ディフェンス

本日は不調のD#陣。ブラウンズO#にパスもランもバランスよく通され、再三レッドゾーンに侵入されます。
とにかくパスラッシュが通らない。サックがILB#56″デマリオ・デービス”の1回のみで、DE#92”レナード・ウィリアムス”とDE#96”モハメド・ウィルカーソン”の元ドラ1の不振が足を引っ張っています。
さらに今年ドラ1のS#33” ジャマール・アダムズ”まで、この試合は精彩を欠きました。

 

そんなダメダメなD#でもロースコアに抑えれたのは、もうブラウンズのおかげとしか言いようがありません。

まずQB#07″デショーン・カイザー”が敵陣3ydでRBにピッチするプレーにRBがボールをレシーブできずファンブルロスト。
さらに、敵陣4ydからTDを狙ったパスをFS#26″マーカス・メイ”がINT。
さらにさらに、FGを2回外すダメっぷり。
さらにさらにさらに、第4Q開始直後にFGを決めたら同点になるのに関わらず、敵陣4ydでの4thDown-2ydのギャンブルを見事に失敗してターンオーバーとなります。
どう考えても慌てて逆転するより、まず同点にする状況でしょう。このクレイジーな采配もブラウンズの敗因です。

QB#07″デショーン・カイザー”に関してはプレーが荒く、安定性がありません。プレシーズンでいい噂を聞いたのですが、まだフィールドに出すには早いでしょう。おそらくジェッツのQB”クリスチャン・ハッケンバーグ”も今、フィールドに出すとこんな感じになると思います。

 

カイザーは後半は下げられ、代わりに投入されたQB#08″ケヴィン・ホーガン”はプレーが洗練されていて恐ろしくまともなQBでした。ミドル以上のパスをホイホイ通す上にスクランブルでかなり走られます。

しかし、CB#21″モーリス・クレイボーン”にINTされ、これをきっかけにジェッツは逆転。ホーガンはジェッツにモメンタムを渡すミスを犯しましたが、彼を最初から出されていたら大差で負けていたでしょう。

なぜブラウンズはホーガンほどのQBがいるのにカイザーを先発で使い続けるのか、大きな謎を残しました。おそらく次戦はホーガンが先発するのではないでしょうか。

 

あと、ジェッツD#が最後に緩く守って時間を潰すシーンで、時間が1分以上余ってるのに簡単にTD取られてしまったのは喝です!気持ちまで緩んでどうするねん!?

スペシャルチーム

K#07″チャンドラー・カタンザーロ”が前半ラスト1秒でギリギリFGレンジにはいり、57ydのFGを決めたはナイスでした。これでリードして後半に入れたことは大きかったです。

しかし、STのMVPは2度のFGを外したブラウンズK#05″ゼイン・ゴンザレス”でしょう。

 

パントリターンは今宵もWR#14″ジェレミー・カーリー”が平均8yd。WRでも活躍し、本当に戻ってきてくれて良かったです。

総評

ジェッツが勝ったというより、ほぼブラウンズに救われた内容で3連勝。もはやクリーブランドに足を向けて寝れません。

いよいよ来週は4連勝を賭けて怨敵ペイトリオッツとの試合です。ただ今3勝どうしの同率なので、互いの優劣をつける今シーズンのターニングポイントとなります。

今回のような内容だと確実に敗北ですが、ペイトリオッツ戦はジェッツのホームでの試合ですので、傾向からすると調子はロードであったブラウンズ戦よりも良いと思います。

しかしながら、グロンコウスキーにはもう1週ぐらい休んでくれることを期待します。
(他力本願)