王者 vs 聖者

ディビジョナルプレーオフの最終戦は、昨シーズンの覇者イーグルスと第1シードのセインツの対戦という注目のビッグマッチとなりました。

レギュラーシーズンのWeek11では、7-48 でセインツが圧勝したカードのリベンジマッチでもあります。

ラムズの待つチャンピオンシップに進むのはどっちだ!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

イーグルス

14

0

0

0

14

セインツ

0

10

7

3

20

総評

1プレー目からセインツQB”ドリュー・ブリーズ”がロングパスを投じるも、セインツCB”クルボン・ルブラン”にINTされます。

ブリーズ的には意表をついたプレーかつ、失敗してもランを出やすくするための効果を狙ったと思いますが、INTされるとは予想外だったでしょう。

ターゲットのWR”テッド・ギンJr”が抜けていただけに、もう少し飛距離があれば1発TDでした。

 

このプレーでまずはイーグルスがモメンタムをつかみ、イーグルスQB”ニック・フォールズ”のTDパスとスニークで、14-0 とリードします。

 

このままでセインツが終わるはずなく、セインツCB”マ―ション・ラティモア”のINTでモメンタムがセインツへ流れます。

セインツはパントフェイクから1stDownを更新し強気で攻め続け、1TDと1FGを決めて14-10 。イーグルスリードで折り返します。

 

第3Qで勝敗を左右させたのが、セインツの超ロングドライブ。セインツは18プレー、11:29も時間を使ってTDを決めます。

 

ラスト3分にセインツが決めたら2ポゼッション差リードになる52ydFGを外したため、イーグルスがTDを決めたら勝利という激アツの展開に発展。

 

逆転勝利を目指してガンガン進むイーグルスでしたが、敵陣27ydで昨年のスーパーボウル制覇からここまでチームを引っ張ってきたWR”アルション・ジェフリー”がボールを弾いてINTされる致命的ミスをしてしまい、思わぬ形で試合終了。

最後までモメンタムの行方が分からない激戦を制したのはセインツでした。

 

勝利したセインツで目を引いたのが、不動の先発”ドリュー・ブリーズ”のバックアップであるQB”テイサム・ヒル”の存在。

彼はポジションがQBであるにも関わらず、RB、WR、TEのどのO#スキルポジションに就くことがあり、さらにキックオフ・リターナーまでこなす、万能QBなのです。

この試合ではワイルドキャット要員になりつつも、ホールディングで惜しくも無効になりましたがRB”アルビン・カマラ”への敵陣46ydからTDパスをヒットさせるパスも見せております。

昨シーズンは、イーグルスがバックアップQB”ニック・フォールズ”でSB制覇しているだけに、今シーズンもバックアップQBが勝利の鍵になるかもしれません。

 

ドリュー・ブリーズ ニック・フォールズ

勝利したセインツQB”ドリュー・ブリーズ”のスタッツは、パス28/38yd獲得、301yd獲得、2TD、1INT。

昨シーズンのディビジョナルと同様に大逆転負けするかと思いましたが、今回は踏みとどまって勝利しました。

いよいよ2度目のSB制覇が現実味を帯びてきましたが、次の相手は難敵ラムズ。

ハイパーO#同士の対決が非常に楽しみです。

 

一方、敗れたイーグルスQB”ニック・フォールズ”のスタッツは、パス28/38yd獲得、301yd獲得、2TD、1INT。

今シーズンも出番が回って来たことは、SB2連覇のフラグかと思っていたのですが、そう簡単には行きません。

あのジェフリーが肝心の場面でミスをして負けるとは、もはや運命だったと思うしかありません。