もちろん狙いは情報

先日、スティーラーズの重鎮LB”ジェームズ・ハリソン”が解雇されたニュースをお伝えしましたが、なんとプレーオフで最大の敵になるペイトリオッツと契約しました。

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LBジェームズ・ハリソンがパッツ入り

前回の記事:

ジェームズ・ハリソン カット スティーラーズ
嘘だと言ってよハリソン プレーオフ争いも佳境に入りましたが、衝撃のニュースが報じられました。

LB”ジェームズ・ハリソン”は、スティーラーズで今シーズンわずか5試合で38スナップしか出場しておらず、先のペイトリオッツ戦では出番はありませんでした。

そして、先日スティーラーズをカットされFAになったのですが、この度ペイトリオッツが獲得したとのことです。現時点で詳細な契約内容は分かりません。

 

ペイトリオッツの今シーズンのサック数は38回でこれはリーグ12位の成績。ハリソンに求められるのはサック数のUPよりも、ずばり今シーズンの終盤までスティーラーズに在籍していただけにスティーラーズの最新情報でしょう。

 

スティーラーズとペイトリオッツはすでに地区優勝を決めて、さらに1回戦免除も決まっています。

まだワイルドカード争いが残っていますが、今シーズンの他のチームの成績から考えて、AFCチャンピオンシップでこの2チームが激突する確率は100%に近いと思います。

ここでペイトリオッツがスティーラーズの最新のプレーブックの情報を手に入れるとしたら、ペイトリオッツは情報戦でスティーラーズのかなり上に行くことになります。

スティーラーズ側はペイトリオッツに情報が渡ったと考えたら、これまで培ってきたプレーブックを捨てなくてはなりません。

全選手への伝達は簡単にはいかず、これまで固めてきた連携に亀裂が生じることは十分にありえるでしょう。

 

プレーオフが始まる前に情報戦でも心理戦でもイニシアチブを取ったペイトリオッツ。

これがお前らのやり方か!

補足として、”ジェームズ・ハリソン”のロースター枠を空けるために、元ジェッツの2014年ドラフト7巡のLB”トレバー・ライリー”がカットされちゃいました。

戻っておいでライリー。