やはり予想外の展開

NFL2022シーズンの17週(16試合)のうちWeek08まで終了したので、Bye Weekを挟んだチームがあるものの とりあえず前半戦終了となります。

ここまでの全地区の状況を振り返りましょう。

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AFC東(AFC EAST)

EAST

ビルズ

6

1

ドルフィンズ

5

3

ジェッツ

5

3

ペイトリオッツ

4

4

圧倒的な強さを見せるビルズもドルフィンズ相手に1敗しており6勝。Bye Weekがあったため他のチームより1戦少ないので1敗です。

すぐ後を追撃するのが、なんと我らがジェッツ!そして、QB”トゥア・タゴバイロア”が脳震とうから復活することで調子を取り戻したドルフィンズです。

 

ペイトリオッツも最下位とはいえ4勝であり、シーズン後半にビルズとの2戦を残しているため、まだまだ逆転可能です。

負け越しているチームは無く、油断できない近年めずらしい混戦状態です。

AFC北(AFC NORTH)

NORTH

レイブンズ

5

3

ベンガルズ

4

4

ブラウンズ

3

5

スティーラーズ

2

6

首位レイブンズは5勝。その後を1勝差で追うのは、昨シーズンはスーパーボウルに出場したベンガルズ。

ブラウンズは3勝ですが、今週はベンガルズとの直接対決を制して連敗地獄を脱出したので今後に期待です。

 

2勝スティーラーズも、LB”T.J・ワット”が復活すれば調子を戻せるか?

まだまだどのチームにも地区優勝のチャンスがあります。

AFC 南(AFC SOUTH)

SOUTH

タイタンズ

5

2

0

コルツ

3

4

1

ジャガーズ

2

6

0

テキサンズ

1

5

1

毎年、混戦のAFC南は逆に格差が発生。

タイタンズは今週、QB”ライアン・タネヒル”を欠きながらもRB”デリック・ヘンリー”のランでテキサンズを粉砕して5連勝で地区首位に。

 

コルツは3勝で追撃するも、頼みのQB”マット・ライアン”が降格させるほど不振。

2年連続でドラフト全体1位を獲得したジャガーズも未だ2勝で苦戦しています。

 

もはや今シーズンもタイタンズの地区優勝が濃厚となってきました。

AFC 西(AFC WEST)

WEST

チーフス

5

2

チャージャーズ

4

3

ブロンコス

3

5

レイダーズ

2

5

どのチームも大型補強で開幕前は「修羅の国」と呼ばれていたAFC西もフタを開ければ予想通りにいかない模様。

チーフスは5勝と首位を守るも、QB”ラッセル・ウィルソン”を獲得したブロンコスがオフェンス不振で苦戦中。

 

レイダースもWR”デボンタ・アダムス”を獲得するも、今週はセインツに完封負けして未だ2勝と苦しんでいます。

個人的には4勝チャージャーズに頑張って欲しいところです。

NFC 東(NFC EAST)

EAST

イーグルス

7

0

ジャイアンツ

6

2

カウボーイズ

6

2

コマンダース

4

4

数年前に負け越しプレーオフを出した最弱地区が、今年はえげつない事になっています。

イーグルスが7勝で唯一の無敗チーム。

 

後を追うジャイアンツとカウボーイズも6勝で他の地区に行けば余裕で地区首位になる修羅の国となっております。

最下位コマンダーズも4勝であり、AFC東と同じく負け越しチームがありません。

 

いわずもがな後半の直接対決は死んでも負けられません。

NFC北(NFC NORTH)

NORTH

ヴァイキングス

6

1

パッカーズ

3

5

ベアーズ

3

5

ライオンズ

1

6

パッカーズが泥沼の4連敗で不振の中、バイキングスが6勝をあげて圧倒的な差で首位をキープ!

バイキングス新HC”ケビン・オコネル”は元ペイトリオッツのQBであり、ジェッツがペイトリオッツの情報欲しさにライオンズ経由で引き抜いた後ろ暗い思い出がありますが、よくここまで成長してくれました。何かうれしいぞ。

 

そしてライオンズが未だ1勝と苦しい状況。ゴフはもうダメかな・・・。

NFC 南(NFC SOUTH)

SOUTH

ファルコンズ

4

4

バッカニアーズ

3

5

セインツ

3

5

パンサーズ

2

6

バッカニアーズが圧倒的優位かと思ったら、ブレイディが20年ぶりの3連敗で大ブレーキ。

”トッド・ボウルズ”のHC就任や、妻”ジゼル・ブンチェン”との離婚などフィールド内外に問題を抱えまくったら、さすがのブレイディ様も苦しいか。

 

しかしながら首位のファルコンズが4勝であるのが救い。

QB”ベイカー・メイフィールド”を獲得したパンサーズが2勝で予想外の苦戦。

WR”ロビー・アンダーソン”やRB”クリスチャン・マキャフリー”など主力をトレードに出して既に再建モード化と思いきや、バッカニアーズに勝利してまだまだ地区優勝の可能性があります。

NFC 西(NFC EAST)

WEST

シーホークス

5

3

49ナース

4

4

ラムズ

3

4

カーディナルズ

3

5

開幕前にファンは「捨てシーズン」だと嘆いていたにも関わらず、良い意味で予想を裏切ったのはシーホークス。

QB”ジーノ・スミス”が当たり、5勝で単独首位をキープ。後を追うのが49ersで、昨シーズンの王者ラムズとカーディナルスが苦戦するも、首位とは2勝差でまだまだ射程圏内です。

シーズン後半の直接対決がカギになるでしょう。(当たり前)

総評

AFC東とNFC東が勝率TOPの激戦区になるとは、誰が予想できたでしょうか。

そして、ブレイディ、ロジャース、ラッセル・ウィルソン、マット・ライアンなどのベテランQBが苦戦しており、世代交代の波を感じます。

 

それにしてもシーズン前半で死に絶えると思われていたジェッツが5勝もしているのが、近年で一番の異変ですね。

後半戦も厳しい相手が控えていますが、なんとか勝ち抜いて久々のプレーオフ進出に期待したいところです。