第3Q

後半開始早々にも事件が発生

1プレー目でベンガルズQB”ジョー・バロウ”のロングパスでWR”ティー・ヒギンズ”が75ydのTDレシーブを決める!

[リンク:Youtube]

 

「ちょっと待てぃ!!」

 

「がっつりフェイスマスクじゃ!」

「首がぐぃ~って、なっとるぞ!!」

やられたラムジーも審判に抗議のジェスチャーをするも、審判団が全く取り合わずTD成立!

これは・・ラムズが負けたら、いつぞやのプレーオフのセインツみたいに後世に語り継がれる誤審になるぞ。

ラムズ 13-17 ベンガルズ

 

ラムズの反撃は、なんとチップしたボールを奪われて2本目のインターセプト!

θ_(゜∀゜ )≡ モヒョヒョヒョ ヽ(A`)ノ≡ コラァァァ!! カエセヨー!!

これはスタフォードは悪くないが、TDを喰らった直後にコレは痛すぎる!

このピンチをDT”アーロン・ドナルド”のサックにより、FGで抑えるラムズD#陣。

ラムズ 13-20 ベンガルズ

 

点差を開かせまいとラムズはショートパスを積み重ねて前進し、敵陣23ydからFGで再び4点差。

ラムズ 16-20 ベンガルズ

 

ラムズのD#が奮起し、超プレッシャーでベンガルズO#を止める!

サックを量産し、気が付けば3Qだけで5サックのスーパーボウル記録を樹立。

もはやベンガルズのOLは疲れはて、タイタンズ戦で9サック喰らった弱点が顔を出す!

 

これはラムズチャンス!!と、思いきやまたもアクシデント発生!!

スタフォードがDT”D.J・リーダー”にサックされたさいに足首が体の下に挟まって、グィ!

この後、スタフォードは続投するも明らかに足が踏ん張れず、オーバースローするなどコントロールに悪影響が出る!

ラムズは勝利の女神に見放されているのか!
(゚ω゚;)

第4Q

しかし、フットボールの神は公平だった。

次はQB”ジョー・バロウ”がLB”ボン・ミラー”のサックで足を挟まれ負傷。

[リンク:Youtube]

「やられたらやり返す!」ではないが、これでQBの状況は五分五分。

 

かつ、ベンガルズのOT”アイザイア・プリンス”が違う所でもめ事を起こして、アンネセサリー・ラフネスの反則を取られて15yd罰退の踏んだり蹴ったり。

「アイザイア」って、名前にはロクな奴はいねーのか。

 

互いに中央のランは出ない、QBは足を負傷しスクランブル封じられ、コントロールもままならない。

さらにOLは疲れ切ったのかパスプロが踏ん張れない。

そう、互いに攻め手が無くなったのだ!
+ ( ・`Д・´)+キリッ

こうなるとエクストラポイントで取りこぼした1点がラムズに重くのしかかる。

 

残り6:13。

ラムズオフェンスは、まだ時間とタイムアウトがあるとはいえ、満身創痍の状況下で大きな一発は狙えない。

つまり、このドライブが逆転へのラストチャンスとなる。

 

早々に4thDown-1ydの危機はWR”クーパー・カップ”のジェットスイープで切り抜ける!

 

そして、次はスタフォードの今試合初めてと言っていい敵のど真ん中に投げる覚悟を決めたロングパスがさく裂!

[リンク:Youtube]

このパス、スタフォードの目線を見ると、投げる瞬間はターゲットのWR”クーパー・カップ”を見ていないのだ。そう、ノールックパス!

スタフォードの目線にS”ボン・ベル”が釣られたために成功したのだ。

まさにスタフォードとクーパーカップが今シーズン、ここに至るまでに築きあげた連携による渾身のプレーだ!

 

敵陣に入り、2ミニッツを切る。

敵陣8ydまで進むも、パスはオーバースローやショートで失敗し3rdDown – GOALの瀬戸際。

ここでWR”クーパー・カップ”に放ったパスはLB”ローガン・ウィルソン”がカット!

4thDown-8yd のロング。次がラストプレーか!?絶対絶命!ラムズ!!

と、思いきや!イエローフラッグが飛んで「ホールディング、ディフェンス!!」

 

「ちょっと待てぇい!」

千鳥 相席食堂 ちょっと待てい

「これでホールディング!!?ラムジーへのフェイスマスク取らんと、これで反則を取れる!?なんちゅう神経や!?」

「ターンボール気味で触れただけや、ちゃんとボールに行っとる!」

「審判のブレが凄い!」

 

これでラムズ、ハーフディスタンスの4yd進んだ上にファーストダウンで4回の攻撃権が復活し、WR”クーパーカップ”へTDパスを決める!

とうとうラムズ逆転!!!

ラムズ 23-20 ベンガルズ

 

しかし、残り46秒でベンガルズはタイムアウトを残している。

FGレンジにさえ入れば、プレーオフはFG成功率100%のK”エバー・マクファーソン”が確実に同点にして、オーバータイムへ持ち込める。

 

ここがラムズD#の正念場。全力でベンガルズを止めねばならない。

4thDownに追い込んだラストプレー、DT”アーロン・ドナルド”のすべての思いを詰め込んだサックがさく裂!

 

この瞬間、ラムズの22年ぶりのスーパーボウル制覇が決定!!!

まさに両者、全力を尽くした死闘!素晴らしい戦いだった!!

[次のページに続く]