▼D#
不安を覚えたのがD#。ギャバートにパス13/16回165yd1TDと1stチームがやられ放題。

クロマティもミリナーもタックルミスするし、DB全体にこれまでの反応の良さが無いです。
特にサイドライン際を抜けられるシーンが多く、LB陣に明らかにスピードが不足してます。

1stチームのサック数は0。ブリッツを仕掛けたところをギャバートに上手くかわされロングゲインをされてました。
前半はプレーコールが悪かったのも原因じゃないでしょうか。QBがヘニーに変わったせいもありますが、後半はジャガーズO#を完璧に封じました。

 

2rdチームの方が反応もよく、敵陣深くでLB#49″ジョジョ・ディクソン”がINTも決めて、従来のJETSのD#が出来ていた感があります。
加えてDB#21″エリス・ランクスター”がいい仕事してました。

 

▼ST
K”ニック・フォーク”が54ydFGを余裕で決めて安定性をアピール。もう正キッカーは決定でしょう。
カンディフはいりませぬ。

 

▼総評
“ジーノ・スミス”と”グレッグ・マッケルロイ”が欠場でサンチェスが第3Q終了まで投げるという予想外の展開。
普通なら3戦目で先発の最終調整に一番多く投げさせるんですが、都合上2戦目に持ってきた感じですね。
次はジーノにずっと投げさせるんでしょうか。

そして去年からJETSのロースターに出たり入ったりするも、初めて第4Qに投げるチャンスを得た”マット・シムズ”。
かつてジャイアンツのQBで、今は解説をしている”フィル・シムズ”の息子です。

2世QBなんてヒドイもんだろうと思ってましたが、意外と良くてFGドライブを演出。
スタッツはパス5/5回73ydとパーフェクト。ケガばっかりするマッケルロイより期待できるじゃないかと思いました。

 

2戦見た限り、オフでウィークポイントだと思っていたWR、TE、OLには問題なし。ブランクがありすぎるホームズが復帰しなくていいんじゃないかと考えてしまいます。
しかし、これまでと逆でD#全体の方に不安が残る状況となりました。

さてさて、激しい先発争いになるかと思ったらサンチェス祭りのプレシーズン。
昨年は1勝も出来なかったプレシーズンに久々に大勝し、ほぼ先発争いは決した感じがしますが、残り2戦でジーノがどこまで挽回できるかが見ものです。

s-Jaguars_Jets_Football_135511_team

:サンチェスのスタッツはパス13/23回169yd1TD,1INT。
大勝したわりに低調です。ダメなドライブと良いドライブの差がありすぎるサンチェスらしさが出てます。

今回もヘマしましたし、まだまだファンの信頼を取り返すのは難しいでしょう。