そこにジェッツはいません~♪

Week14が終わり、17試合制となったNFLは残り4試合。

全チームのBYE WEEKが終了し、ここからはプレーオフ出場を賭けた決戦となります。

その前に全地区の状況を簡単に確認しておきましょう。

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AFC東(AFC EAST)

 

毎週、記事に欠いているので周知事項かと思いますが、ペイトリオッツが7連勝で地区首位を独走。

優勝候補と思われていたビルズが停滞し、7勝で後を追いますが地区優勝が厳しくなってきました。

Week16の直接対決で勝利するのが必須条件になるでしょう。

 

ドルフィンズも連勝を重ねて6勝と今後の展開によってはプレーオフ圏内に滑り込めます。

我らがジェッツは既にシーズンエンド。QB”ザック・ウィルソン”の成長を見守るとともに、QB”マイク・ホワイト”の行く末を見守りましょう。

AFC北(AFC NORTH)

 

レイブンズが一応、首位に立つも先週レイブンズに勝利したブラウンズが7勝、ジェッツが倒したベンガルズも7勝と後を追います。

強豪スティーラーズも6勝と今後の展開次第ではプレーオフを狙えるところに位置しています。

とにもかくも地区優勝の予想が全くできません。

とにかく、どのチームもワイルドカードからの出場も視野に入れて1試合落とせない事は明白です。

AFC 南(AFC SOUTH)

 

テキサンズ、ジャガーズ はシーズンエンドで、タイタンズとコルツの一騎打ちです。

2勝差ですが、タイタンズは既にコルツに2勝しており、実質3勝差でタイタンズが圧倒的に有利。

コルツは残り試合を取りこぼさずしてワイルドカードを狙う形になるでしょう。

AFC 西(AFC WEST)

 

シーズン序盤は不振ながらも、なんだかんだでチーフスが単独首位に浮上。

しかし、チャージャーズが1勝差で後追います。

チャージャーズはチーフスに1勝しており、来週は2度目の直接対決。

当然、ここでチャージャーズが勝利すれば同率なれど直接対決の勝敗により、チャージャーズが首位に立つ重要な試合になります。

 

ブロンコス、レイダースも後の展開次第ではプレーオフを狙える圏内であり、AFC西は赤く燃えております。

NFC 東(NFC EAST)

 

昨シーズンは負け越しプレーオフを輩出したNFC東は、カウボーイズのQB”ダグ・プレスコット”が負傷せず安定したパフォーマンスを見せて、首位を独走。

2位ワシントンと3勝差をつけて、盤石の状態です。

ワシントンは6勝なれど現在第7シードに位置しており、2年連続でプレーオフ出場を狙えるチャンスがあります。

いずれにせよ、残り試合で1敗でもすると状況が暗転する崖っぷちには違いありません。

NFC北(NFC NORTH)

酷い開幕戦から一転して、やっぱり強いパッカーズ。

ロジャースのGMとの不仲説やワクチン拒否騒動があったとしても、首位独走です。

2位バイキングスと4勝差で地区優勝は決まったように見えますが、バイキングスはパッカーズに1回勝利しており、この後に直接対決があるため、まだ地区優勝ではありません。

ベアーズは風前の灯。ライオンズはシーズンエンドです。

ライオンズは1勝してノルマを達成したので、目指すはドラフト全体1位ででしょう。

NFC 南(NFC SOUTH)

 

やはり強いバッカニアーズ、パッカーズ同様に2位に4勝差をつけて単独首位です。

しかし、この地区もバッカニアーズが6勝のセインツに1敗しているため、現時点で地区優勝とはなりません。

ファルコンズ、セインツ、パンサーズ3チームともにプレーオフ出場を狙える可能性が残っており、この地区も今後の勝敗で明暗がはっきりと分かれます。

NFC 西(NFC WEST)

 

シーズン序盤は無敗であったカーディナルスもQB負傷のトラブルに巻き込まれ、10勝の首位に落ち着いております。

そして先週はラムズとの直接対決に敗れ、ラムズとの対戦成績は1勝1敗。

つまり、残り試合の展開によっては地区優勝を落とす、薄氷の上に立っているわけです。

 

49ersが7勝で現在第6シード、シーホークスが5勝ですが残り試合を全勝して競合チームが負けこめばプレーオフ出場の可能性があります。

こちらの西も真っ赤に燃えております!

総評

既に毎年恒例のESPNプレーオフマシーンが稼働中

リンク:http://www.espn.com/nfl/playoffs/machine

現在はこのような絵になっています。↓

 

ブレイディ不在のペイトリオッツがこんなにも早く第1シードを取るとは誰が予想できたでしょうか。

ビルズ戦の常識はずれの采配といい、悔しいですがベリチックの手腕を認めるしかありません。

 

今シーズンの大きな特徴が、突出して強いチームがおらず最多で10勝。未だにプレーオフ出場を確定しているチームがいない事です。

Week14時点でプレーオフ出場を確定しているチームがいないのは16試合制になってから1993年、2013年につぐ3度目の珍事で、この時点で地区首位であってもプレーオフに行けない可能性があるのです。

既にシーズンエンドしたジェッツファンからしたら「ペイトリオッツが残り全敗して、プレーオフ逃したら面白いなぁ」と妄想するのみ。

 

さぁ、来週から1試合1試合が生死を分けるステージに突入です。いやー楽しみだ。

果たして次に脱落するのはどいつだい!?