猛牛vs海鷲

パッツがお休みのWeek09、首位追撃のためにビルズはなんとしても勝たねばなりません。

シーホークスとて、地区首位を守るどころかワイルドカード枠に入るには、全然油断できない状況です。

今週のAFC東はどない?

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ビルズ 25-31 シーホークス

JETSを捕食した極北からの刺客、シーホークスが今度はビルズとシアトルで対戦。

ビルズHC”レックス・ライアン”もJETS時代から、シーホークスHC”ピート・キャロル”には負け続けてるので、復讐に燃えてるでしょう。

 

そんな”レックス・ライアン”が繰り出したシーホークス攻略法は、JETSの伝統芸『グラウンド&パウンド』。そう、徹底的なラン攻撃。

この日のために用意してきたのか、ビルズは様々なフォーメーションのランを仕掛けまくり、シーホークスD#を翻弄し、TDを奪う。まさに猛牛!!

しかし、地道なビルズの地上戦とは正反対に、シーホークスはロングパスをポイポイ決めて、すぐにTDを奪い返しちゃう。 まさに鷲!!

 

ビルズは最後、TDを決めたら逆転勝利のドライブにて、敵陣8ydまで進み、シーホークスを追い詰めるも、そこは硬いD#に阻まれて、シーホークス勝利。ビルズは痛い惜敗です。

 

この試合で話題になったのは、シーホークスTE”ジミー・グラハム”が2度もワンハンドキャッチでTDを決めた事。そして、前半ラスト3秒に起こった、シーホークスCB”リチャード・シャーマン”のエゲツナイFGブロックです。

映像でどうぞ。

このエゲツナイプレーはてっきり、「アンネセサリー・ラフネス」や「ラフティング・ザ・キッカー」 などの重罪になるかと思ったら、コールされた反則は「オフサイド」のたった5ydの罰退。 地面に伏せて足を押さえ苦しむK”ダー・カーペンター”をしり目に。

この判定に”レックス・ライアン”は当然として、世界中のファンがキレた。しかし、判定は当然、そのまま。

これで15ydの罰退ならば、FGが成功していたかもしれませんが、この後のゴタゴタでスパイクで時計を止めなければならない上に、カーペンターのダメージが抜けないせいかディレイ・オブ・ザ・ゲームの反則を犯し、結局はオフサイドは無かったも同然の状況となり、FGを外す事になります。
(※ゴタゴタで時計が動いた事は、スタッツによると「Trainer came on to the field to attend to #2. Charged 4th timeout to #2. He has to leave for next play」とあるが、よく分からない。4つ目のタイムアウトを取ろうとしたら時計が動くのか??)

 

当事者シャーマンは、「審判のコールしたとおりじゃね?」と、悪びれる様子もなし。たしかに審判の裁定が全てですが、対戦相手のキッカーの足を負傷させるようなプレーをしておいて、これはないだろ。

“リチャード・シャーマン”、”ダムコング・スー”、”トム・ブレイディ”、彼らを新・三大NFL現役悪人 に認定したいと思います。