変態QBの狂宴

いよいよ勝てば夢のスーパーボウルに行けるチャンピオンシップの時間がやってまいりました。

第1シードのレイブンズに挑むは、前回王者チーフス!

 

変幻自在のランオフェンスを繰り出すQB”ラマー・ジャクソン”が勝つのか!?

それとも、アメージングなプレーを見せるQB”パトリック・マホームズ”が勝つのか!?

 

両チーム、失点の少なさでリーグ1位を争うだけに、相手のディフェンスをいかに崩すかが勝負になります。

 

リーグ屈指の変態QBvs変態QB、果たして勝負の行方はいかに!?

[SPONSORED LINK]

スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

チーフス

7

10

0

0

17

レイブンズ

7

0

0

3

10

総評

↑このスコアを見て分かる通り、両者のディフェンス力はリーグTOPクラスであるため明暗を分けたのが、スタートダッシュの差。

 

レイブンズの先行で試合開始するも、ファーストドライブは3凡で終了。

しかしチーフスは、ファーストドライブからファーストダウンを連続で更新し、ギャンブルもTE”トラビス・ケルシー”へのパスで成功。

 

マホームズが針を穴に通すような完璧なコントロールで、10年に一人の天才S(と、ドラフト時に言われてた)”カイル・ハミルトン”にカバーされているケルシーにTDパスを決めます。

 

!∑(゜ Д゜)

 

 

今日も絶好調の”テイラー・スイフト”。スーパーボウル直前に日本でコンサートするようです。

確実に忙しいのに、毎回試合を見に来るバイタリティは凄いです。

これも愛

 

 

 

レイブンズQB”ラマー・ジャクソン”も燃えてきた。

次のドライブではギャンブルをスクランブルで更新し、さらにドラ1WR”ゼイ・フラワーズ”へ、逃げながらも超ロングパスを通してTD!

 

なんちゅう運動神経!
Σ(・ω・ノ)ノ!

 

 

ここまでは互角の勝負でしたが、はやくも明暗を分けたのが次のチーフスのドライブでした。

 

チーフスは9分(16プレー)も時間をかけて前進し、RB”アイザイア・パチェコ”のTDランで追加点。

 

途中、こんなハチャメチャプレーも出ます。

メチャクチャ困って適当に投げても取ってくれるケルシーとマホームズの仲は、もはや恋人以上夫婦未満。

 

 

一方、レイブンズはファンブルロストでターンオーバー。

 

 

これにもめげず、QB”ラマー・ジャクソン”は自分で投げたパスを自分で獲ってファーストダウンするという、これまた変態プレーを見せます。

 

昔、マリオタが自分で投げたパスをTDレシーブする珍プレーがありましたが、それに匹敵しますね。

 

 

チーフスはOL”トレイ・スミス”が反則を連発し、WR”ラシー・ライス”のTDがパーになり、FG。

17-7と10点差でチーフスがリードし、前半を終えます。

 

 

両者、対策を立て直した後半。

さすがリーグTOPの守備力を誇る両者・・

全く点が入らない!!
!∑(゜ Д゜)

 

レイブンズは前試合で後半からテキサンズをボコボコにしたランアタックを出すのかと思いきや、なぜかほぼランをコールしない。

 

どうやら、チーフスがQB”ラマー・ジャクソン”にQBスパイを2人つけるなど、徹底してラン封じを行っていたようで、加えてレイブンズ側も裏をかいたパスに寄った戦略だったと推測します。

 

 

なのでWR”ゼイ・フラワーズ”へのロングパスは通るものの、肝心のTDパスでCB”ラジャニアス・スイード”がすごいタイミングでボールをはじき出して、値千金のタッチバック!

 

これはスーパープレイ!

もし、このTDが決まっていたら、オフェンスが進まないチーフスに対してレイブンズがモメンタムを掴んで逆転勝利をしていたと思います。

 

 

この時点でもまだレイブンズには時間があるにも関わらず、なぜかQB”ラマー・ジャクソン”に焦りが見えて、とうとうエンドゾーンでインターセプトも喫します。

わざわざ3人もカバーがいるところに無理投げする必要はあったのか?
(;´Д`)ノ

 

 

レイブンズは最後のFGで1ポゼッション差にするも、チーフスが時間を潰し切って勝利

 

両者リーグトップクラスの力を持つものの、データで差があったのは、ターンオーバーと反則。

チーフスはターンオーバー0回、反則3回30yd罰退に対して、レイブンズはターンオーバー3回反則9回80yd罰退です。

 

あと、タイムポゼッション差が「15分」とチーフスが実に1Q分も多くオフェンスしており、試合巧者ぶりが伺えます。

 

 

しかしながら後半、チーフスがラン対策に重点を置いたとしても、ランアタックを得意としてきたレイブンズがランをほぼ出さなかった事が敗因に直結していると感じました。

慌てて点を取りに行く必要は、一体何だったのか?

 

レイブンズディフェンスが後半チーフスのオフェンスををシャットアウトしただけに、その点が悔やまれます。

 

 

勝利したQB”パトリック・マホームズ”のスタッツは、パス30/39回241yd獲得、1TD。

要所で得意のランも見せて6キャリー15yd獲得。

 

後半無得点でしたが、勝てば官軍。

やはり、この男は持っています。

 

 

今日もテイラー・スイフトの愛の力で絶好調のTE”トラビス・ケルシー”のスタッツは、レシーブ11回116yd獲得、1TDの活躍。

ポストシーズン計17TDパスレシーブは、”トム・ブレイディ”&”ロブ・グロンコウスキー”の記録を超えたとの事です。

 

“テイラー・スイフト”はスーパーボウルも来るんでしょうねぇ・・・

 

そういえばテイラー・スイフトといえば、2022年シーズンのスーパーボウルのハーフタイムショーのオファーを断りました。

理由は前レコード会社との契約関係で、スイフトがフューチャーされると自分と関係ない前レコード会社が版権を持っている曲が多くのかかって、自分と無関係な会社を儲けさせることを防ぐためだとか。

 

つまり彼女がスーパーボウルの舞台に立つには、この問題を解決しなければならないのです。

 

 

一方、敗れたQB”ラマー・ジャクソン”のスタッツは、パス20/37回272yd獲得、1TD、1INT。

ランは8キャリー54yd獲得。

 

本職のRB”ガス・エドワーズ”がわずかラン20yd、RB”ジャスティス・ヒル”が3yd と不発。

 

なぜ、終始テキサンズ戦の前半みたいなオフェンスをやってるのか理解できませんでした。

 

やはり近年は、ハインズマン賞を獲るとスーパーボウル制覇は出来ないのか・・
(;´Д`)ノ