真価を見せろ!ホーム開幕戦

快勝した開幕戦でしたが、ホーム開幕戦となるWeek02こそ多くのジェッツファンに生まれ変わった新生ジェッツの実力を見せなければいけません。

しかも相手は同地区のドルフィンズ。まさに負けられない戦いです。

果たして開幕戦のように、今回も快勝できるのか!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

2018年 9月 16日

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ドルフィンズ

7

13

0

0

20

ジェッツ

0

0

6

6

12

オフェンス

次の試合がサースデイナイトなので、今回は手短に。

QB#14″サム・ダーノルド”のホームデビュー戦は、2INTを喫して何とも言えないパフォーマンスになってしまいました。

基本ドルフィンズD#は、弱いジェッツのOL相手にほぼ4メンラッシュのみ十分だとし、パスカバーを厚くしてダーノルドを封じる作戦に出ました。

 

ダーノルドが最初にINTされたシーンは、ミドルゾーンを守っていたDB#22″T.J・マクドナルド”が向かって右へゾーンD#に行くと見せかけて、急に方向転換して左にダッシュでミドルパスをINT。

これはダーノルドが完全に引っかかった感があります。フィルムスタディを入念に行っていたのでしょう。

 

そして2度目のINTが、ジェッツD#が奪ったターンオーバーからのチャンスにWR#16″テレル・プライアー”へ放ったパスを、カバーしていたCB#25″ザビエン・ハワード”にエンドゾーン内でINTされるという痛恨のミス。

ターンオーバー後の勢いに任せてTDを取りたかったのは分かりますが、ここは慌ててTDを狙うところではありませんでした。

 

第2Qの終了直前も最悪。敵陣14ydで残り10秒、タイムアウト1回残している状況で、TE#89″クリス・ハーンドン”がエンドゾーン手前でレシーブするもファンブル。そのファンブルを自らリカバーしてそのままエンドゾーンに飛び込めばTDだったのに、飛び込めず時間も使い切ってFGすら蹴れずに前半終了となります。これは痛すぎました。

さらにこのTE#89″クリス・ハーンドン”は、完全なワイドオープンでロングパスを落球します。彼は今週のがっかり・オブ・ザ・ウィークでしょう。

 

ダーノルドのスタッツはパス25/41、334yd獲得、1TD、2INT。

WR#81″クインシー・エヌンワ”やWR#16″テレル・プライアー”が難しいボールをレシーブしレベルの高さを見せますが、WR#11″ロビー・アンダーソン”はタックルを受けたさいにファンブルロストし、弱点であるフィジカルの弱さが出ました。

 

RBではRB#29″ビラル・パウェル”がラン・アフター・キャッチからD#を抜いてTDを決めるスーパープレイを見せるも、基本的にランが出ない展開。

LB#47″キコ・アロンソ”が予想通りやっかいで、13タックル2ファンブルフォースと活躍されました。

 

総じて、ダーノルドが334ydも投げてもそれらが点に結びつかず、チャンスを生かしきれない歯がゆい敗北でした。

ディフェンス

DB#41″バスター・スクライン”がミスタックルや、せっかく1stDownを阻止したのに無用なホールディングをするなど足を引っ張りました。

野性味あふれるスーパープレーをする半面、パフォーマンスにムラがあるところは治っていません。

 

そして最後、O#を取り返さねばならないシーンを含めてQB#17″ライアン・タネヒル”のスクランブルを阻止できず、タネヒルにラン44ydも許したところが痛かったです。

長期間にわたりタネヒルを苦しめた負傷の原因がスクランブルでのケガだったと記憶していますので、これだけスクランブルを乱発するとは思ってもいませんでした。彼の勝利に対する闘志がドルフィンズの勝利に繋がったように思えます。

 

それ以外は、DB#33″ジャマール・アダムズ”やLB#48″ジョーダン・ジェンキンス”のファンブルフォースや、ドルフィンズのCが自分の足にスナップを当ててファンブルロストするシーン等、D#が再三チャンスを作るもO#がそれを生かしきれず負けた感があります。

 

QB#17″ライアン・タネヒル”に不意を突かれて一発TDを決められるも、敗戦の原因はチャンスを生かせなかったO#であることは間違いないでしょう。

スペシャルチーム

K#02″ジェイソン・マイヤーズ”がエクストラポイントを外しますが、55ydのFGを決めたので、まぁ良しとします。

リターンが全く出ませんでしたが、それは仕方なし。

総評

戦力ではジェッツが上だったものの、チャンスを生かせないジェッツとチャンスを生かすドルフィンズの差が出た試合でした。

ダーノルドのパスは相変わらず通るのに、エンドゾーンでINTされたり、前半終了まぎわ敵陣1yd切った地点でタイムアップになるなど、見えない壁に阻まれた感がありました。

イルカD#には変な神通力を発生する時があります。

 

同地区の相手に痛い一敗ですが、ジェッツに力があることは確かです。まだシーズン始まったばかりなので、長い目で見ていきましょう。