当然の怒り
連日お届けしている日大フェニックスによるルールを超えたラフプレーに関する問題。
被害を受けた関学大の鳥内秀晃監督が会見を開きました。
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これまでの経緯
QBは全治3週間の負傷。関学大、鳥内監督 怒りの会見
今回の事件をうけ、関西学院大学(以下、関学大)アメフト部の鳥内秀晃監督が5月12日に兵庫県西宮市の西宮上ケ原キャンパスで記者会見を開き、日大に謝罪とともにラフプレーを行った理由の説明を求める抗議文を送ったことを明らかにしました。
まず背後から無防備な状態でタックルを受け負傷退場したQBの状態は、右膝の軟骨損傷と腰の打撲で全治3週間と診断されましが、右足にしびれが出ており、改めて精密検査を受ける予定です。
そして、QBの家族が警察に相談していることも明らかになりました。
関学大の小野ディレクターは
「生命にかかわる重篤な事故にかかわる可能性があった。日大に対しては深い敬意を持っているが、常軌を逸した行為については激しい憤りを感じている。選手、選手の家族も強い怒りを覚えている」
と話しました。
また、監督が試合後に反則を容認したと取れる発言をしたことについても見解を求めており、鳥内秀晃監督は
「スポーツの範ちゅうを超えている。あってはならない行為。長く監督をしているが、こんなことは初めて。あれが認められたら、スポーツでなくなる」
と怒りを押し殺すように話したとの事です。
日大のHPに掲載された謝罪文に関しても、鳥内監督は
「ええっ、それで終わり…と思いました」と話し、小野ディレクターは「HPに短いコメントを載せるやり方が適切であるのか、どうか…と感じています」
と、日大の対応に疑問を投げかけています。
定期戦が廃止の危機
さらに重要なのは、関学大が送った抗議文に対して日大の回答期限を5月16日とし、その回答が誠意あるものと判断できない場合は、次年度以降の定期戦は行わないとしました。
鳥内監督のコメントはファンの考えと同じ全くの正論でしょう。
前回紹介した日大や連盟の対応でこの事件を終わらせていたら、監督の言葉どおり、
「あれが認められたら、スポーツでなくなる」
になると思います。
これに対して日大がどう返答するのか?回答期限が決まっているだけに、今後の展開は早いでしょう。
以下の記事に続きます。
ニュースソース
関学大、日大の悪質タックルに激怒会見 島内監督「あってはならない行為」/アメフット(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース 悪質タックルに関学大「あってはならない」日大の回答次第では定期戦取りやめも(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース 関学大、過度なラフプレーで日大に抗議文 監督「あってはならない行為」 アメフット:イザ!
当然です。
相手が学生となると、とかく奥歯に物が挟まったようなコメントになりがちですが、これくらいはっきりと抗議すべきで、警察に相談したのも学生であることに託つけた甘えに一石を投じる意味でも良いと思います。
それにしても本当に日大のHPを見ると、これだけですかというのが正直な感想です。
https://www.nihon-u.ac.jp/about_nu/board/executive_director/
日大の内田監督ですが、日大の人事担当常任理事だということです。
HP上のコメントも「日大常任理事」が出しているコメントとして受け止めるべきなんでしょう。
はじめまして。近藤祐司さんにツイッターで質問したらこの件はあり得ないとお怒りでしたよ
このような状況でありながら名城大と関大の定期戦をやったんですね、危機感が無さ過ぎるのではないか、しかも内田監督は雲隠れ、あなたが先ず話さなければならないのではないか。
大学の理事をやっているのであれば事は体育会としての部の問題にとどまらず大学としての問題なのではないか。
日本にNCAAのような組織がない今、関東学生アメリカンフットボール連盟の柿澤氏はもっと厳しい処罰を行なわないといけないのではないか。
名門とはいえ、組織として問題のある大学は連盟に所属する資格はない。
先に日大が会見開くべきでしょう。
危機管理能力欠如というより、常識が無さすぎます。
