これがベストの負け方だ!

残すは3試合。今回の相手はAFC南首位の強敵テキサンズです。

ジェッツとしては負けた方が得ですが、来シーズンに繋がる爪跡を残しておきたいところ。

本日のダーノルドはどない?

[SPONSORED LINK]

スコア&ダイジェスト

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

テキサンズ

3

13

0

13

29

ジェッツ

3

6

6

7

22

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

オフェンス

QB”サム・ダーノルド”は、出足は悪いながらも要所でパスを通して、3TDドライブを演出。

特筆すべきがINTが0回かつ、3rd Down Efficiency(3rdDownから1stDownを取る確率)が52%と調子が戻りました。さらにスクランブルで35ydを走り、オフェンスを盛り上げます。

スタッツはパス24/38回253yd獲得、2TD,0INT。

 

このダーノルドのNo1ターゲットとなったのがWR”ロビー・アンダーソン”。どんなパスにも柔軟に対応し、7レシーブ96yd獲得、1TDの成績。

ルーキーTE”クリストファー・ハーンドン”が3レシーブ53yd獲得、リターンで活躍しているWR”アンドレ・ロバーツ”もTDレシーブを決め、WR”クインシー・エヌンワ”が欠場ながらもターゲットを振り分けてO#を展開しました。

 

RBに関しては本来の先発2人がシーズンアウトしたため、近年のドラフトで獲得した若手2人ですが、RB”イライジャ・マクガイア”がラン42yd獲得1TDと振るわず。

序盤に彼のファンブルロストでTDを奪われ、記録した1TDもモールでみんなで押し込んだものであり、まだまだ成長が必要です。

 

OLは強力なテキサンズのパスラッシュに耐え続けましたが、最後の逆転を賭けたドライブにDE”J.J・ワット”に根性のサックをもらい、計被3サック。

 

とにかく、本来の先発WR1人とRB2人を欠く戦力で地区首位のテキサンズをあと1歩まで追い込んだ事は称賛できる内容です。

HCが変わる(希望)来シーズンに期待しましょう。

ディフェンス

テキサンズQB”デショーン・ワトソン”は試合開始当初はジェッツのサイドラインでポーズとったり、ベンチに座ったり余裕を見せて舐めた態度をとっていました。

しかし、第3QにジェッツD#の怒り爆発。QB”デショーン・ワトソン”を封じ込め、3シリーズ連続で3rd&OUT。ターゲットが見つからず投げあぐねるワトソンに容赦ないパスラッシュで6サックを記録し、久しぶりのサック祭りとなりました。

特に目立ったのは、2018年ドラフト7巡をコルツに引き渡してトレードで手に入れたDE”ヘンリー・アンダーソン”の3サック。

S”ジャマール・アダムス”も見事なセーフティーブリッツを決めて、相変わらずの活躍。

 

しかしながら予想通り、リーグを代表するレシーバーであるWR”アンドレ・ホプキンス”にやられ、ホプキンスは10レシーブ170yd獲得2TDを記録。第4Qのジェッツの逆転後にワトソンが開き直り、ロングを投げられたらCB”モリス・クレイボーン”ではカバーしきれません。

これが地区首位を走るチームの地力です。

 

まぁ、これは観客を喜ばせる試合をし、最後に逆転負けするというジェッツの書いたシナリオだと考えれば良いでしょう。もうジェッツをプロレス団体として見てください。

スペシャルチーム

これまでどんなFGも決めてきたK”ジョイソン・マイヤーズ”に異変が発生。エクストラポイントを2本連続で外しました。

終盤は4点差を追う展開だったので、この2点を失ったことは勝敗に左右しました。

そう、これも負けるためのお膳立てと思ってください。
( ・`Д・´)+キリッ

総評

ジェッツは第4Qに逆転するものの、最後はテキサンズの意地のTDドライブと根性のD#で再逆転され敗北。最後まで見れるした上で負けるという、今のジェッツには理想の試合内容でした。

使えないHCトッド・ボウルズに新たな才能を見出したのですが、こんな才能は普通にスーパーボウルを目指すときには要りません。頼みますからシーズン終わったら、とっとと解雇して欲しいです。

 

現在、ジェッツの順位は3勝のレイダース、49ers、4勝のカーディナルスに次ぐケツ4位。

残り2試合も負ければもっと下位に食い込めると思うのですが、最終戦のペイトリオッツ戦だけはメンツにかけて「負けろ」とは言えません。

もはやジェッツの勝利よりも、最下位3チームの勝利を願う状況となっています。

NFLって、カオスだねぇ。。
(´・ω・`)