絶対に勝ってはいけない戦いがここにある

コルツにボッコボコにされ、完全にシーズンエンドを迎えた我らがJETS。

もう残りの試合はパッツ以外、負けていいでしょう。

そんなJETSの前に、ある意味で最強の敵が立ちふさがります。

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事前情報

・ジェッツ

C”ニック・マンゴールド”、IR入りでシーズンエンド。

先発QBは”ブライス・ペティ”、残り試合全て彼が先発すると発表される。

どうなる49ers戦

まず、NFL JAPAN の生沢さんの素晴らしいコラムを読んでほしい。

リンク:迷走するジェッツのQB構想

まさにここに書かれていることが、私のみならず、ファン全員が思っているモヤモヤした部分を具現化したものです。

ジェッツはオフにフィッツパトリックの獲得がダメだった場合を見越して、ドラフト2巡でQB”クリスチャン・ハッケンバーグ”を獲得しました。なので、JETSはペティにはそもそも期待はしておらず、将来のJETSを担うのはハッケンバーグ のハズなのです。

ペティを将来的に先発とするつもりならば、ハッケンバーグは獲得していないでしょうし、フィッツパトリックと契約した後、QB”ジーノ・スミス”を解雇してペティをバックアップに据えていいハズなのにジーノを解雇しない。それはペティが頼りないからなのでしょう。

しかし、ロクに使わずドラフトで獲得したペティを解雇できないので、JETSはずっとQBが4人という非効率なままシーズンを過ごす事になりました。

そして、フィッツパトリックが不振のために先発に昇格した”ジーノ・スミス”は速攻で負傷してシーズンエンドのIR入り。しかしハッケンバーグはアクティブロースターに入れず、実質QBはフィッツパトリック と ペティの 二人体制となりましたが、この二人では結果を残せず、未だ3勝という最悪なシーズンを過ごしております。

 

ここで思うのが残り4試合が捨て試合なら先発させるべきは、このコラムに書かれているとおり、ペティではなく、JETSの将来を担うドラフト2巡で獲得したハッケンバーグ に先発させるのがBESTなのです。残り4試合をペティに先発させる意図が分かりません。

HC”トッド・ボウルズ”がペティが好きで来シーズンもペティを先発させると考えていても、今シーズンでボウルズが解雇の可能性も十分にあり、いくらQB構想しても無駄になります。なので、余計にハッケンバーグに先発させて経験を積ませるべきなのです。

ただペティを4試合でダメダメだという事を世間に見せて、カットする材料にするというゲスな考えならば、話は別ですが。

 

今の状況は2012年の”グレッグ・マッケルロイ”の時に似ていますが、マッケルロイの時よりもペティには既に十分に育成期間を与えて、実戦もさせており、何よりも今はドラ2のQBが控えているので、マッケルロイの時とは全く違います。(あの時、意地でもティーボウを先発にしない意味は分かりませんでしたが)

フィッツパトリックの契約難航から始まったQB構想のブレは、今からしっかり補正しておかないと、毎シーズンQBやHCが変わる、現時点で0勝のチームのようになってしまいます。

もはやJETSはドラフト2巡で獲得したハッケンバーグ中心としたチーム構想を覚悟するべきなのです。そしてバックアップに経験優秀なベテランQBを入れるのがベストでしょう。

 

これは49ers戦のプレビュー記事なのですが、負けて欲しい試合にプレビューもへったくれもありはしないです。49ersに勝ってしまうと、勝率が49ersと並んだ場合、ドラフトに不利なのです。

むしろ、頑張れキャパニック。

今週の勝利への金言

「負けろ」 と思うと勝つんだよなぁ。。

以上

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