今こそ討つ!

開幕前、「ジェッツは前半のスケジュールがキツすぎて、シーズン中盤には ほぼシーズンエンドしてるだろう」と言われていましたが、予想に反して強敵をバッタバッタと倒しまくって、5勝2敗と好調です!

そして、いよいよ怨敵ペイトリオッツとの対戦を迎えました。

 

ジェッツがペイトリオッツに最後に勝利したのが2015年の12月、オーバータイムのコイントスのミスに乗じて どさくさに紛れて勝利しました。

クレイジーには理由がある こんにちワイルドカードプレーオフ、放談の時間です。 先ほどUPした記事 NFL2015シーズン Week16 ペイトリオッツ戦 にてオーバータイムでの

 

今回はガチンコで勝てる可能性があり、首位のビルズを相手するよりも、ある意味で重要な試合です。

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開始時間

日本時間:10/31(月) 2:00 キックオフ

放送:GAME PASS

事前情報

ペイトリオッツの先発QBは”マック・ジョーンズ”が濃厚

ペイトリオッツは先週の試合で復帰したQB”マック・ジョーンズ”(以下、マクジョ)を早々に降板させ、QB”ベイリー・ザッピー”を出すものの敗北しました。

最新のニュースでは、マクジョがインジャリーレポートから名前が消え、現地水曜日の練習は90%をトップチームと練習していた事から、マクジョの先発が濃厚です。

WR”イライジャ・ムーア”が出場予定

先週、レシーブ機会が減ったことからトレードを要請し、さらに試合を欠場したWR”イライジャ・ムーア”がペイトリオッツ戦には復帰する模様です。

HC”ロバート・サラー”と話し合いが行わたようで、一旦関係は修復したようです。

 

先週、主力を2名失っているので、ムーアはペイトリオッツ戦で重要な戦力になります。

インジャリーリスト

最新は以下のリンクを参照

https://www.newyorkjets.com/team/injury-report/

[2022/10/29 更新]

ジェッツ

WR”コーリー・デイビス” :OUT

→要所でロングゲインを見せてきたエースWR”コーリー・デイビス”がOUT。

これはさらに厳しい状況になりました。

ペイトリオッツ

C”デビット・アンドリュース”:OUT

DT”クリスチャン・バルモア”:OUT

→ペイトリオッツは先発Cと控えNTがOUTとラインが弱まる状況。

とくにアンドリュースの欠場は連携に響くでしょう。

どうなるペイトリオッツ戦

悲しい事にジェッツの好調をけん引してきたRB”ブリース・ホール”とOL”アライジャ・ベラタッカー”の両者が先週の試合で負傷し、シーズンエンドしました。

嘘だと言ってよ、マジで ブロンコス戦のレポートを書く前ですが、速報をお伝えします。 ジェッツ好調の原動力であるRB”ブリース・ホール”とG” アライジャ・ベラタッカー”の2名が

 

先週、ペイトリオッツが負けたベアーズ戦を見る限り、ペイトリオッツの欠点はランD#。

後半は特に外側のランに対応できずにズルズルと時間を使われゲームをコントロールされました。

ランがあるから時折投げるQB”ジャスティン・フィールズ”のロングが決まり、未熟なQBがキャッチアップを焦ってベアーズのペースにハマった感があります。

 

ジェッツはランとD#の強さで勝ってきただけに、この2名の欠場は非常に痛いです。

しかし、ジャガーズから獲得したRB”ジェームズ・ロビンソン”がキープレイヤーになると睨んでいます。

ジェームス・ロビンソン
今シーズンはあきらめるわけにはイカンのじゃ 前回のニュースでお伝えしたとおり、ジェッツの快進撃を支えてきた主力2名のシーズンエンドが決定。 ジェッツはテコ入れのために新たなRB

 

RB”ブリース・ホール”のランは細かいカットはせず長いストライドで一気に加速して突き抜け、相手D#を置いていく感じです。

しかしベアーズ戦を見た限り、ペイトリオッツにはロビンソンのような相手D#に当たり負けしないパワーがある方が効果的な気がします。

 

