャーマン”の逆サイドのCB”アーケロ・ウェザースプーン”を弱点とみなして、そこばかり突くパス攻勢でTDを返す互角の展開に発展します。。

 

しかし、セインツ戦で活躍したバイキングスのエースRB”ダルビン・クック”のランが封じらることでO#力に差が出始めます。

そこは、バイキングスILB”エリック・ケンドリックス”が、49ersのモーションをかけてパスコースを作る戦略を読みINTを奪い前半は10-14の49ersの4点リードで折り返す接戦となりました。

 

両チームの違いが如実に出たのが後半。49ersはCB”リチャード・シャーマン”がINTした後に49ersが仕掛けたO#は怒涛のラン攻撃。

RB”テビン・コールマン”とRB”ラヒーム・モスタート”の8プレー全てランで奪ったTDは、バイキングスの牙を折るのに十分な効果でした。

 

バイキングスQB”カーク・カズンズ”は全スナップの46%もプレッシャーを受け続けて6被サック。攻め手を欠いたバイキングスの後半は無得点に終わり、試合終了。

点差以上に実力差を見せた49ersがNFCチャンピオンシップに進出です。

 

 

勝利した49ersのQB”ジミー・ガロポロ”のスタッツは、パス11/19回131yd、1TD、1INT。

意外に悪いスタッツながら、要所でパスを決める腕を見せました。

今回の主役は、バイキングスのランを無効化してDE”ニック・ボサ”の2サックを含める計6サックでバイキングスを圧倒したD#でしょう。

そして、ランではRB”テビン・コールマン”が105yd2TDで活躍。

総合力が高い49ersには死角が無いよう見えます。果たしてチャンピオンシップではどのようなフットボールを見せるのか。

 

敗れたバイキングスQB”カーク・カズンズ”のスタッツは、パス21/29回172yd、1TD1INT。

頼みのリーグ6位のランO#は、エースRB”ダルビン・クック”が9キャリー18ydと全く機能しませんでした。

 

カズンズは「屋外に弱い」など様々な事を言われていますが、来シーズンもこの舞台に帰ってくることに期待しています。