嘘だと言ってよマレー

キャンプ直前ですが、驚きのニュースが報じられました。

カウボーイズで一世風靡したRB”デマルコ・マレー”が早くも引退です。

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RB”デマルコ・マレー(DeMarco Murray)”、30歳で引退。

RB”デマルコ・マレー”は2017年シーズン終了後にタイタンズからリリースされ、その後どのチームからもオファーは無く、この度は引退を発表し30歳で7年のNFLのキャリアに終止符を打ちました。

ESPNのインタビューには「私はまだプレーできると思う。しかし、次に進む時だと考えた」とコメントしております。

 

マレーは2011年ドラフトにて、カウボーイズが3巡目でオクラホマ大から獲得。

メキメキと頭角を現して2013年シーズンにラン1121yd獲得9TDを記録し、プロボウルに選出。

そして翌年2014年シーズンは、345キャリー1845yd獲得、13TDという記録を叩き出し年間攻撃最優秀選手、年間ラン獲得ヤード1位、年間タッチダウンラン1位と3タイトルを獲得。さらにプロボウルとオールプロに選出され、カウボーイズのプレーオフ進出に大きく貢献しました。

 

しかし、プレーオフでカウボーイズはディビジョナルプレーオフにて、パッカーズに敗れました。これがWR”デズ・ブライアント”のレシーブの判定が覆った事件があった試合です。

また覆る判定  ディビジョナルプレーオフ3戦目はカウボーイズ vs パッカーズの好カード。 パッカーズがホーム全勝でのホームゲームなのですが、対するカウボーイズはロード全勝とい

 

マレーは2014年にキャリア最高の活躍をしたにも関わらず、2015年にイーグルスへトレードされた事は物議をかもし出しました。

この時のイーグルスのHCは”チップ・ケリー”で、なぜかエースRB”ルショーン・マッコイ”をビルズにトレードした謎の動きがあった時です。

つまり、マレーはマッコイの後釜としてライバルのイーグルスへトレードされたのです。

 

過去の記事を調べてみると、この年はRBのトレードがリーグ全体をかなり荒らしました。

こんばんワーキングホリデー。放談の時間です。 FA解禁から続々と移籍ニュースが飛び交っておりますが、RBに関してめちゃくちゃ荒れていますので、今回はそれを取り上げてみました。[3

 

そして2016年にマレーはイーグルスからタイタンズにトレードされました。見返りは2106年のドラフト4巡でした。

2016年、マレーはタイタンズで再び爆発し、ラン1287ydを獲得し3度目のプロボウル選出。

2017年シーズン、タイタンズは2016年ドラフト2巡で獲得したRB”デリック・ヘンリー”が頭角を現して、マレーの出番は減少。チームは久しぶりのプレーオフに進出するも、ディビジョナルプレーオフでペイトリオッツに敗れ、敗退しました。

トム・ブレイディ tom brady
帝王降臨 ディビジョナルプレーオフの第2戦目は、いよいよ2連覇を狙う帝王ブレイディ様が率いるNFL史上最強の軍団、ニューイングランド・ペイトリオッツの登場です。 ペイトリオッツ

そしてマレーはFAとなりましたが、2018年はキャンプ直前にも関わらず、未だにどのチームからも声がかからない事が原因で引退を決意したのです。

 

キャリアの平均年数が2~3年のNFLにおいてRBはQBの次に攻撃の中心であり、コンタクトが激しいため短命。それにも関わらず給料があまり高騰せず、ペイトリオッツでは使い捨てとなっている不条理なポジションです。
(軽く怨敵をディスっておく)

 

その中で7年間続けて、プロボウルに3度選出、MVPやオールプロを獲得している選手の幕引きにしては早すぎる気がして非常に残念です。

ぶっちゃけた話、RB陣が安定しないジェッツに来て欲しいぐらいですが、RBで30歳という年齢は手が出にくいのでしょう。

 

RB“マーション・リンチ”も1回引退して復活しましたし、マレーの復帰にも期待したいところです。

とりあえず、お疲れ様でした。