ーアの挑戦状
アメリカ大陸を横断し地獄のロード3連敗を経て、やっと帰ってきました我が家の「メットライフ・スタジアム」。

マンデーナイトでライバルのドルフィンズと対戦するだけあって、JETSファンが大集合。3連敗した後ですからファンへの謝罪をこめて、絶対に勝たなくてはなりません。

しかしドルフィンズは4連敗ながら、近年は不覚を取るチーム。
JETSは勝利して、ファンの前で汚名を返上できるのか!?


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▼試合の前に
MNFの歌のおっさんが急遽降板したため、オープニングになんとファイヤーマン・エドが登場。
うれしいが、選手にとったらプレッシャーだな。( ̄Д ̄;;
[youtube]FsAeXdrHrzA[/youtube]
▼前半
ドルフィンズはやはりラン攻めでキタ。ランで来るとわかっちゃいるが止められず序盤から早々にRB”レジー・ブッシュ”に走られてしまう。
さらにQB”マット・ムーア”がやたらCB”ダレル・リーヴィス”がカバーしているWR”ブランドン・マーシャル”へパスを投げる。こんなにリーヴィスに挑戦的なヤツは見たことがない!まさにリーグ1のシャットダウンコーナーへ挑戦状を叩き付けたのだ!!
しかしレッドゾーンへ進むもリーヴィスにTDパスをカットされて、FGで終了。

JETSはリターン時にボールの落下地点の目測を誤り、リターナーの目の前でブロックする2人にボールが当たり、それをカバーされ痛恨のターンオーバー。リターナーとそれを守るブロッカー3人とも落下地点を見誤るとは、すごい突風が吹いたのか??

敵陣18ydからまたもドルフィンズO#が再開という最悪な展開・・・・。
だが、ムーアの果敢なリーヴィスへのアタックが裏目に出る。エンドゾーンへ放ったWR”ブランドン・マーシャル”へのパスをリーヴィスがINT!!!そのまま逆側のエンドゾーンまで独走!!そして・・・・
リターンTDキタ━━━━━∩(゜∀゜)∩━━━━━!!!!
リーヴィスに喧嘩を売った罰だな。
7-3

その後もドルフィンズD#はFGを1本決めて1点差に迫る。
逆にJETSのO#はなんと4ドライブ3rd&OUT。先週のパッツ戦と同じく1stDownすら更新できぬシンドイ展開。

いやいや、これがサンチェスなのです。
前半残り6分、自陣19ydからのO#でようやくサンチェスが点火!
ランでチクチク攻めつつ、空いているTE”ダスティン・ケラー”へドカンと27ydのパスを決めて、敵陣進入!
さらにWR”サントニオ・ホームズ”、RB”ラデイニアン・トムリンソン”へと投げわけ敵陣5yd。
トドメはサンチェス自らど真ん中を突っ切って走りぬけTD!!!!
リードを広げて後半へ。
14-6

▼後半
やっとの事で見れる試合になってきた。
OLB”カルヴィン・ペイス”がQB”マット・ムーア”をサックし、前半は再三レッドゾーンへの進入を許してきたD#も調子が出てきた。

O#もまたもTE”ダスティン・ケラー”へ24ydのパスを通し、ドルフィンズの反則も手伝って敵陣10ydまで進んでFG。
リードをさらに広げる。
17-6

第4QにもD#はドルフィンズをFG圏内にすら近づけぬ活躍を見せる。
一方、JETSは敵陣38ydからWR”サントニオ・ホームズ”へミドルパスへヒットし、
そのままD#を抜いて∩(・ω・)∩Touchdown!

よし3ポゼッション差!もはや決まったか!?
24-6

ドルフィンズの反撃もWR”デボン・ベス”がレシーブしたボールをSS”ジム・レナード”のタックルでファンブルロストさせるなど、堅守を見せてまったく前進させず。トドメはOLB”ジャーマル・ウェスターマン”のサックで試合終了。

ロード3連敗の後のホームで見事、ファンの前で圧勝してくれました。
ああ、本当に良かったわ~~( ̄▽ ̄)=3

2011年10月18日 @メットライフ・スタジアム*下がホームチーム

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ドルフィンズドルフィンズ (0-5-0) 3 3 0 0   6
ジェッツジェッツ (3-3-0) 7 7 3 7   24

Stats

▼総評
とにかく序盤がヒドイ。4ドライブ連続で3rd&OUT。それにリターンのヘマで敵に絶好のフィールドポジションを与える。
しかし、初先発のQB”マット・ムーア”がにリーヴィスがカバーしてるマーシャルに投げまくってくれたおかげで、リーヴィスの100ydのINTリターンTDが炸裂。これでO#が沈黙して暗い空気だったところに活気が戻りました。

ムーアの果敢な挑戦の結果、リーヴィスがカバーしたマーシャルへのパスは10回中4回成功。だが失敗3回はエンドゾーンへのパスで、そのうち1回はINTリターンTDを喰らったので、勇者ムーアの挑戦は見事に撃沈です。(エンドゾーンへのパス失敗の1つはマーシャルの落球ですが)