即刻全サークルへ水平展開して、アメフトでこんな問題があったので繰り返さないように、と大学側からコメントすべき案件。
監督もあんなアホなコメント出さずに、矢面に立って謝罪せい、と。
TOKIOの山口がネットとかで叩きすぎとか一部で言われてますが、今回の件はテレビでも全然やってなくて、ネット動画拡散によって炎上(いい意味で)した例ですよね。
見て気分は最悪ですが、“無かったこと”にならなかったという意味では、ネットの功罪の功が出たのかな、と思います。
監督は問題を軽く考えてたようだし、炎上しなきゃダンマリだったでしょう。
動画も、出したコメントも永遠に残りますし、スポーツ庁長官まで怒りのコメントを出してますからね。
逃げたきゃ逃げればいいでしょう。
日大に自浄能力があるとも思えません。
しかし、大幅に改善策を早急に発表でもしない限り、アメフトファンでこの大学を応援するような人はいないでしょう。
名門で過去に輝かしい黄金期もあり廃部は避けたいところですがやむを得ないと思います
この91番を退場させられるまでプレイさせていたことで、フェニックスというチームが勝利を目指さず関学のQBを潰す目的でプレイさせたと指摘されても弁明の余地がありません
アンネセサリーラフネス連発してる選手を普通プレイさせませんよね。30ヤード無駄にペナルティ失った選手に労うような真似しませんよね
それをファンは許しませんよね
日大の内田監督及びフェニックスの行った行為はアメリカンフットボールへの冒涜です
容認しがたい行為をチーム全体で組織ぐるみで、それも弁明の余地がない形で行ったことは廃部でしか清算できないように思います
ラグビーファンですが、動画を見て吐き気がしました。
ラグビーだったら、レフェリーが1回目の危険なプレーで対象選手に先ずレッドカードでを
出し退場。その後、日本協会が選手を一定期間の出場禁止にするでしょう。
それに加えてチームが独自処分を行うでしょう。(これは過去の実例)
ラグビーは危険行為には厳しいですよ。実際の試合でも危険な行為があれば直ぐに、シンビー
ン(10分のプレー停止+1名プレーヤー減+ペナルティーキック)があり、危険行為をした選手
は、会場の目立つ場所に10分座らされ、さらし者にされます。だから、あんなプレーを3度も
するなんて、ありえないんです。つい昨日のサンウルブス戦でもありました。
アメフトは暴力に甘い・・・と思われないよう、制度改正が必要ではないでしょうか・
問題の定期戦、神奈川西部から車で「伝統の赤と青」の戦いを観に行きました。早めに着かないと連休中は隣の味の素スタジアムでのJ2の試合や各種運動場での試合で駐車場が満車になってしまうので前の慶応と立教戦から会場入り、試合開始からペナルティ連発の罰退が続き、更には選手同士のもみ合いで赤の選手が手を出している光景が…。こりゃあの91番、戻ったら監督、コーチに呼ばれて大変か?見ていた中で、普通に戻って労うように頭にポンと手を当てられ、コーチとは何か少し話した後、そのまましばらくサイドラインの赤の選手の中にいたのは不思議でした。勝手にエンドゾーン前まで青を迎え入れて簡単に最初のTD、その後も長いパスやロングランのTDを簡単に許して0-21.何かおかしなゲームだったのでつまらなくなってハーフタイムで会場を後にしました。会場ではプレーは再現されないので今回騒がれている最初の場面はボールの行方を追ってしまっていて見落としましたが、あとで録画確認するとあれだけボールと離れた所で最初から投げ終わったQBに向かっていては青の鳥内監督もそっちは予想外だったはず。自分がアメフトに魅了されたきっかけは赤のチームの「ショットガン」、1970年代からのチームは最強だったと思います。「ショットガン」では勝てない時代を迎えてから長い低迷期、前年の関東4位から去年は甲子園ボウルを四半世紀を越えて制覇しましたが、これは前年関東4位から這い上がるため今回の監督の言葉通り、勝つためには手段を択ばないチームになったからでしょう。実際多くの退部者を伴った制覇です。しかしながら、「勝って官軍」はこの状況ではまかり通らない!!
確かに日大の内田監督こそ記者会見を開くべきではないかと思うのですがね。監督責任は免れないと思うのが普通ですね
東大、法大、立大の対日大戦を見合わせるとの記事と共に森清之さんのコメント記事も目にしました。
日大付属出身で発言力のあるオードリーがどのような行動をとるのか注目しております