改名問題、勃発

ドラフトが終わり、ルーキー達の正式契約を待つ時期となりました。

いつもドラフト1巡目との契約はキャンプ直前であったり、ホールドアウト(保留)してキャンプに来ないなど難航するのですが、予想外の事態が待っていました。

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全体4位CBソース・ガードナー(Ahmad “Sauce” Gardner )、ジェッツ最短記録で契約

今ドラフトでジェッツの最初のPICKである1巡目(全体4位)で指名したCB”ソース・ガードナーがドラフト下位より先にサインするという異例の事態が起きました。

ジェッツは2年連続でドラ1にはホールドアウトされております。昨シーズンのQB”ザック・ウィルソン”が契約したのは7月30日で、キャンプ最初の練習は欠席しています。

これはディスティニーか? コロナとオリンピック真っ盛りですが、NFLは開幕に向けて着実に進んでおります。 遅れたニュースになりますが、今年のドラフト1巡(全体2位)のQB”ザッ

 

ジェッツにてドラ1が5月にサインする前例は、近年ではDL”レナード・ウィリアムズ”、DL”クイントン・コプルス”がいます。

今回のサインは2015年のウィリアムズより1日早く契約したので日付での最短サイン記録となりますが、今回のドラフトは現地4月28日であったのに対して2015年のドラフトは4月30日開催であったため、実質の最短記録は”レナード・ウィリアムズ”になるとのことです。

 

なぜガードナーがこれほど早くサインしたのか理由は不明です。よほど最初に提示された条件が良かったのでしょうか。

そのガードナーの契約内容は4年契約(5年目オプション)ということ以外の金額などの詳細は、現時点で明かされておりません。

アフメッド→ソース?なぜ名前が変わった?

もう1つ気になるのが彼の名前です。

某ドラフト本やドラフト時点で彼の名前は「アフメッド・ガードナー(Ahmad Gardner)」でした。

 

しかし、この度の彼がサインした報道では「ソース・ガードナー(Sauce Gardner )」へ名前が変更されています。

 

なぜ??

彼の本名は”アフメッド・ガードナー”(Ahmad Gardner)に間違いは無く、「ソース(Sauce)」はニックネームなのです。

このニックネームは彼が6歳の頃、リトルリーグでRBを務めていた時にコーチが彼につけたものです。コーチは選手のほぼ全員にニックネームをつけていたようです。

最初つけられたのは「A1」というニックネームでした、ガードナーの美しいカットバックを目にしたコーチは「A1 Sauce Sweet Feet Gardner」とニックネームをやたら長くしてしまい、その中の「Sauce(ソース)」だけが残ったとのことです。

彼はニューヨークポストの取材にこのニックネームに関して、「「ソース」は日々の生活のあらゆる場面で自信・確信の代名詞になっている」と語っています。

 

ここでさらなる疑問が発生。

この「Sauce(ソース)」という単語の意味は料理に使う「ソース」であり、「起源」や「源」などカッコイイ方の意味の「ソース」のスペルは「Source」なのです。

「なんでソース?マズい試合も美味しくして勝ちますってこと?」と思いながらいろいろ調べたところ、Sauseという単語はスラングで

「自身に満ち溢れたかっこよさ、スタイル」

という意味を持つらしいです。おそらく、こっちの意味で使っているのでしょう。

 

自身のツィッターアカウントも「@iamSauceGardner」(俺はソースガードナー)と主張しており、JETSの公式サイトでも「Sauce Gardner」と記載されているので、このブログでも今後は”ソース・ガードナー”と表記します。

 

本名からいきなり芸名に変更するような かなり面倒くさい事をしてくれましたが、みなさまCB”ソース・ガードナー”を今後ともよろしくお願いします。