Attack on Titan

勝てばスーパーボウル行き、負ければドラフトが不利になるだけで何も残らない天国と地獄の分かれ道、チャンピオンシップの時間がやってまいりました。

AFCは、全てをなぎ倒す巨漢RB”デリック・ヘンリー”のランで強豪を撃破してきたタイタンズと、50年ぶりのスーパーボウル出場を目指すチーフスの戦いです。

勝つのはヘンリーのランか?それともマホームズのパスか?これはソソるぜ!

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

タイタンズ

10

7

0

7

24

チーフス

7

14

0

14

35

総評

タイタンズは意外にもWR”AJ・ブラウン”のロングゲインからWeek13ぶりにFGを決めて先制。

さらにタイタンズは、チーフスO#をサックで止めると、次のシリーズでは、RB”デリック・ヘンリー”がダイレクトスナップを受けるランでタッチダウン!

 

チーフスがTDを返すも、タイタンズも第2QにTDを返して17-7。タイタンズが優勢に進めてるように見えるも、これまで快進撃を続けてきたタイタンズとの違和感がありました。

そう、RB”デリック・ヘンリー”のランが突き抜けないのです。

 

チーフスは前試合を欠場したDT”クリス・ジョーンズ”が復活。その影響もあるのかタイタンズOLはチーフスDLに押し負けてヘンリーのためのルートを作れないのです。

なので、これまでパス100y以下で勝利してきたタイタンズQB”ライアン・タネヒル”がパスを投げる展開に発展。これこそチーフスの狙い通りの展開でした。

 

さらに徐々にタイタンズD#はチーフスO#を止める事ができなくなり、さんざん揺さぶられた挙句にQB”パトリック・マホームズ”からWR”タイリーク・ヒル”への強烈なTDパスがさく裂!!

 

さらにマホームズの変態的27yd TDランがさく裂!!

・・・改めて見ると、マホームズのランが凄いというより、タイタンズのミスタックルが酷すぎる・・
( ̄Д ̄;;

 

さらにマホームズの超ロングパスTD!

 

タイタンズもラストはパントフェイクからTDを決めて食らいつくも、チーフスの攻撃力の前に敗北。

チーフスがAFCチャンピオンシップを制し、50年ぶりのスーパーボウル出場を決めました。

 

この試合のタイタンズの敗因は、やはりRB”デリック・ヘンリー”のランをOLごとチーフスに止められた事。ヘンリーは、前半12キャリー62ydを走るも、後半は7キャリー7ydと全く走っていません。

QB”ライアン・タネヒル”のパスはヘンリーのランがあってこそ効果があり、ランの支援が無いタネヒルにキャッチアップする力はありませんでした。

 

逆にチーフスO#は、WR”タイリーク・ヒル”やWR”サミー・ワトキンス”へのロングパスやエンドアラウンドでタイタンズD#を上下左右に揺さぶります。

当然、ショートからミドルレンジにはTE”トラビス・ケルシー”も控えており、伏兵としてリターナーのWR”メコール・ハードマン”の存在も無視できなくなっています。

加えてQB”パトリック・マホームズ”まで走るのだから、タイタンズD#は守りようがありません。

 

チーフスは今回も序盤はリードされる展開ながらも前半終了時には逆転し、後半は突き放すのみでした。

どれだけリードされようと、一気に点差を詰めるスピードと破壊力を持つチーフスがスーパーボウルを制覇するのは時間の問題か?

 

 

勝利したQB”パトリック・マホームズ”のスタッツは、パス23/35回294yd獲得、3TD。ランは8キャリー53yd、1TDとチームトップ。

昨シーズンのチャンピオンシップでは、ペイトリオッツにオーバータイムの末に敗れるもののも、今回は横綱相撲でAFCを制しました。

やっちゃえチーフス NFCからスーパーボウルに出場を決めたのはラムズ! その対戦相手を決めるAFCチャンピオンシップは、10年連続地区優勝で8年連続のチャンピンシップ出場という

 

プレーオフに弱いと言われてきたHC”アンディ―・リード”の悲願達成もあと1勝。

今度こそ頂点に届くのか!?

 

 

一方、カムバック賞を受賞しつつ敗北したQB”ライアン・タネヒル”のスタッツは、パス21/31回209yd獲得、2TD。

悪くないスタッツですが、先のプレーオフ2試合では100yd以下のパスで勝利してきた男が200yd投げると負けます。

ドルフィンズからトレードで出され、シーズン中盤にQB”マーカス・マリオタ”から先発を奪いここまでチームを牽引してきた手腕は世間の評価を変えました。

プロボウルに繰り上がり出場となり来シーズンの活躍も期待されますが、その一方でマリオタの去就も気になる所です。