ディフェンス

前半はQB#04″デレク・カー” のフリーフリッカーに引っかかりWR#15″マイケル・クラブツリー”へロングを許したり、ハードカウントに引っ掛かりニュートラル・インフラクションの反則を犯すD#陣。

これらでかき回された挙句にTDを奪われ、まずペースを掴まれます。レイダースって、こんなに策士だったんですねぇ。そりゃ、強いわ。

結果、QB#04″デレク・カー” のスタッツは、パス23/28回230yd獲得、3TD、0INTという素晴らしい内容。さすが年棒28億。

 

一方、今回もランD#が崩壊のディフェンスチーム。LB”デビット・ハリス”を失った穴は大きく、LB#56”デマリオ・デービス”とLB#50”ダロン・リー”は戦犯です。

後半にRB#30″ジェイレン・リチャード”に52ydのTDランを許し、さらにはWR#84″コーデレラル・パターソン”に43ydのTDランをされ、2発もロングランでTDを喰らい敗北決定となりました。

 

話題の#24”マ―ション・リンチ”には思ったより走られなかったのですが、ショートヤードを止めれないという勝負弱さが露呈。RBって、バカみたいにヤードを稼がずとも確実に前進できる能力があれば、それだけで十分なのです。

 

DBの戦犯はCB#41″バスター・スクライン”です。こやつのミスタックルやTDパスを阻止できない下手さ。そしてアンネセサリーラフネスを取られるヘボさが足を引っ張りました。

WR#15″マイケル・クラブツリー”(以下、蟹木)にマッチアップして全然勝てず、レイダース側もここを狙ってきたと思います。おかげで蟹木に80ydレシーブされ、3TDも許しました。

逆にWR#89″アマリ・クーパー”を活躍させなかったCB#21″モーリス・クレイボーン”が評価できる結果となりました。

 

それにしても、0サックは無いわパスラッシュ。レイダースOLが強いとはいえ、これまでパスラッシュを強化してきたのは何だったのか。情けない。

スペシャルチーム

今回のA級戦犯!

WR#84″カリフ・レイモンド” もう辞めてくれ!!

前回ビルズ戦のレビュー記事でも「こやつにリターンさせてはならない」と書いたのですが、まさにその通りとなりました。

マッカウンのロングパスTDでレイダースD#に「わ!ロングもあるんだ」と思い込ませた事で流れが傾き、レイダースO#を止めて、かつ、次のドライブでFGも決め、10-14。

さらに、レイダースO#を3凡に抑え、追撃ムードで前半ラストでひっくり返す空気だったところをこやつがマフって、レイダースに敵陣4ydからのO#を与えて、逆にTDを決められ突き放されました。

 

このさえなければ、互角の勝負のまま競り合いとなり、下手すれば勝利していたと思います。このミスでJETSの敗北が決定したと言っても過言ではありません。

なぜパントリターンの名手WR#14″ジェレミー・カーリー”が帰ってきたのに、なぜこやつを使い続けるのか?そして、この致命的なミスがあった後もなぜこやつを使うのか?
ここがJETS最大のミステリーです。

総評

約50ydのロングランTDを2発も喰らって敗北したJETS。明らかにリンチのランで体力と集中力を削られ、その疲れとストレスが爆発して崩壊した形となりました。

このボディブローのような効果がランO#にあるのですが、LB”デビット・ハリス”という精神的主柱がいなくなったというところが大きいと思います。JETSはD#はベテランをカットしすぎて、苦しい状況でも鼓舞して最後まで引っ張るリーダーが不在なのです。

 

あと、2試合とも追いかける展開の末に追いつかず負けるというパターンもキツイですね。若手ばかりなので、勝つとしたら先制して勢いで逃げ切るというのが好ましいのではないでしょうか。

 

このような試合を見ると、なぜ昨シーズンの最多タックルを記録したハリスまで解雇したのかが、ますます疑問に思えます。

そして、素人目に見ても危険であるレイモンドをリターナーに使い続ける神経も謎です。

HC”トッド・ボウルズ”はTANK(わざと負け)を狙っているとしか思えない節があり、早めにクビを飛ばした方が賢明な気がします。

数年前に”ジョー・フィルビン”をシーズン早々にカットし、現在は上手く再建したドルフィンズを見習ってほしいところです。

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