かつて”カーソン・パーマー”、”ジェイク・デローム”などリーヴィスに挑んだQBは返り討ちにあい、賢い”ペイトン・マニング”は”レジー・ウェイン”に投げるのをあきらめたというのに、ムーアは初先発ながら、この度胸はどこからくるのか不思議でした。おかげで助かりましたが。

助かったといえば、ドルフィンズの落球にも助けられましたね。
前から落球が多いと聞いていたWR”ブランドン・マーシャル”がやはり致命的落球をやってしまいます。途中で落球回数がNFL記録だとか、出てましたね。

他にもヤラレタと思ったらハートラインまで落球。堅守とか言われてますが、相手のミスで助けられた部分も非常に大きいです。
序盤は走られ、同じようなスクリーンパスでヤラレまくっていましたが、後半には修正し結果的にはTDを1本も許さず、ペイスが2サック、メイビンが1サック&FF2回と活躍しました。

JETSのO#は序盤、ランは全く出ないわ、レシーバーと全く合わないわで完全に沈黙。
しかし、前半最後からリズムが出て、ロングドライブを続ける相変わらずの展開。グリーンがラン71ydとまずまずな感じ。
やっぱり頼りになるケラーが危機を救い、決勝点男のホームズが久々にキメる。おまけにマクナイトもピンチを救うナイスレシーブを見せます。

だが、バレスは落球もあり1レシーブ16ydと低調。やはり放出したWR”ブレイロン・エドワーズ”の方がD#を縦に引っ張るダッシュ力があったため、バレスはどうしても見劣りします。

ドルフィンズのパスラッシュに関してはRT”ウェイン・ハンター”が見事にOLB”キャメロン・ウェイク”を押さえ込み、ドルフィンズのOLBの二人が0サックという結果。よくやってくれました。

正直、100%褒めれる内容ではなかったのですが、大事な試合で勝ってくれて本当に良かった。
これから、毎度毎度の快進撃に期待です。

:本日のサンチェスはパス14/25回201ydの1TD、0INT。最初の4ドライブは3rd&OUTながらも突然TDドライブを演出する、相変わらず着火点が分からないQBです。
そして、やっぱりマンゴールドがいるとミスが無く安定します。次にマンゴールドが抜けたら、もうプレーオフは無いと思っていいでしょう。

ルーキー達はWR”ジェレミー・カーリー”は落球1回ありましたが、レシーブにリターンに貢献。
マクナイトは2度もリターン時にボールの落下地点を見誤るミスをするも、これもリターンとレシーブで活躍。

メイビンも超スピードでムーアを追い掛け回して1サック、2FF。2度ともボールがサイドラインを割ったのが残念でした。



:ドラ3の怪物DT”ケンリック・エリス”が初登場。
「何あの93、でかっ!!」というようなツィートも飛びました。
裁判を控えているというリスクまでおかして獲得したからには、働いてもらいましょ。




[引用:NFL JAPAN]

現地17日、第6週のマンデーナイトフットボールとなるマイアミ・ドルフィンズ対ニューヨーク・ジェッツの一戦が行われ、自慢の守備陣が本領発揮のジェッ ツが24対6で快勝した。ようやく連敗を3で止めたジェッツは3勝3敗の勝率5割復帰、ドルフィンズは泥沼の開幕5連敗。

ジェッツは第1Q中盤に先制FGを決められると、さらに続くキックオフリターンでファンブルロストを喫し、自陣18ヤード地点からドルフィンズに攻撃権 を与えるピンチ。しかしここでコーナーバック(CB)ダレル・レビスが100ヤードINTリターンTDのビッグプレイを決めて一気に逆転すると、第2Q終 盤にはクォーターバック(QB)マーク・サンチェスが5ヤードTDランを挙げ、前半で14対6とリードを奪う。

第3QにFGで追加点を奪ったジェッツは、第4Q序盤にQBサンチェスからワイドレシーバー(WR)サントニオ・ホームズへの38ヤードTDパスが通っ てリードを拡大。その後は残り約4分半にCBレビスが2本目のINTを奪うなど、最後まで堅いディフェンスでドルフィンズの反撃を封じ続け、余裕の逃げ切 り勝ちを収めた。

ジェッツのQBサンチェスはパス25回中14回成功、201ヤード、パスとランでそれぞれ1TDをマーク。ランニングバック(RB)ション・グリーンは ラン21回74ヤードを挙げた。そして今日の勝因は何といってもレビスの2INTを含む3ターンオーバーを奪取し、TDを許さない堅守を見せたディフェン ス陣の活躍にあった。

今季初勝利をまたも逃してしまったドルフィンズは、残りシーズン絶望のケガで離脱したチャド・ヘニーに代わって今季初先発のQBマット・ムーアがパス 34回中16回成功、204ヤード、2INTとチームの救世主にはなれず。また、第2Q序盤までに敵陣20ヤード以内へ3度進入と試合の主導権を握ってい ながら、ここで攻撃陣がTDを挙げられずFG2本成功のみ。さらにINTリターンTD献上で、逆にリードを許す展開となったことが痛かった。