嘘だと言ってよピータース

これまたチーフスが主力をトレードしました。

なんとチーフスのINT王CB”マーカス・ピータース”をラムズにトレードです。

[※この記事は2/24にUPした内容に2/27に明らかになったトレード条件を追加したものです。]

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チーフスCB”マーカス・ピータース(Marcus Peters)”をラムズへトレード

CB”マーカス・ピータース”といえばチーフスどころかAFC屈指のCBですが、この度はラムズがピータースのトレードに合意したというニュースが報じられました。

なお2018シーズンが始まる現地3月14日まで正式に取引できませんので、トレードの内容は現時点で不明です。

 

CB”マーカス・ピータース”は2015年ドラフトの全体18位でチーフスが獲得した選手。

INTを量産し3年で19INTを記録。これまで2度のプロボウル選出と2016年にはオールプロに選出されております。

 

ラムズ的にはCBが2人もFAとなる上にCB” Kayvon Webster”が12月にアキレス腱を負傷しており、CBの層が薄い状況。CB”マーカス・ピータース”は喉から手が出るほど欲しい人材です。

 

チーフスとしては、2017シーズンのジェッツ戦で客席にフラッグを投げ込んだりするピータースの素行の悪さなどを見ると、ピータースとの確執が生まれている可能性があります。

しかし、昨シーズン途中で獲得したCB”ダレル・リービス”を既にカットしており、CBの層は薄くなっています。

それでも手放すのですから、よほどの好条件でラムズとの合意に至ったと思われます。

 

チーフスはQB”アレックス・スミス”のトレードも決まっており新陳代謝を図る一方で、ラムズは2017シーズンのQB”ジャレッド・ゴフ”の活躍やWR”サミー・ワトキンス”の獲得で大躍進をしており、2018シーズンもさらなるパワーアップが期待されます。

ラムズの新時代到来の一方で、チーフスの未来が不透明。2018シーズンのAFC西も大荒れになりそうで、このスキに地味に安定しているチャージャーズが他を出し抜くような気がします。

追記2018年2月27日:トレード条件が判明

正式にトレードされるのは現地3月14日なのですが、それより先にトレードの条件が明らかになりました。

互いに差し出すものは、

・チーフス:CB”マーカス・ピータース” & 2018年ドラフト6巡

ラムズ:2018年ドラフト4巡 & 2019年ドラフト2巡

となりました。

 

ラムズが今年の2巡でなく2019年の2巡である理由は、既に今年の2巡をWR”サミー・ワトキンス”のトレードで譲渡しているからです。

ラムズは借金前借りでガンガン補強をしておりますが、ピータースほど実績がある選手にしてはお得なトレードだと思います。逆にチーフスはやはり素行の悪いピータースの放出を望んでいたと思われます。