第3Q

さぁ後半。ラムズにはたっぷりとプランを練り直す時間はあった。

RB”トッド・ガーリー”のロングゲインが出て盛り上がるも、やっぱりパント。

この時点でラムズは7シリーズ連続パントというスーパーボウル初の不名誉な記録を打ち立てる!

P”ジョニー・ヘッカー”働きすぎ!

 

苦しいのはペイトリオッツも同じ。またもエデルマンに27ydのパスを通すも、パントで終了。獲得ヤードに差があるも、まだ3点差。いつでも逆転可能のラムズ!

 

・・・と、思ったらまたパント8連続目の記録更新。

しかし、ここでP”ジョニー・ヘッカー”が65ydパントという、またもスーパーボウル最長パント記録を打ち立てる!

おめ!!(゜∀゜)

 

ラムズD#がまだまだ粘る!ペイトリオッツO#を3凡に抑え、これに何としても応えねばならないラムズO#。

ゴフはWR”ロバート・ウッズ”へ18ydのパスを通し敵陣29yd!

このチャンスにゴフは一気にエンドゾーンを狙うパスを敢行!

これはもらった!

しかし、完全に空いていたと思ったら、逆サイドにいたはずのDB”ジェイソン・マコーティー”が猛ダッシュでこれを阻止!

昨シーズンは全敗ブラウンズに居た男が超ファインプレーを見せる!

 

どこまでも固いペイトリオッツD#だが、第3Qの終わりにラムズ反撃。

WR”ブランディン・クックス”とWR”ロバート・ウッズ”へミドルパスを通し、敵陣29yd!

「これはチャンス!」と思いきや、LB”ドンタ・ハイタワー”のサックが炸裂!

 

だが、ようやくラムズはFGを決めて第4Qに試合は振り出しに戻る。

ペイトリオッツ 3-3 ラムズ

第4Q

史上最高のロースコア展開。TDを決めたら勝利のような雰囲気の中で、ラムズが攻める!

RB”C.J・アンダーソン”はファンブルするもボールはサイドラインを出て事なきを得る!

WR”ブランディン・クックス”へ16ydのパスを通しチャンスを得るも、RB”トッド・ガーリー”のランはホールディングを取られ流れを断ち切られる。

ラムズは結局、パント。ヘッカーさん、おつ!

 

競り合いに強いペイトリオッツがここで本領発揮。

TE”ロブ・グロンコウスキー”、WR”ジュリア・エデルマン”へミドルパスを決めて流れを引き寄せる。

そして、敵陣29ydから勝負を決めたブレイディからグロンコウスキーへ29ydのロングパスが炸裂!

やわらかいタッチで放物線を描いたパスは、エンドゾーン手前でグロンコウスキーがギリギリレシーブし敵陣2yd!

ブレイディの嫁の”ジゼル・ブンチェン”もVIPルームで大はやしゃぎ。

 

ラムズD#にTD阻止の期待がかかるも、見事なランブロックの前になすすべなくRB”ソニー・ミッシェル”が待望のTDランを決める!

∩(・ω・)∩Touchdown!

ペイトリオッツ 10-3 ラムズ

 

ここまで来て負けるわけにはいかないラムズO#にようやく火がつく!

QB”ジャレッド・ゴフ”がクックスとウッズにミドルパスを通して、敵陣27yd。

ここから一気にエンドゾーンを狙うも・・

ゴフの目に入ったプレッシャーがパスを狂わせたのか、ショートしてS” スティーブン・ギルモア”がインターセプト!

ペイトリオッツの返しのドライブはFGで終了し、残り時間1:16で致命的な2ポゼッション差がつく。

ペイトリオッツ 13-3 ラムズ

 

ラムズは逆転する可能性が0.1%以下だろうが諦めるわけにはいかない。

残り8秒でFGトライ。これで7点差にして、オンサイドキックに持ち込みたいところだたが、K”グレッグ・ズーライン”の心はもはや折れていたのか、これを外す!

最後はペイトリオッツがスーパーボウル初のビクトリーフォーメーションで試合終了!

ペイトリオッツ、ベリチック&ブレイディの一時代だけスティーラーズにならぶスーパーボウル6回目の制覇!

 

今回も苦しい戦いを強いられたペイトリオッツ。ブレイディは期待に常に応え続けたエデルマンと勝利を祝う。

 

そして、嫁のジゼルと「ぶっちゅー」といっとく。まるで映画。

 

勝利の喜びにHC”ビル・ベリチック”も女を抱く。(語弊あり)

 

MVPはエデルマン。10レシーブ141yd獲得の活躍で勝利に大きく貢献しました。
もはや「痴漢野郎」「ナデルマン」と呼んでいたのは大昔の話。

リターナーのみならずD#にまで駆り出され、ボロ雑巾のようにコキ使われてた男が、MVPになるとは人生分かりません。

[次のページに続く]