体型やスタイルからして元ジャガーズの名RB”モーリス・ジョーンズ=ドリュー”を思い出しました。

ロビンソンは昨シーズン 負傷で活躍できませんでしが、今シーズンはランとレシーブを合わせて4TDを記録する活躍をしており、ジャガーズが6巡という格安でトレードしてくれた事は運命と思い込んでいます。

ただ、短時間でジェッツのプレーブックをどこまでインストールできるのかが問題ですね。プレーが限定される事は否応なしです。

 

とにかくパッシングシュチュエーションになるとLB”マット・ジュドン”の存在が恐怖です。

昨シーズンQB”ザック・ウィルソン”を長期欠場に追い込んだ選手であり、今シーズンは既に8.5サックを記録しサック数1位の好調ぶりです。

野性味のあるパスラッシュに磨きがかかっており、ジェッツのOLでジュドンを封じるのは難しいでしょう。下手すればまた負傷者を出しかねないクラッシャーと見ています。

 

なんとしてもロビンソン&”マイケル・カーター”に加えてWR”ブラクストン・ベリオス”の多彩なランでジュドンに的をしぼらせない事が重要でしょう。

 

ここまで書くと分かると思いますが、QB”ザック・ウィルソン”のパスには期待していません。

彼は機動力でパスラッシュから逃げ、これまでどおり無理投げせずに試合を壊さなければOKです。

そのためにも前半からリードされる展開は避けたいところです。

 

 

一方、ペイトリオッツのオフェンスですが、先週ベリチックは重大なミスをやらかしました。

それは復帰したばかりのマクジョを早々に変えてしまったこと。

 

マクジョも自分が欠場中、ザッピー君に活躍されて精神的な焦りもあったでしょう。

序盤、レシーバーが空いてるのに思い切って投げ込めないのはミスを恐れて慎重になりすぎた感があります。

そして3シリーズ目にインターセプトされてザッピー君に交代。このシーン、私ですらマクジョの気持ちを考えると辛かったです。

ベリチックもせめて前半はマクジョで通すべきだったでしょう。インターセプトした後もまだ使い続ければマクジョも「信じてくれている」と勇気づくものを、ザッピー君に交代する事でメンタルが崩壊するのは想像できる事ではないでしょうか。

 

ときどきファンが「QBを変えろ!」と言っても、HCはかたくなに変えないシーンを見ますが、これも信頼関係を重んじての事かと思います。

それでもベンチで腐らずに振る舞うマクジョの姿に悲哀を感じました。

 

もしザッピー君がペイトリオッツを勝利に導いていたら、結果を重視して今後もザッピー君が先発となっていたと思いますが、現実はザッピー君は後半無得点によりペイトリオッツは敗北。

ベリチックは試合後のインタビューで「元から二人のQBを使う予定。点差が開かなければ、再びマクジョを戻すつもりだった」と言いましたが、チーム内では「そんなの聞いてないよ~」となったらしいです。

 

ジェッツ戦は再びマクジョが先発するらしいのですが、彼の心情は「またチャンスを与えられたので頑張る!」とポジティブなのか、「失敗したら降ろされる~」とネガティブなのか、この一週間で彼の心がどれほど回復しているか気になるところです。

 

まぁジェッツ側としてはネガティブの方がありがたいですけどね。

とにかく、ベリチックに揺さぶられた両QBのメンタルが試合の勝敗を分ける大きなカギになる事は間違いありません。

 

 

アナリストの予想では、以下のとおり両者互角と見られています。

 

個人的には、戦力が欠落しても直ぐにバランスを取って立て直す百戦錬磨のベリチックより、2名の主力を失いOLの弱体化が進むジェッツの方がかなり不利と見ていますが、この試合でジェッツが勝利すれば3勝差+直接対決のアドバンテージで実質4勝差となります。

これは勝ちたい!!アンチNEのみんな、オラに力をわけてくれ!!

今週の勝利への金言

絶対に勝て!

以上