雌雄を決するライバル対決

NFCのチャンピオンシップ(以下、CC)は、昨年に続きスーパーボウル出場を狙う49ersと、HC”ピート・キャロル”が率いる最強D#のシーホークス。

AFCのCCが2000年代を引張ったベテランQB対決に対して、こちらはキャパニックvsウィルソン という新時代のQB対決という対照的な図となりました。

そして、AFCのCCは両者ミスの無い締まった試合だった事に対して、こちらは初っ端からモメンタムの行方が分らないターンオーバー連発の荒れ模様。

果たして、夢の舞台へのチケットを手に入れるのはどっちだ?
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▼簡単な内容
もうコレで統一
[引用:NFL JAPAN]

シーホークスは最初のオフェンスでいきなりQBサックから のファンブルロスト。自陣深くでターンオーバーを献上し、先制FGを許す。さらに第2QにもTDを決められ、前半を3対10とリードされて終了。第3Qに 入ると、前半不発だったランニングバック(RB)マーション・リンチが40ヤードTDランのビッグプレイを決めて同点とするが、直後のシリーズでTDを許 してしまい、13対17と追う展開のまま第4Qに突入する。

 勝負の第4Q早々、シーホークスは敵陣35ヤード地点からFGを狙いに行くが、ここでタイムアウトを取ると第4ダウンギャンブルに変更。クォーターバッ ク(QB)ラッセル・ウィルソンからワイドレシーバー(WR)ジャーメイン・カースに35ヤードTDパスが決まり、この試合初めてリードを奪う。

 さらにシーホークスはINT奪取で得たチャンスからFGを決め、リードを6点に拡大。その後、49ersに残り30秒で自陣18ヤード地点まで攻め込ま れる危機を迎えるが、ここでエンドゾーン内に投げられたパスをコーナーバック(CB)リチャード・シャーマンがはじき、それをラインバッカー(LB)マル コム・スミスが拾ってインターセプト成立。激戦に終止符を打った。

 シーホークスは、QBウィルソンがパス25回中16回成功、215ヤード、1TD。計4サックを浴びるなど相手守備の激しいプレッシャーにあいながら、 試合最初のファンブルロスト以外はターンオーバーなしの手堅いプレイで勝利に貢献。RBリンチはラン22回109ヤード、1TDと攻撃をけん引し、守備陣 も最後に連続INTと勝負強さを発揮して同地区ライバルを撃破した。

 49ersはQBコリン・キャパニックがラン11回130ヤードと機動力で大活躍も、パスは24回中14回成功、153ヤード、1TD、2INT、1 ファンブルロスト。3つのターンオーバー全てを第4Qに献上と、ここ一番でミスを連発してしまった。また、RBゴアがラン11回14ヤードのみと完全に抑 えられたことも響き、2年連続のスーパーボウル出場をあと一歩で逃した。

 

 

▼スコア&ダイジェスト

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
49ers49ers (12-4-0) 3 7 7 0   17
シーホークスシーホークス (13-3-0) 0 3 10 10   23