2軍試合じゃ無かったの?

いよいよプレ最終戦。普通ならば開幕スタメンを下げて、ロースター当落線上の選手たちが生き残りをかけて最後のパフォーマンスをする場なのですが、今年のJETSはセオリーの逆を行きました。

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スコア&ダイジェスト

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  1 2 3 4 T
PHI 0 3 0 7 10
NYJ 3 10 0 3 16

オフェンス

なんとプレシーズン2,3戦目で欠場し、既に開幕先発を発表されている先発 QB#15″ジョシュ・マッカウン” が先発登板。その他RB#29″ビラル・パウェル”やWR#11″ロビー・アンダーソン”、その他OL等も開幕戦さながらの1stチームのメンツが登場。

最近のニュースでトレード候補とされているRB”マット・フォーテ”の出番はなく、報道されているトレード説は本当のようです。

 

マッカウンはTE#88″オースティン・セフィリアン-ジェンキンス” へパスを投げた後にタックルを喰らうと、なにかトラブルが発生したようでサイドラインに下がり、QB#05″クリスチャン・ハッケンバーグ” に交代しました。

しかし、1プレーですぐにマッカウンがフィールドに戻りました。

開幕先発を発表したQBが痛んでもプレシーズン4戦目で続投させる意味が分かりません。

結局マッカウンは、パス6/8回57yd獲得し、第1Q終盤にQB#05″クリスチャン・ハッケンバーグ”へ交代しました。

 

QB#05″クリスチャン・ハッケンバーグ”は、そのまま最後まで投げ切り、本日はQB#09”ブライス・ペティ”の出番はなし。先週の負傷を考慮しての事でしょう。

そのハッケンバーグですが、やはりコントロールが悪い。ロングパスはオーバースローで、ドライブもなかなか続かず苦戦します。

TE#88″オースティン・セフィリアン-ジェンキンス”へのTDパスを決めているのですが、これは先にRB#35″イライジャ・マグワイア”のランでロングゲインし、一気にレッドゾーンに進んだおかげです。

 

これ以外にもレッドゾーンO#はありましたが、WR#89″ジャーリン・マーシャル”へはコントロールが悪くパス失敗。続けてWR#17″シャロン・ピーク”にはオーバースローを投げ、チャンスを潰しています。

ハッケンバーグのスタッツは、パス10/22回105yd獲得1TD、2ファンブル1ロストと今回も期待値を大きく下回りました。

 

なかなかQBに時間を作れないOLにも問題があり、ベテランで頼りにしているG#67″ブライアン・ウィンタース”がDLにあっさりと抜かれたシーンは「それは無いわ」と思いました。

 

とにかく、ハッケンバーグを成長させるにはまだ時間がかるようで、バックアップはQB#09”ブライス・ペティ”にまかせた方が良い気がする残念な結果となりました。