敗退者さん、いらっしゃい

毎度おなじみ、スーパーボウル前のお祭り行事、NFLオールスター戦のプロボウルが開催されました。

会場は今年も同じ、フロリダのオーランドにあるワールドキャンピングスタジアム。スーパーボウルの会場であるマイアミのハードロックスタジアムとは同じフロリダとはいえ、離れた場所にあります。

さて、今年のプロボウルはいかに?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

NFC

7

7

13

6

33

AFC

7

17

7

7

38

総評

今回のジャージはいつもの赤と青でなく、AFCが黒でNFCが薄い茶色。一体、どういうカラーセンスなんでしょ。

試合の詳細は、ハイライトを見てもらうとして、今回の特筆すべきはルール。

相変わらずの緩いルールに加えて、実験的に新ルールが加わりました。

プロボウルでは負傷を避けるためにキックオフが無く、タッチバックの自陣25ydからスタートなのですが、キックオフ側(守備側)に1つ選択肢が増えました。それは・・

自陣25ydから再攻撃。ただし、4th Down-15ydの状態。

キックオフ側が再攻撃しないと負ける、つまりオンサイドキックを蹴る状況において、オンサイドキックの代わりに15ydのギャンブルを慣行できるのです。

当然、失敗すれば相手にレッドゾーン付近からの攻撃権を与えるリスクを背負ったものになります。

 

新ルールを第4Qの残り4:37にて、NFCが使用。しかし、QB”カーク・カズンズ”は15ydどころか超ロングパスを投げ、INTされて失敗に終わりました。

しかし、相手に攻撃権を渡したらどっちみち負けの状況だと、この新ルールの方がみえみえのオンサイドキックよりも成功率は高いので、これを選択するでしょう。

もしこの新ルールがレギュラーシーズンで採用されれば、戦術が大きく変わりそうです。

 

話はかわりますが、プロボウル開始直前にNBAのレジェンド”コービー・ブライアント”がヘリコプターの墜落事故により無くなったニュースが入りました。

スタジアムでもコービー・ブライアントが無くなった訃報を伝え、そしてコービーコールの大合唱です。

お祭りムードのプロボウルでの悲しい一幕となりました。

選手もコービーへの追悼セレブレーション。

 

訃報に関連して、”コービー・ブライアント”の名前の由来が、父親が神戸牛を食べた時にあまりの美味さに感動して、息子の名前を「KOBE」にしたという、驚きのエピソードを知りました。

「神戸牛」って勝手に名乗ってる悪質な店も多いので、コービー誕生の感動を味わうために神戸牛を食べに神戸に行く人は注意しましょう。

しかし、美味しかったからって、それを息子の名前にしてしまうほどの味って どんな味でしょう。

私の「ウマい」の敷居は低いので、味に感動して息子の名前にしてしまうのならば、私の息子の名前は「アルフォート」とか「キットカット」になってます。

 

 

我らがジェッツからはS”ジャマール・アダムス”が出場。成績は3タックル。

ブリッツなし、かつ、危険なプレーは除外されているプロボウルにおいて、能力は発揮できません。

2年連続出場で、もはやジェッツの顔なのですが「勝てるチーム行きたい」発言もあり、再契約の時に高額な契約をふっかけられる可能性が高く、今から悩みの種となってます。

 

プロボウルのMVPは、今シーズン リーグを席巻したレイブンズのQB”ラマー・ジャクソン”。2TDで勝利に貢献しました。

シーズンMVPの有力候補でもあります。来シーズンも頑張れ。

ディフェンスではジャガーズのDT”カライス・キャンベル”が受賞です。

 

プロボウルが終わり、とうとう今シーズンも残すはスーパーボウルのみとなりました。

一体、どのような結末が待っているか非常に楽しみでもあり、シーズンの終わりを感じると寂しいところもあります。

おまけ

昨年のプロボウルの実況で登場したアンドロイド女子アナウンサー「アオイエリカ」に関して、今年のプロボウルは欠場です。

ジャマール・アダムス
今年は一味違う!・・・日本だけ 毎度おなじみ、オールスター戦なのにスーパーボウル出場2チームが不在かつ、ガチではない気の抜けたイベント「プロボウル」の時間です。 しかし!今年は

オファーが無かったのか?それとも、昨年は振り回された近藤さんと村田さんが拒否したのか?

それは関係者のみ知る所でございます。