▼D#
さてさて、O#が復活するとなぜかD#が消沈。
DBのミスで、ちょっと抜かれると後方がスカスカになり、独走されてTDランとTDレシーブを決められるヒドい有様。
ビッグプレーが一気にTDにつながるシーンが目立ちます。
とくにDB同士が交錯して、後ろに誰もいなくなるシーンはため息がでました。

 

まずSの反応とスピードが遅い。FS#22″エド・リード”は敵陣でINTを決める活躍を見せますが、やはり年齢のせいかスピードに欠けます。

リーヴィスがいた時は、Sをブリッツに参加させてもD#は安定していましたが、現状では思い切ったD#は致命傷につながります。

クロちゃんのタックルミスも相変わらず。収穫はCB#27″ディー・ミリナー”が2度もTDパスを防いだ事でしょうか。

 

そしてDLもイマイチ、プレッシャーをかける事ができませんでした。

そんな中でLB陣が一番奮闘しました。ILBの2人のパフォーマンスは素晴らしく、OLB#98″クイントン・コプルス”はサックやディフレクトを決めて目立ちました。

 

レイダースに関しては、「俺は悪天候に強いぜ」と豪語していたマクグロイン君の期待とは裏腹に天気は晴れ。
(ヨソの試合の天候は最悪)

そこそこパスを通す活躍を見せるも、エクスチェンジ時にRBの進路に思いっきり立ったり、誰もプレッシャーかけてないのにスロー時に振り上げたボールが後方にポロっと落ちたり、見たことの無いミスを見せて微妙なQBである事が判明されました。

しかし不思議なのが序盤の1シリーズだけQBがマクグロインからプライアーに交代したこと。
プライアーのリードオプション攻撃にやられまくり危機を感じたのですが、彼が出たのがそのシリーズだけで、あとはまたマクグロインに戻しました。レイダースの事情は分かりませんが、非常に不可解でした。

 

▼ST
FS#39″アントニオ・アレン”のパントブロック&TDという超ビッグプレーで、流れを一気に流れを掴みました。
昨シーズンは契約と解雇を繰り返すヒドイ扱いだったアレンでしたが、今シーズンはブレイディからINTを奪い、TE封じにも貢献し目覚しい活躍を見せています。

フォーク様は3本のFGを決めて抜群の安定感。
新リターナーのRB”ダリアス・レノー”はビッグプレーは無いものの安定性はあり。リターナーはとりあえずミスしなきゃOK。

 

▼総評
O#の力で勝つという、JETSでは異例な試合内容を見せました。(世間では当たり前)

残り3勝しても、カラスとイルカが残り3試合を負け越さなければOUTなのですが、まだまだ今シーズンを楽しめる状況なのがありがたいです。

 

次は開幕前は勝ち星に計算していたが、予想外の強さを見せているパンサーズ。
しかし、今週のセインツがO#を封じて、快勝。双子の弟”ロブ・ライアン”が見せたD#からヒントを得て、それが勝利への鍵となるか、注目です。

とにかく連勝あるのみ。1試合負けたら、即終了のトーナメント戦のつもりで頑張りましょう。

geno_smith3-289x208:本日のジーノはパス16/25回、219yd獲得、1TD、1INT。
ランでは50yd(最長32yd)で1TDと大活躍。

しかし、本来ならあと3回ぐらいINTされてるようなシーンがあり、相手D#に助けられた感もあります。