ワクワクが止まらねぇなぁ!

運命の3日間、NFLドラフト2022が終了。

JETSは1巡目に3人獲得し、積極性的な見事なPICKを見せました。

最終結果とその他ドラフトでの起こった事を確認しましょう。

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ジェッツ2022年ドラフト結果

1日目

1巡目(全体4位)CBアフメッド・ガードナー

1巡目(全体10位)WRギャレット・ウィルソン

1巡目(全体26位)EDGEジャーメイン・ジョンソンII

まさかの3人PICK いよいよ運命のドラフト初日です。 昨シーズンはDBの補強が上手くいかず、今シーズンは最大の欠点であったCBを1巡目で獲得するモックどおりの展開かと思いきや

2日目

2巡4位(全体36位)RBブリース・ホール

3巡37位(全体101位)TEジェレミー・ラッカート

こんなにお得でいいのかい? ドラフト初日は3人もPICKし、見事にニーズを埋めたジェッツ。 その積極的な姿勢は変わらず、2日目もチャンスとみるやトレードUPをしかけて有力な戦力

3日目

4巡目6位(全体111位)OTマックス・ミッチェル(Max Mitchell) from ルイジアナ大

動画:

https://www.youtube.com/watch?v=2Qb0HmUky4o

身長198㎝体重139㎏の巨漢ながら左右どちらのTもこなせる。

タフネス、リーダーシップが評価されるものの、パワー不足とスクランブルやミラーでの不安定さが指摘されています。

 

ジェッツの昨シーズンのOLは、2021年ドラ1OG”アライジャ・ベラタッカー”が全試合出場して評価を上げるものの、2020年ドラ1OT”メカイ・ベクトン”がケガのため開幕戦のみの出場となり、OL全体の評価はリーグでも低くいものでした。

OLの層を厚くするのも今シーズンの課題であったため、このPICKもニーズにかなったものになります。

4巡目12位(全体117位)DEマイケル・クレモンズ(Micheal Clemons) from テキサスA&M大

動画:

ジュニアカレッジ(短大)のシスコ大学で1年過ごしてからテキサスA&Mへ転校。

しかし2018年シーズンはキャンプ中の負傷で1シーズンを棒にふり、2021年の初戦を拳銃所持とマリファナ不法所持の疑いで欠場しているため、評価が下がりました。

持ち前の運動能力に加えてパスラッシュに豊富なバリエーションがあり、ランD#の良さと常に全力でプレーするひたむきさが評価されています。

その一方で1プレー内での動きに対応力や柔軟性が無い事を指摘されています。

 

FAとドラフトでDEの層はかなり厚くなりました。ジェッツの悩みである万年パスラッシュ不足を解消してくれるシーズンになりそうです。

その他の情報

全体1位のジャガーズはEDGE”トレボン・ウォーカー”を獲得

注目の全体1位は、2年連続でジャガーズ。昨シーズンはQB”トレバー・ローレンス”を獲得しO#の軸を立て直そうとするものの上手くはいかず、今年は豊作のパスラッシャーから”トレボン・ウォーカー”を獲得しました。

ウォーカーと全体1位を争ったEDGE”エイダン・ハッチンソン”は全体2位でライオンズが獲得しました。

この二人が猛獣の新たな牙になれるか?今シーズンの1つの見どころとなります。

QB不毛地帯

ドラフトの華であるQBの獲得がドラ1でスティーラーズが地元大学の”ケニー・ピケット”を獲得するものの、ドラ2で指名なし。

注目のQB”マリク・ウィルス”を3巡目でタイタンズがやっと獲得するQB不人気ぶりです。

本人がわざわざラスベガス現地に訪れたのに2日目の3巡目まで待たされるって、こんな地獄は無いでしょう。そりゃ指名された時に安堵で泣きますよ。

 

