ラフト衝撃の結末
ドラフト最終日は気楽に動向をおっかけていましたが、最後に信じられぬ結末が待っていました。
なんとRB”レオン・ワシントン”+JETSの7巡がシーホークスの5巡とトレードです!!
安すぎるで、初めは誤報かと思ったのですが、マジでした。 (TωT)

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▼疑惑の4巡目の謎が5巡目に解決
経緯をたどるとJETSは4巡目29位+6巡をパンサーズに差しだし今回初のトレードUP。
4巡19位を得て、RB”ジョー・マクナイト”を獲得します。彼はUSC出身でサンチェスの後輩。スピードと加速力で外側から抜く”レオン・ワシントン”に似たタイプでした。
トレードUPしてまでRBを採るのに疑問を感じましたが、この時はケガから復帰したワシントンの負荷を軽くするためのPICKだと思いました。

そしてJETSは突如シーホークスの持つ5巡目8位にトレードUP。「あれ?7巡目1つしか無いのになぜトレードUPできるんだ?」と思った瞬間、衝撃が走りました。なんとシーホークスに7巡目+RB”レオン・ワシンン”を差し出してのトレードUPだったのです。
昨シーズンはシーズンアウトしたとはいえ、これまでJETSの窮地を救ってきたワシントンが5巡目と交換とは安すぎる。これはケガの回復具合を不安視した事に加えて、高額をふっかけるエージェントの存在が大きなミゾを作ったのかと思われます。

これで4巡でRBをとった理由はハッキリしました。更に5順目でJETSが獲得したのはまたもRBの”ジョー・コナー”。彼はパワータイプでリードブロックが上手いのでFB”トニー・リチャードソン”の後釜と考えれます。

ワシントンは1対1なら簡単に相手を抜くカットとチェンジオブペースの使い手。抜いた後は誰も追いつくことのできない超加速が魅力の選手で、ボールを持つと何かを期待せずにいられない存在でした。
私が好きな選手であるビルマ、ペニントンに続きワシントンまでJETSを去る事になるという、ドラフトにこんな衝撃の結末が待っているとは想像できませんでした。 (TωT)
シーホークスで完全復活し、ビルマのように活躍してほしいモノです。

▼OT”アラン・ファニカ”をカット
これもドラフトと平行して流れたニュースです。ドラフト2日目でOTを獲得したときにGM”タネンバーム”はファニカのカットは無いと言っていたにも関わらず、噂どうりにファニカがカットされるようです。正式な発表は現地月曜日に行われるとのこと。

原因はローズと同じマンジーニ時代に結ばれた高額な契約かと思われます。ファニカは2008年に5年総額4000万ドル(保障2100万ドル)というOLとしては当時リーグ史上最高額の契約でスティーラーズから引き入れましたが、年の衰えのせいか昨シーズンはパスプロテクションに問題がありました。
まさに無駄と思える経費を強引に削るJETSの事業仕分けです。

今回のドラフトは1巡CB”カイル・ウィルソン”以外は補強では無く、選手入れ替えのためのものとなりました。