ダーノルド、霊能力が覚醒か?

Week07のマンデーナイト、いわゆる注目の一戦はジェッツvsペイトリオッツの因縁対決。とはいえ、ここ最近勝った記憶がございません。

しかし、QB”サム・ダーノルド”が復帰した今こそ倒すチャンス!

クビを洗って待っとれや!

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ペイトリオッツ

17

7

2

7

33

ジェッツ

0

0

0

0

0

オフェンス

結果、Week03よりも悪化して大差の完封負け。

QB”サム・ダーノルド”のスタッツは、パス11/32回86yd、0TD、4INT、1ファブル1ロスト。レーティングは3.6 という見た事の無い酷さでした。

パスラッシュに慌ててパス高めに浮いたり、コントロールが乱れたボールを次々とINTされて大爆死。反則の助けを借りてレッドゾーンに数回入るも全てターンオーバーで得点になりませんでした。

ベリチックがパスラッシュでダーノルドを狂わせる戦術を仕掛けてくるのは、火を見るより明らかだったにも関わらず、なぜこうなった?

 

そして、この試合で話題になったのがダーノルドが3回目のターンオーバーの後に言った

「ゴーストが見える」

という発言です。

NFLでは、NFL Filmsの映像コンテンツの製作において、選手にマイクをつけてフィールドでの生の声を拾う事をやっているのですが、ダーノルドが言ってしまった「ゴーストが見える」発言の部分だけが経緯を無視して切り取られ、拡散された事に対してJETS陣営は激おこ。

RB”レベオン・ベル”もツィッターでダーノルドを擁護しています。

 

ダーノルドがペイトリオッツD#に翻弄されて「投げた先にいるハズのレシーバーがいなかった」という意味でゴーストを使ったかもしれませんが、なかなか恥ずかしい発言です。

ハロウィンが近いだけに当分ネタにされるでしょう。それがネタチームであるジェッツのQBの宿命です。

 

ランでは、RB”レベオン・ベル”がキャリー15回70yd獲得と、そこそこの成績を残しました。

しかし、RB”タイ・モンゴメリー”がキャリー2回9yd獲得。RB”ビラル・パウエル”が1キャリー3yd獲得と、今回も出番が無さ過ぎます。二人とも使えないRBでは無いので、出番を増やすことでランのバリエーションを増やしてダーノルドを援護すべきでした。

 

最大の問題はOL。許したサックは1回なれど、ペイトリオッツのパスラッシュに対応できず簡単に抜かれて、ダーノルドはコントロールを失いました。

さらにC”ライアン・カリル”はスナップミスでセーフティーを献上。開幕前に引退した身から復帰させたのですが、正直なところ不要です。

追記

以下のブログからの情報によると「ゴースト」とはアメフト用語の一種で「選手が相手ディフェンスのカバレッジを読むのに失敗した時に時々使われるフレーズだ。読みを間違えて騙されたり、本当はいないはずのプレッシャーをポケット内で感じたりしたことを言う」とのことです。

ダーノルドはこの意図で発言したつもりが、世間的には普通に「幽霊を見た」という発言にとらえられたワケですね。

week7 ペイトリオッツ@ジェッツ Stock Watch – 鯖缶NFL三昧

ディフェンス

ジェッツはLB”C.J・モズリー”が復帰し、パッツはWR”ジョシュ・ゴードン”が欠場。

有利な状況ながらペイトリオッツのファーストドライブで3rdDownを止められず、TDを許します。やはりWR”ジュリア・エデルマン”を止める事は簡単ではありません。(落球したけど)

その後はボチボチ止めるも、なんせ5回もターンオーバーするものだから、そりゃ失点は相次ぎます。

 

この試合の最大のターニングポイントは、第1Q、パッツが敵陣35ydにて仕掛けた4thDown-6ydのギャンブル。

普通ならFGで終わるところを、わざわざ6ydのギャンブルを仕掛けて成功した後、TDに結び付けました。

 

K”マイク・ニュージェント”(元ジェッツ)のFGが信用できなかったのかもしれませんが、ここでもしFGで終えていれば「13-0」の 2ポゼッション差で希望もあったでしょう。

しかし、実際にはTDで「17-0」の3ポゼッション差が精神的に重くのしかかり、もうこの時点でパッツのペースにハマって敗北へ一直線です。

 

パスラッシュも通らずサック0回。平均2秒以内にスローするブレイディを捕える前にOLの差という物を見せつけられました。

OLはパスラッシュを仕掛けてくるD#を正面から体を張って止める必要は無いのです。突っ込んでくる相手を小突いてブレイディへの進行ルートをズラすだけで、スローする時間は稼げるというお手本を垣間見ました。。

パッツOLにまるで闘牛のようにいなされるジェッツのパスラッシュが不憫でなりません。

スペシャルチーム

第4Qに「せめて完封負けを防いでくれ」と願ったとたん、WR” ブラクストン・ベリオス”がパントをマフってターンオーバー。

 

マフった後にTVに抜かれたスタンドのオッサンの顔が、この試合の全てを物語っております。

総評

ダーノルドの「ゴーストを見た」という発言で、昔にやったエイプリルフールネタを思い出しました。

ファンブルは幽霊が原因のことも? 肩こり?
※April fool ネタです 「ファンブルしちゃった」という言葉は、幽霊が憑いた時に広く使われていますよね。小説や漫画、ドラマや映画などで、聞いたことがある方は多いかと思いま

 

ゴーストを見たきっかけに霊能力に目覚めて 霊丸(レイガン)が打てるようになれば、相手D#をナンボでも倒せるのですが、それは叶わぬ夢。

試合前の期待感は第1Qで打ち砕かれ、第3Qには半分寝てしまって、気が付けば天皇即位関連のTV番組を見ていました。

 

一体カウボーイズ戦は何だったのか?ダーノルドのAFC週間オフェンスMVPは夢だったのか?

先週とのあまりの落差に呆然とし白昼夢を見たのは、バッドファンブル&1分間に21失点を見た以来です。
(これを超える悲劇は無いですが)

 

この調子ではもうプレーオフにも届きません。あとは未だ未勝利のイルカさんとの戦いが2回もある事が、ある意味で楽しみです。

もちろん来週の試合も観戦しますが、気持ちはヨソのプレーオフ争いに行っているでしょう。

ジェッツファンの方々、今シーズンもお疲れ様でした

終劇