獲得したのがプレーオフ常連のタイタンズであり、QB”ライアン・タネヒル”の力に評価が分かれる状況なので、後のキャリアを考えるとこれで良かったのかもしれません。

ドラフト中のWR”A,J・ブラウン”のトレード騒ぎもあったタイタンズですが、ウィリス君はドラフトの屈辱をバネに活躍してほしいです。

 

そして、QB”ラッセル・ウィルソン”が抜けたシーホークスはQBを指名せず。

強豪ひしめくNFC西を“ドリュー・ロック”と”ジーノ・スミス”で生き残れるはずはないと思いますので、“ベイカー・メイフィールド”を獲得する算段でもついているのでしょうか。

ドラフト後の動きが気になります。

WRの爆売れ

逆に上位で飛ぶように売れたのがWR。1~2巡目で13人です。

2巡目のWR3人連続PICKには、買い付け騒動でスーパーに殺到するオバハンを彷彿とさせました。

その中でジェッツは全体10位でWR”ギャレット・ウィルソン”を獲得できたので、良かったです。

カウボーイズのウォールームが悪の組織化

コロナ以降、各チームのウォールームがオンラインになったので、2020年のドラフトでは各チームのクセが強すぎるウォールームが話題になりました。

OLこそ生命線 コロナ感染拡大により、史上初のリモート(遠隔)で実施されたNFLドラフト。 PICKのあいまにHCやGM、さらにはドラフトされる選手たちの家が映るので、各家庭に

 

今回のドラフトではカウボーイズのウォールームがあまりに悪の組織っぽい事が話題になりました。

暗い部屋の中央に輝く組織のロゴ。その下に鎮座するオーナー”ジェリー・ジョーンズ”の姿は、組織の幹部に抹殺命令を下しているように見えます。

これはゲーパスの映像のスクショなんですけど、ネットの写真を見るとこの部屋は普通の会議室なんですよね。

こんなアングルに定点カメラをセットしたNFL撮影班のオチャメさが垣間見えます。

総評

ジェッツは正直ドラフトが下手で、これまでドラ1をドブに捨てるような使い方をしてきましたが、今回は非常に上手く上位でニーズを埋めました。

私の予想に反してO#寄りであり、もう1枚DBが欲しいところですがPICKの流れからしてこれがBESTでしょう。

 

同地区の動きとしては、ビルズはドラ1で謎のトレードUPによりCB”カイル・イーラム”を獲得し、さらに”神のパンター”と呼ばれているP”マット・アライザ”を6巡で獲得しています。

ペイトリオッツはドラ1でG”コール・ストレンジ”を獲得する疑問が残るPICK。いつもの錬金術で下位PICKを増やして計10人をPICKしています。RBのまとめ買いも常套手段ですね。

イルカさんはドラフト3巡で初PICKを行い3巡、4巡、7巡×2の4名を指名。ドラフトには参加していないような感じですが、7巡目の最後にQB”Skylar Thompson”を指名しており、もはや次世代QBを育てる気持ちが見えます。

QBは”トゥア・タゴバイロア”を続投させ、昨年のドラ1WR”ジェイレン・ワドル”に、元チーフスのエースレシーバー”タイリーク・ヒル”を加えた布陣が脅威なのですが、ショートパス戦法で連勝したタゴバイロアがヒルの良さを引き出せるのかが疑問です。

経験と中堅級の力はあると思う“テディ・ブリッジウォーター”を獲得しているので、もしかしたらブリッジウォーターの方がこのWR陣にあっているのかもしれません。

 

個人的には、ドルフィンズでリフレッシュしたものの心が避けそうな体験をした”ライアン・フィッツパトリック”おじさんをもう1回雇ってほしいです。

今シーズンは未だ契約先がなく毎年1回は先発出場する記録が切れそうなので、抗議デモを起こしたい気分であります。

そんなこんなでドラフト2022は終了。

今シーズンこそジェッツのプレーオフ出場に期待しましょう!